2019年6月,7月のSteamVR無料ゲーム体験記:今月は多めな合併号

VR-VirtualReality

SteamVRのフリーゲームプレイ連載です。6月分(5/1~31)は不作が続いたこともあり、お休みとさせていただきました。今月は2ヶ月分の合併号でお届けします。バックナンバーは以下からどうぞ。

 ダウンロードが無料のもの、早期アクセスゲーム、デモ版で無料のものに限定して紹介しています。
【HTCVIVE】SteamVR無料ゲーム体験記:17~19年 バックナンバー
『HTC Vive』『Valve Index』などで使えるSteamVRのフリーゲームを毎月紹介しています。(現在150作品程度)無料作品に限ってプレイしているので気になったら直ぐに試すことができます。現在は毎月更新となっています。
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第1位 Valveの公式新作!5本の指で自由にアクション!

Aperture Hand Lab

価格:無料
リリース日:2019年6月26日
体験時間:15分程度
プレイスケール:ルームスケール

Valve社がIndexの発売に合わせて開発した技術デモのようなゲーム。名作『Portal』の世界観で新開発された指モーションを試すことができます。

基本的にはValveIndexに付属しているコントローラーを使うのがベストですが、HTCVIVEの標準コントローラーやOculusでもプレイ自体は可能です。

様々なギミックが取り入れられたロボットの指示通りにアクションを起こします。中にはリアルタイムのジャンケンやビジネス的な握手、ハイタッチなど従来では実現が難しかったコミュニケーションも取り入れられており、技術の進歩を感じます。

現在の段階ではValveIndexが入手できないので標準コントローラーでの体験になりますが、十分未来を感じることができました。是非、Index入手後にもう一度プレイしたいものです。

グラフィック面は流石Valve純正アプリということもあり、凄まじいクオリティです。注目したいのは業界トップクラスの解像度と品質でありながら、GPU使用率は非常に低いことです。

処理の最適化が進んでいるので一般的なVRゲームの半分ほどの負荷で稼働しているように感じました。このクオリティをミドルスペックPCでも体験できるのは感動です。

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第2位 スパイダーマン新作!空を飛びヴィランを倒せ!

Spider-Man: Far From Home Virtual Reality

価格:無料
リリース日:2019年6月25日
体験時間:15分程度
プレイスケール:着席・立位

ファーフロムホーム公開記念に作られたフリーゲーム。スパイダーマン本人になりきって自由に街を滑空できます。チュートリアルも丁寧でわかりやすい。更に、VRゲームとしては珍しく完全日本語対応です。

操作は中々難しくなれるまで満足に飛べませんが、簡易モードも搭載されているので安心です。また、酔い防止用に移動時は画面が縮小(半暗転)するカスタムも選べるのでVRに弱い方でもプレイできます。

本作はストーリーモードがあります。通常の街を自由に移動しているとヴィランが出現。ピーター・パーカーが出撃します。中々ハイクオリティでテンションがあがります。

岩石で覆われた巨大ロボを討伐します。子機を倒し、本体の岩石をクモ糸で剥がします。クモ糸は攻撃にも使える便利な道具。

途中蜘蛛の巣を作って敵を足止めしたり、タイミングを見計らって攻撃したりとかなりアクション性が高い作品です。さすが公式ゲームといったところ。操作が難しくて慣れるのに時間がかかることだけが難点です。

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第3位 ムンクの叫びをホラーテイストに表現した異色作

The Scream

価格:無料
リリース日:2019年6月20日
体験時間:15分程度
プレイスケール:立位・ルームスケール

『叫び』というタイトルのこのゲーム、日本語名は『ムンクの叫び』です。美術館におかれたムンクの叫びと共にプレイヤーは摩訶不思議な悪魔の世界へ誘われます。

絵に触れることで異変がスタート。徐々に世界が赤の世界に侵食されます。

気がつくと世界の果てのような場所に。火山が噴火し、大地は暗闇に飲み込まれます。この時点ではまだ神秘体験的なノリでワクワクとプレイしていました。

美術館に戻ってくると、今度は悍ましいBGMと共に世界が黒に侵食されます。そして奥に死ぬほど怖い謎の銅像が出現。更に霊体のヴォルデモートのような物質が飛び回ります。

ここでようやく「ガチガチのホラーじゃん」と気づいた筆者。半泣きになりながらレビューのために続きをプレイ。

この辺から怖くてスクショが全然撮影できていないのですが、銅像が近づいてきます。これを手で触って破壊しないといけないのがマジで苦痛だった…。

そのまま歯車やら、ムンクの前後作やらを鑑賞してゲームは終了。後半は怖くて覚えてないのですが、世界観は非常に没入感が高く素晴らしい出来でした。…もうプレイしたくないけどね。

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第4位 ポップなクライミング体験!アクション強め

Don’t Look Down

価格:デモは無料
リリース日:2019年4月19日
体験時間:15分程度
プレイスケール:着席・立位

崖登りと掴みでステージを攻略するアクションゲーム。プレイヤーはボルダリングやロッククライムのような形式でゴールを目指します。

5月に紹介した『Adventure Climb VR』とシステムは同じですが、敵を攻撃するギミックやアーマーアイテム(ライフのようなもの)が装備できたり、レーザーで攻撃できたりとアクション性が増しています。

2019年5月のHTCVIVE:SteamVRのグッドな無料ゲーム7選
毎月紹介してる新作のVRゲーム連載コーナー。使用機器はVIVEPROです。主にSteamVRのゲームを掲載しています。今回は『惑星でパズルゲームを楽しむVR』や『圧倒的ロッククライミングゲーム』などがクオリティも良くプレイしていて楽しかったです。

また、広大な世界をプレイする方式ではなく短めのステージ制システムですので休憩も取りやすくミニゲーム性が強い。敵キャラや移動ギミックも豊富なので長く遊べそうです。

本来は有料ゲームですので無料版では序盤2ステージのみプレイできます。見た目以上にゲーム性が面白いので興味を持ったら一度デモをプレイしてみてください。

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第5位 アリスのような世界に誘われるファンタジーVR

Beyond the Stars VR

価格:無料
リリース日:2019年6月5日
体験時間:10分程度
プレイスケール:ルームスケール

アリス』のような神秘体験ができるシミュレーションゲーム。学校の教室内に突如出現したカバンに擬態した魔法の絨毯?に案内されて異世界へ旅立ちます。

杖を持ち、何処かもわからない美しい洞窟を旅する世界観はファンタジーそのもの。途中で現れる光る石版や紋様のギミックも非常に細かく作られています。

体験自体は10分程度の短いものですが、世界の美しさはピカイチ。雰囲気系ゲームファンとしては高得点をつけたいゲームでしたし、続きが気になります。

注意点としては、当環境ではサウンドが出なかったのが残念でした。通常は出るものなのでしょうか?プレイしてみた方コメントしていただけると有り難いです。

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第6位 永遠に脱出できない洞窟を彷徨う…

Blautopf VR – Geheimnis der Lau

価格:無料
リリース日:2019年6月6日
体験時間:1時間以上
プレイスケール:立位・ルームスケール

アホみたいにプレイ時間が掛かるフリーゲーム。攻略型のフリーゲームとしてはベスト3に入るぐらい時間がかかったのではないだろうか…。若干ホラー要素ありです。

プレイヤーは水中をシュノーケルで探索している途中に遭難します。シュノーケリング体験だけなら美しくてキレイなゲームで終わったのに…。

真っ暗闇の洞穴にたどり着いたプレイヤーは出口を探して真っ暗な洞窟を彷徨います。これが恐ろしいぐらい広大でギミック多めなんです。

ライトで照らして道を探したり、アイテムを見つけて指定の場所にはめ込んだり、とにかくアクションが多い。途中で何度も亡霊らしき敵に襲われるので懐中電灯で撃退しないといけません。

一時間ぐらいプレイしていると『洞窟から出れない恐怖』に襲われてリアルに怖くなってくるのがVRの凄いところ。夢にでてきそうです。

最終的に後半で選択肢が現れて左側を選びました。結果、筆者は脱出できずにエンディングを迎えてしまったのですが、右側を選んでいたら脱出できたのでしょうか…。セーブも無いので二度プレイする気は起きず。

プレイしたユーザーがいたらクリアできるか、脱出できるのか教えてほしいです。なおグラフィックはピカイチで非常に美しいです。その分めっちゃ怖いので注意。あと、シュノーケルステージはちょっと酔います。

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第7位 死の島を再現した美術的なVR

The Isle of the Dead

価格:無料
リリース日:2019年6月20日
体験時間:10分程度
プレイスケール:立位

アルノルト・ベックリンの芸術作品『死の島』をVRで表現したもの。ダリのVR化以降ムンクやら死の島やら芸術のVR体験作品が増えている印象です。本作品は徐々にカメラワークが前に進む体験のゲーム方式となっています。

なんの変哲もない日常から物語ははじまります。ラジオが聞こえ、世界は穏やか。窓の向こうにはビルも見えます。

しかし、突如世界が崩壊しはじめあたり一面は海になります。ハリボテ感のある家の壁面を取っ払うと大海原でした。

まだ晴れていて世界は明るいのですが、そのまま暗黒の死の島へとプレイヤーは誘われます。天候も徐々に悪くなり、不穏な空気が漂います。

言葉で表現するのが難しい世界観ですが、死の島の絵を見たことがあるなら、その再現度に感動するでしょう。

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ランク外の惜しいゲーム

Virtual Hero VR

価格:無料
リリース日:2019年6月17日
体験時間:15分程度
プレイスケール:立位

オタクゲーマーが眠っている部屋で様々なギミックが楽しめます。触って起こしてみたり、周辺にあるアイテムを投げてみたり、VRゲームの世界に入ってみたり…色々できます。

部屋の設置物の殆どを持ち上げることができるのも凄い。かなりの数があるし、奥に設置されている3Dプリンターの中へ投げ込めば複製することだって可能です。かなり自由度が高い。

これによってコインを複製して後ろに設置されているアーケードゲームを無限にプレイすることもできたりと、ギミック同士が繋がっているのも特徴です。

背面の扉付近に設置されているデンジャーボタンを押すとアイテム全てが無重力に浮遊するオマケ要素もあります。

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Saloon VR

価格:無料
リリース日:2019年5月30日
体験時間:15分以上
プレイスケール:ルームスケール

荒野のバーテンダーとなり、お客の要望に答えてスピーディーにドリンクを作るよくあるバーテンゲーム。他のものよりシステムが単純でわかりやすいのが特徴。

ドリンクも基本的にはゴチャゴチャ混ぜる必要もないし、活字や音声でオーダーされることもなく、絵と色が吹き出しで現れるので英語ができなくても大丈夫です。

個人的に面白かったシステムが、手配犯が来た際には混ぜものをして撃退するというシステム。なかなか攻撃的なアイデアで面白い。

遠くの客にはスライドさせて届ける従来のバーテンゲー爽快ポイントもあり。普通に楽しいので一度プレイしてみてほしい。

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Aliens Attack VR

価格:無料
リリース日:2019年6月8日
体験時間:15分程度
プレイスケール:着席・立位

銃とバキュームで敵を撃破するアクションゲーム。基本的に動かないタイプの全方向型防衛ゲームとなります。部屋が狭くても大丈夫。

敵の種類によって効く攻撃が違うので、見定めて銃で攻撃か、引き寄せて弾くか選択しながら戦います。序盤から鬼のような難易度なのでクリアは相当難しいです。

一応ゲームオーバー時にスコアが表示されますが、一瞬で敵に占領されてしまうのでゲームとして成立せず悲しい展開に。私が下手なだけだろうか…。敵が多すぎる。

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Epic Food Fight VR

価格:無料
リリース日:2019年5月31日
体験時間:20分以上
プレイスケール:着席・立位・ルームスケール

シューティングバトルゲームですが、撃ち込む弾が食べ物になっているユニークなゲームです。開発はEpic社ということもありクオリティは高め。

一見教育系ゲームの見た目に見えますが、食べ物を撃ち込んで破裂させるような世界観は結構残酷。敵もチョロチョロ動き回るので爽快感はありません。

無駄に遠視スコープ機能あったりと射撃システムは凝っているのでスナイパーゲームのような印象でした。

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Trickster VR: Horde Attack!

価格:無料
リリース日:2019年6月21日
体験時間:15分以上
プレイスケール:立位・ルームスケール

TITAN SLAYERを全方位にして可愛くしたようなゲーム。若干ポップなゴブリンが全方位から襲ってくるので防衛しながら戦います。基本的には剣と盾で身を守りながらWaveを耐え抜きます。

装備の強化や修練も行えるようです。無料のわりに幅広い。アップグレードや装備品変更で弓も使えます。表現はちょっとグロいので耐性がない人は注意です。

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Adagio

価格:無料
リリース日:2019年5月24日
体験時間:5分程度
プレイスケール:着席・立位

5分程度で終わる映像体験。ゆっくりスライドする世界を鑑賞します。ホタルが輝く夜明けの草原は非常に美しい。

最終的に女性の形をした銅像の元にたどり着き、中から亡霊らしきものが現れて映像は終了します。謎多き神秘体験といったところでしょうか。

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The Copper Canyon Shoot Out

価格:無料
リリース日:2019年4月30日
体験時間:15分程度
プレイスケール:着席・立位

二丁拳銃でハリウッドを攻略するガンアクションゲーム。敵が全て機械人間なのも特徴です。本作品はVRガンアクションゲームとしては珍しく移動方式が採用されており、ワープで移動することができます。

ゲームシステムは通常通りですが、回復アイテムがあったり拳銃をリロードする必要があるタイプです。

全体的に良く出来ていますが、とにかく操作性が悪いのでプレイは不快なのが残念なところ。後からワープ移動を実装したのかなかなか反応しないのでストレスがたまります。

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Homeward Duck

価格:無料
リリース日:2019年5月8日
体験時間:10分程度
プレイスケール:ルームスケール

プレイヤーは巨大な宇宙人となり、疑似宇宙で様々なギミックを楽しむことができます。右手に抱えているパンのような物を無重力空間に投げれば宙を浮いているカモが近づいてきます。

カモがパンを食べる度に大きくなったり、他の小さな宇宙人が干渉してきたりと細かなイベントが多いミニゲームのようなソフトウェアです。全部見ても10分ぐらいで終わると思います。

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AIRA VR

価格:無料
リリース日:2019年1月31日
体験時間:15分以上
プレイスケール:立位・ルームスケール

近未来を舞台にした防衛系ゲーム。銃と弓を使って迫りくるロボから基地を防衛します。射撃防衛がメインのゲームですが、移動は自由にできるので好きな位置から攻撃できます。

一応オートパイロットの防衛システムも味方にいるので、ある程度失敗してもクリア可能。難易度は低めです。弓しか攻撃が通らない敵もいるので武器は都度切り替える必要があります。

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この記事のライター

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ENDSTART編集部メインライター。専門分野は中華ガジェット、PCハードウェア&自作相談、VR全般、スマートフォン、MMOゲームなど。
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