【HTCVIVE】SteamVR無料ゲーム体験記:17~20年

2017年10月の新作VRゲーム

自宅に30万の設備を整えてしまった、自称VRマニアの筆者が「この無料ゲームは凄い!面白い!」と思ったHTCViveの新作VRゲームを紹介していく企画、第2段です。今回もランキング形式で紹介します。

第1位 奇妙な森の居酒屋に迷い込む雰囲気ゲー

Octopus Bar

・価格:無料
・リリース日:2017年9月4日
・体験時間:30分ぐらい
・プレイスケール:ルームスケール

のれんをくぐると、オクトパスが経営する謎のバーに迷い込んでしまう、雰囲気VRゲームです。プレイヤーの手も何故か獣になります。グラフィックが非常に美しい。日本風を謳っていますが、全然日本じゃなくて面白いです。

基本的にはタコの指示に従ってストーリーを進めていく形になります。後ろのカエルが結構うるさいです。全て同じ立ち位置でプレイすることになるのでワープ機能はありません。

箱を開けると大量のニワトリが溢れてきます。チキンを掴め、と指示されるので鳥の首根っこを掴みます。これが結構難しい。ニワトリを捕まえてタコに渡すと裏で鳥の丸焼きが完成します。差し出されますが、まだ動いていました。

お次は、手裏剣発射タイプのボウガンを差し出されます。トリガーで発射できますが、手裏剣はまっすぐには飛ばないのでコントロールが難しいです。フーセンっぽく浮いているコイやてるてる坊主を撃つシューティングが楽しめます。

すべてクリアすると、赤く輝くデカイドラゴンが登場し、プレイヤーの目の前で火を吹きます。なかなかの迫力でちょっとビビりました。一通り筆者を驚かした後、ドラゴンは月明かりと共に一つの花火になりました。

全体的に雰囲気重視の体験系VRゲームですが、グラフィックの美しさに感心した一作です。体験時間は短めですが、非常に作り込まれており、丁寧な作品だと感じました。

第2位 ユーザークリエイト型の自由なVR空間を体験

STYLY

・価格:無料
・リリース日:2017年8月17日 更新9月28日
・体験時間:2時間以上
・プレイスケール:着席、立位、ルームスケール

VR空間を自由に作ることができるソフトウェアです。このアプリでVRをプレイすることもできますし、通常のデスクトップにてVRコンテンツを作成することもできます。しかしまだベータ版であるため、作成に関しては開発段階といったところです。

ベータ版とはいえ、既に20を超えるコンテンツがプレイ可能であり、奇妙なVR空間へトリップすることができます。永遠にバグったスポーツコンテンツを見るステージや、何故か日本の歌が流れているステージがあったり、2chのスクショテクスチャが貼り付けてあるバグステージがあったりなど謎が多いアプリです。

中には水面を高速で移動しながら、大迫力の光アートを体感して進んでくような本格的な「芸術」を感じる美しいステージがあったりするので、ついつい全てのコンテンツを見てしまいました。2時間ぐらいで一気に全部見たので、後半はちょっとバテてました・・。

また、地味ですがコンテンツにアクセスする前のプラットフォームステージも非常に良くできており、ちゃんと移動することができます。別荘のような作りになっており、2階にも上がることができました。

神ゲーか駄作か、人によって評価の別れるゲームだと思いますが、かなりのコンテンツボリューム、一部は本当に美しい作品であったので、筆者的には良作に入る部類だと感じました。容量も軽いのでおすすめです。

第3位 巨大ロボットを体で操縦できるアクション

The IOTA Project

・価格:無料
・リリース日:2017年9月8日
・体験時間:30分~1時間程度
・プレイスケール:立位、ルームスケール

ロボットのコックピットに搭乗してマシンを操縦することができます。コントローラを動かした腕の動きが、そのままアームの動きに連動するため、本当に体でロボットを動かしている感覚になります。巨大なアームでパンチするのはなかなか楽しいです。

立って操縦するすることになるのですが、アーム連動の他に、しゃがみ込む動作にも反応するので、プレイヤーがしゃがめばロボットもしゃがみます。作り込みが細かい。更にミサイル発射ボタンや波動弾なども撃てます。

基本的には序盤の移動で操作を覚えて、後半の町中で敵対する兵器と戦います。序盤の操作説明中に機体を動かすことになるのですが、両サイドや上下部分がコックピットとして見えているためか、酔いが少ない印象でした。

筆者は比較的酔いやすい方だと思いますが、このゲームはある程度大丈夫だと感じました。しかし旋回と停止時はさすがにグッときました。この辺は目を細めるなどして対策したほうが良いでしょう。

先月紹介した『WarRobots』はアーマドコア風のダークなロボットゲーでしたが、今回の『The IOTA Project』はどちらかと言うと戦隊モノに近い、迫力重視の明るめシンプルゲームだと感じました。コンテンツ量が増えると化けそうな良ゲーです。

ランク外の惜しいゲーム

DUELEUM

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・価格:無料
・リリース日:2017年9月15日
・体験時間:1時間~2時間程度
・プレイスケール:ルームスケール

魔法使いになりきってモンスターと戦うアクションゲームです。モンスターの種類も多く、魔法も3種類以上使えるし、剣も魔法を付与できたりします。アクションゲームとしてはかなり面白いシステムですが、やや単調です。システムとしてはステージ攻略制ですので、ボス的なキャラも登場します。

魔法力がすぐ無くなるので、魔法が打てなくなった時に『バグかな?』と思って20分ぐらい悩みました(笑)魔法陣がでるだけで魔法が出ない場合は魔力切れですので注意しましょう。エフェクト等でません。

Treasure At The Top

・価格:無料
・リリース日:2017年9月15日
・体験時間:2時間以上
・プレイスケール:立位、ルームスケール

タワーの最上階を目指す剣と盾のダンジョン攻略系ゲームです。室内でスライムなどを討伐する度に上階へエレベータで自動移動する形です。階層をクリアする度に装備をアップグレード、またはライフを回復できます。

難易度が非常に高く設定されており、一度目の攻略では最上階に到達することは不可能です。何度もやり直してダイヤを集め、装備やライフを拡張することで少しずつ攻略できるようになります。

ゲームオーバーになる度に初めからやり直さなければいけないため、プレイが単調になりがちな印象を受けました。

ProjectM : Dream

・価格:無料
・リリース日:2017年9月15日
・体験時間:5分程度
・プレイスケール:着席、立位

外国の彼女体験ゲームです。めちゃめちゃ綺麗なグラフィックス(動作はかなり重い)の美女が目の前に現れます。しかし眺めることができるのは1分ちょっと。無料版ですのでかなり短い体験になります。

個人的な意見ですが、外国人顔なため、あまり美人だとは感じられず、「普通の女の人をドアップで見ているだけのVR」となってしまい、なんとも微妙な気持ちになってしまいました。

次回もお楽しみに!

第二弾、如何だったでしょうか。VRでこんなことやってほしい!、このゲームやってみてほしい!などのアイデアがあればコメントを頂けると嬉しいです。