ついに2月26日から正式配信がスタートした『黒い砂漠モバイル』を速攻プレイしてみましたのでその感想と批評です。※筆者は、前作とも言える”PC版の黒い砂漠”も長期間プレイ歴があり、今作とのクオリティ比較もしています。
なお、事前配信で既にプレイ済の家紋選択やキャラメイクは別記事に纏めてありますのでこちらを御覧ください。
初っ端世界に降り立った感想:懐かしのベリア!!!!
ログインすると事前に作成しておいたキャラが表示されますので早速プレイ開始しましょう。どのサーバーもめっちゃ混雑しています。平時の朝7時なのに凄い賑わいだ…。
ムービーが流れた後、いきなりベリアに到着。懐かしのベリア!!!海も綺麗だしカメラワークも自由だし文句なし!なお、ここはPC版と違って初期配置はオルビア村ではないようです。
ということでベリアでチュートリアルがスタート。オートモードが搭載されているのでタップしてクエストを進めます。懐かしのエイリーンが登場。2。5D立ち絵もしっかり表示されますし各部位はヌルヌル動きます。そしてもちろんフルボイス。
ベリア村は大変綺麗に再現されていますが、PC版とはNPCの位置やマップが少し異なるようです。それにしても街中ウィッチで溢れていますね…笑
開始5分ぐらいでいきなり馬が手に入りました…笑。随分簡単に入手できるようです。移動のメインになるのはPC版と同じようであり、降りても消えずにマップに残ります。モンスターの近くにいると怯えて逃げたりとアクションが細かい。
戦闘スタイルはオート搭載。敵もワラワラ出てくるぞ!
戦闘に関しては、基本はオート進行でサクッと進められるようです。、もちろん右下のボタンをタップしてもスキル発動が可能。
スキルはクールタイムとMP制の両方が採用されており、HPゲージ下のMPが減るスキルもあるようです。これは連発可能。他のクールタイム系は連発不可です。ちょっと特殊なシステム。
ボス戦もすごい迫力。難易度は高く、オートプレイでも落石などを回避しないと直ぐに死んでしまいます…。お隣で戦っているレンジャーの方も拝見しましたが、おおよそ本家と似た攻撃スタイルでした。相変わらずすばしっこい。笑
また、初対面の敵はある程度倒して『モンスターの知識』を得ないとHPなどが判明しないシステムもPC版と同じですね。これも面白いシステムです。
また、モンスターの出現数もかなり多いです。スマホというプラットフォーム上、大量にモデルを登場させると負荷でクソ重くなるものなのですが、本作は大量にイノシシが出てきてもヌルヌル。
従来のスマートフォンMMOはこの制限のためにモンスターが小出しで出てくるパターンが多いのでウンザリしていたのですが、今回は違う。ワラワラと群れたモンスターをスキルで一掃する爽快感が味わえます。
リセマラは不可(初回はガチャれない…!)
黒い砂漠モバイルは事前情報にもあったようにリセマラの必要がありません。もちろん課金でガチャを回すことはできるのですが、このガチャ回しのための有料石が初回で配布されないようです。
このため、課金する人と課金しない人の差が両極端になるかもしれません。見ている限りではガチャレア装備は単純に攻撃力や防御力が高いようです。同等の装備を通常課金購入やゲーム内ドロップで獲得できればいいのですが。
なお、PC版と同じように拡張系など課金でのアイテム購入は充実しており、ガチャよりもこちらのほうに課金をするユーザーが多いように感じます。
個人的にはあの面倒なマラソンタイムが無いのは有り難い限りです。しかし「無課金でも努力すればなんとか…!」という希望も潰す諸刃の剣ですね。
キャラメイク通りの美麗なグラがいつでも拝めるぞ!!凄い!!
最近は『スマホMMOはグラフィックの質ではなく面白いかが重要』なんて意見をよく耳にしますが、それでも言わせてください。メッチャ綺麗だから!!グラフィック凄いから!!
ゲーム制作エンジン”Unity”などでも採用されている”画面表示外の描写を省く“というシステムを採用していることで一般的なスマホゲームのグラフィックを大幅に飛び越えています。ヤバイ。
本家カメラワークにもあった「自キャラにドアップして美麗な容姿を眺める」ことも可能。キャラメイクで確認したとおりのグラフィックで佇んでいるキャラクターをいつでも見ることができます。スクショ映えが凄い…。
うまいこと背景もボヤケてくれるのでポートレートっぽくなって更にGOOD。…なんだかゲームの趣旨と違ったプレイをしていますが、メッチャ楽しいのでOK。
3Dマップはスマホ界No1の綺麗さだが、多少狭く感じる
マップに関してはPC版のような完全オープンフィールドを実現することは難しかったみたいです。ベリアに降り立って暫く歩いてみても感じたことですが、似た構成の再現はできているものの、少し小さくなっているという印象。
さらにどこからでもマップ外(違う地域)に出れるようなこともなく、ある程度決められた道からしか移動できません。西部キャンプや農場でも同じ。決められた道を移動している感は出ます。
それでも従来のスマートフォンMMOに比べるとクッソ広いワケですが。オートクエストで最短距離を移動しているのは勿体無い。ぜひ自分の足で歩いて、絶景を探してみてほしい。(PC版の時によくやった)
領地システム:ハウジング系生産要素をギュッと濃縮!
本作には“領地”という新しいシステムが備わっているようです。PC版では訪れた街ごとに労働者が雇えたり、生産拠点が作れたりしたのですが、これを領地内にギュッと濃縮した感じ。ブラックストーンの生成など新しいシステムも追加されています。
酒場でランダムに出現する労働者を雇って領地内で作業させることができます。ランダムでメッチャ優秀な労働者が出現するので見逃さないようにしましょう。行動力を消費すれば酒場内の労働者を変更できます。
領地で作業させるには行動力の他に必要な材料等を集める必要があります。これも生産拠点で作ることが可能。領地システムだけで立派なファーム系スマホゲームと同等のコンテンツ量があります。
各種イベントボスとの再戦システムなどもなぜかここにあります。笑 設置が面倒な要素は全部ここに押し込んである説。
なお、領地には自由なタイミングでワープすることができるようです。どこかの地域にあるような扱いではありません。実質これがハウジングも兼ねてる感じになるのかな。
闇の精霊はPC版より影が薄い。成長担当みたいな感じ
闇の精霊はPC版のようなストーリーに濃厚に関わるような重要な場面は少なく(無いこともないけど)基本的にキャラクターや武器防具の成長担当をメインでしてくれるような存在になりました。
武器の潜在力突破などお馴染みのシステムも搭載されており、確率で+値をつけることができます。確率は前作より下がっているようですが、ブラックストーンの入手のしやすさなども増しているようなので、基本的には優しくなっているイメージ。
更にプラス値は他の武器に移すこともできるというアナウンスもありました。これを使えばかなり楽に装備変更が行えそうです。
また、闇の精霊に要らない装備品を食べさせることができます。これによって闇の精霊のレベルが上がりステータスボーナスが付くようです。レベルを上げれば恐らくPC版と同様に見た目が変化します。
スマートフォンMMOといえば、要らない装備品は基本的に武器の成長や合成に使ったりするものですが、本作ではブラックストーン系がその役割を担うので、このような珍しいシステムが採用されているようです。
黒い砂漠モバイルは間違いなく今年No.1になる
一通りプレイしてみましたが、控えめに言っても「2019年度No1」のスマートフォンゲームになるのではないでしょうか。コンテンツ量、面白さ、グラフィック等全てにおいてかなり高水準のゲームだと感じました。
その中でもずば抜けているのがグラフィックです。スマートフォンゲームをプレイしている感覚は皆無であり、PCゲームを小さなモニターでプレイしている気分に近い。制作側の負荷緩和技術に感動すら覚えます。
現在、黒い砂漠モバイルはサービス開始から2日で100万ダウンロードを突破している(リセマラなし)ようであり、物凄い勢いでユーザーを増やしているビックタイトルです。この機会にぜひプレイしてみては如何でしょうか。
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