【HTC Vive】ベストVRフリゲーランキング:2018年総集編

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VR-VirtualReality

毎月リリースされるVRフリーゲームをセコセコとプレイしている私。2018年は合計80作品(記事で紹介しなかったものを含めると120ぐらい)のVRゲームをプレイしました。一応毎月記事にしているのですが、年始企画として2018ベストVRフリゲーランキングを作ってみることにしました。

このコーナーは、いつも励ましのコメントをくださる皆様によって支えられています。ありがとうございます。個別の記事は下記リンクからどうぞ。

【HTCVIVE】SteamVR無料ゲーム体験記:17~20年
『HTC Vive』『Valve Index』などで使えるSteamVRのフリーゲームを毎月紹介しています。(約9万字 現在160作品程度)無料作品に限ってプレイしているので気になったら直ぐに試すことができます。現在は毎月更新となっています。

第10位 圧倒的宇宙体験!リアリティが半端ない

タイトル:Home – A VR Spacewalk
掲載月:2018年01月
ジャンル:宇宙飛行士シミュレーター

宇宙船の修理士を体験できるハイクオリティなゲーム。船内から船外へ出るところや安全ロープの取り付け、無重力移動など非常にリアルな宇宙体験ができます。

宇宙をテーマにしたVRソフトウェアはたくさんありますが、まずお勧めしたのがこのゲームです。没入感が段違い。その分多少の酔いとも戦う必要があるのですが…。

2018年1月の時点ではかなりの高評価でしたが、1年経った今考えるとそこまでではなかったので、10位に落ち着きました。

第9位 映画のようなファンタジー世界でシャーマン体験!

タイトル:The Bond
掲載月:2018年11月
ジャンル:ファンタジーアドベンチャー

ディズニー映画みたいな世界をVR視点で眺めることができるショートVRムービー。動物の視界をジャックできるシャーマンの物語を体験できます。

動物の視界を借りて地上を滑走したり、空を自由に飛んだり、虫になって巨大な人間を観察したりと幅広い世界を見ることが出来ます。(視界ジャックは激酔い注意)

ゲームというよりは映画を見ている感覚に近いです。SFファンタジー好きは絶対プレイするべき。

第8位 オアシスの世界に飛び込め!スピルバーグの傑作

タイトル:Ready Player One OASIS beta
掲載月:2018年05月
ジャンル:アクション・シューティング

4つのミニゲームが収録されている複合型ソフトウェア。映画”レディプレイヤーワン”の舞台をベースに制作されています。公式が監修していますが、ゲーム内容は別物と思ったほうが良いです。

映画のような体験ができると思ったプレイユーザーが多かったこともあり、評価がかなり低くなっていますがゲーム内容は非常に完成度が高い。無料でプレイできるモノとしてはトップクラスのシステム・グラフィックです。

レディプレイヤーワンとして発表しなければかなりの高評価になったこと間違いなしの惜しい作品。是非一度プレイしてみてほしいです。

第7位 歴代スポットライトシリーズ最高傑作!海の物語

タイトル:Google Spotlight Stories: Age of Sail
掲載月:2018年12月
ジャンル:トゥーンレンダリングVRムービー

Googleが定期的に発表しているVRムービー”スポットライトストーリーズ”の新作です。たぶん10個ぐらいあります。中でも本作は歴代最も心に響いた作品かもしれません。

小さな船の船長と、一人の少女の物語。起承転結が12分で綺麗に纏められており、ショートムービーとしての完成度はかなり高い。他サイトのレビューでも”映画”として扱われています。

本作はアカデミー賞監督が指揮をとっていることもあり、意欲作としても注目されている有名な作品です。

第6位 まさかのホラーがランクイン!圧倒的なスケール

タイトル:Caliban Below
掲載月:2018年07月
ジャンル:ホラー・探検

私は女子顔負けなレベルでホラーが無理なんですが、半泣きになりながらも頑張ってプレイしたのがこの作品。洞窟内の質感とか、空気感とか、不気味な広さがおぞましくリアルに再現されている作品です。

特に洞窟内の遠近感が凄い。奥行きを肌で感じるというか、果てしなく続く深部への絶望感がヤバイです。もう二度とプレイしたくない。笑 それぐらい美しく、怖いです。

本作は英語で丁寧な解説もあるので、シミュレーターとしても大変優秀です。

第5位 Googleの技術デモ!もはや現実だ…

タイトル:Welcome to Light Fields
掲載月:2018年04月
ジャンル:技術デモンストレーション

360度撮影可能な最新のVRカメラを用いて撮影されたVR世界を体験することができます。現実の立体感を忠実に再現しているので解像度の問題を除けばほぼ現実の世界に感じてしまう凄いソフトウェア。

固定カメラという性質上大幅な移動などは制限されますが、立ち位置から見た世界は圧巻。距離感や質感などのクオリティが完璧です。

今後のカメラの向上、VR装置の向上、ハードの向上で更に伸びそうなジャンルと言えるでしょう。要求スペックは高めですが、是非一度体験してみてほしいです。

第4位 芸術家の世界を立体化!VRで学ぶ美術の授業

タイトル:Dreams of Dali
掲載月:2018年03月
ジャンル:アート・体験

ダリの絵画の世界をVRで再現したソフトウェア。有名な作品なのでプレイした方も多いのではないでしょうか。ワールド内は自由移動できませんが、ポイントごとにワープすることが出来ます。

”ダリと言えば”という有名どころの作品がズラリと3D化されており、内部まで見学することができます。奇妙な像もバッチリ立体化。巨大な像が目の前を通り過ぎる体験ができます。

絵画を専門に研究している人間からしたらアレンジに批判が殺到してしまいそうですが、その見事な世界観に感動した一作です。

第3位 冒険感MAX!ゼルダファンなら絶対にプレイするべき

タイトル:M.I.A
掲載月:2018年01月
ジャンル:アドベンチャー

冒険ファンタジー好きが設計した感満載のワクワクMAXアドベンチャーゲームです。謎解きギミックをメインに攻略していくゲームとなります。

ギミックと言っても脱出ゲームのようなリアルな世界観ではなく、砂漠や、遺跡や、洞窟をメインとしたSF系の世界観となります。とにかく世界観が美しい。

ナビィみたいな妖精も登場したりと、どことなくゼルダリスペクトな雰囲気があります。風のタクトに雰囲気が近い。美しさ、ゲーム性においてかなりおすすめできる作品です。”冒険している感”を感じれます。

※追記:現在は有料ソフトウェアとなっているようです。

第2位 2DなのにVR?平面x立体のシンクロが素晴らしい芸術作

タイトル:Museum of Symmetry
掲載月:2018年09月
ジャンル:アート・探検・アドベンチャー

美術館で起こる不思議な体験アドベンチャー。アートと自然の世界にいざなわれます。基本的には美しい3Dの世界観ですが、登場人物は2Dで再現されており、このミックス要素が大変美しい。

ギミックも見事。ただ見て体験するだけのゲームではなく、実際に触れて変化を起こすことが出来ます。本編はかなり長めの構成ですが、その全てに異なるギミックがあるのはマジで凄い。

普通に数千円してもおかしくないクオリティです。ストーリー、システム、グラフィック全てが美しい。無料でプレイできることに感謝したいレベルの作品です。

第1位 グラフィック、体験、驚き、システム、全てにおいて完璧な廃墟探検

タイトル:Heart of the Emberstone: Coliseum
掲載月:2018年02月
ジャンル:アドベンチャー

2018年ナンバーワンはやっぱりこの作品でした。思えばこの記事ページが連載企画中最もアクセス数が多かったページでした。謎の古代遺跡を舞台に反重力装置を備えたプレイヤーが謎を解き冒険します。

最高クラスのグラフィックと最高クラスの謎解きが見事な作品。重力操作やイライラ棒のような解錠ギミックはリアル感MAXです。解けたときの”先で何が待っているのか”という期待感も凄い。

本作はエピソード1が無料となっており、攻略後の続きは有料となります。気に入ったら続きをプレイできるという点でもお見事。もちろん本作品だけでもボリュームは十分です。

2019年も頑張ります!

最後までありがとうございました。毎月見てくれている方からすると「いやいや、去年見たよ!」的な内容で申し訳ないのですが、1年の総集編として形にしてみました。

未プレイの作品がありましたらぜひプレイしてみてください。例え筆者と好みが違ったとしても、上記の10作品はオールラウンドに楽しめるハズです。2019年も宜しくお願いします。

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