OnePlus、OPPO(一部除く)、Xiaomiなど日本では購入することが難しい中国メーカーのスマートフォンでも非常に秀逸なモデルは多く存在します。
むしろ、最新のAndroid9アップデートに対応している機種は、上記メーカー物に加えてVivoやNokiaなど海外&中華スマホばかり。日本で買えるものはXperiaぐらいです。
もはや中国系スマホメーカーは世界の最先端と言って良い状況。筆者も2018年は多くの中華スマートフォン&タブレットを触りました。
今回は、その総集編として『2018年に触って良かった中華スマートフォン&タブレットのオススメ』を紹介したいと思います。
第3位 Elephone U Pro
性能:★★★★
デザイン性:★★★★
日本語対応:◯
中国系のスマートフォンメーカーELEPHONEの最新スマートフォンです。価格は約5万円~6万円ほど。少々高めの値段設定ですが、値段に見合う秀逸なデザイン&中堅以上の性能が非常に魅力的な一品。
見た目はGalaxyのEage系とよく似たデザインであり、サイド局面の3Dガラスが画面の立体感を演出しています。これが非常に美しい。全体の作りも国内ハイエンドスマートフォンと何ら変わりない。
性能は流石に10万クラスのスマートフォンと比べると劣りますが、日常使用には何ら問題のないスペックを備えており、最新の3Dゲームも動きます。(設定は調整したほうがいいかも)
中華スマホと考えると値段が少々高めですので第3位としましたが、品質はトップクラスに良いです。素のAndroidOSが積んである&日本語にも標準で対応しているため、非常に扱いやすいです。
※レビューは以下から確認できます。↓参考にしてください。
第2位 Teclast M89
性能:★★★★
デザイン性:★★★
日本語対応:◯
今や衰退の一途を辿っているiPadmini模倣Androidタブレット。以前は7.9インチ4:3型のAndroidタブレットは大量に存在したのですが、現在ではほぼ見かけなくなってしまいました。
M89はそんなAndroid16:10時代に突如発売されたiPadmini型タブレットです。”時代遅れ”なのかもしれませんが、このアスペクト比&画面サイズが大好きな筆者にはたまらない一品。
約1.6万~1.8万円で入手できる価格の安さが大きな魅力です。値段もあってか、流石にSocはMediaTek製ですが、キビキビと動く操作性の良さにはビックリ。MediaTek系スマホ&タブレットでこんなにサクサクした機体ははじめてです。
スペック的には決してハイエンドモデルではありませんが、ある程度の3Dゲームは快適にプレイできるし、何よりシステム面が非常にサクサク動くため、全体的なレスポンスはハイエンド並みです。
しかし、レスポンスの良さと引き換えにバッテリー持ちが非常に悪い。私が所持している2018年の中華系スマホ&タブレットでは最低クラスです。
デザインも良し、機体も薄い、スペックも良い&サクサク、値段も安い、とバッテリー以外は非常に優秀な一品。自宅使用ならぜひオススメしたい良タブレットです。
第1位 Xiaomi Redmi Note5
性能:★★★☆
デザイン性:★★★★
日本語対応:◯
Xiaomiの安価ブランド”Redmi”のハイクラススマートフォン。一言で言えば『コストパフォーマンスの化物』です。あまりにも安すぎる。このスマートフォンは値段設定が可笑しいです。
まず、Antutuで11万点を超える性能があるスマートフォンということを覚えておいてください。これに、前述のM89の約3倍のバッテリー持ち、DualSIM、Dualカメラ(ポートレート)が付きます。
日本なら5.6万してもおかしくない性能ですが、この性能で約2万~2.2万円で買えてしまう。圧倒的なコスパ…。国内なら3万円程度で買えて、Antutu8.5万程度なP20Liteが「めっちゃ安い」と言われている世界観です。
デザインも申し分なし、液晶も非常に美しい、Xiaomiらしい異常な品質も良さも触れば分かる。全てにおいてマイナス点が本当に見つからないスマートフォンです。
”中華らしくないスマートフォン”の代名詞とも言える機体です。日本語にも標準で対応しているし、SDカードも挿せます。XiaomiオリジナルのUIであるMIUIも現在では改良が加えられており、かなり使いやすくなっています。
番外編1 Xiaomi mi6
性能:★★★★★
デザイン性:★★★★★
日本語対応:◯
本当ならこれを2018年度第1位にしたいのですが、購入時期が2017年後半だったため番外編に…。2017年発売のXiaomiハイエンドスマートフォンです。当時の最高Socを搭載、Antutu20万点超えのスペックは現在でも十分に戦えます。
このスマートフォンは全面&背面に強化ガラスが採用されており、曲げ体制に非常に強いことが特徴です。その上で薄さも確保、デザイン性もiPhoneに似せた画面外ボタン搭載型です。
近年は画面外のボタンが廃止される流れにあるので、このようなモデルは非常に貴重な存在。最新モデルであるmi8はベゼルレス方面へと走ったため、画面外ボタンは無くなっています。
サイズも5.15インチと非常に扱いやすく使い勝手は抜群。当然のようにDualカメラも搭載、指紋認証は爆速と当時のハイエンドモデルの中でもトップクラスのポテンシャルがありました。
その上で値段は4万円~5万円程度という恐ろしさ…。国内同レベルの約半額ぐらいで新品が買える状況でした。今でも筆者宅で現役な”実質1位”のスマートフォンです。
番外編2 Teclast F6 Pro
性能:★★★★
デザイン性:★★★★
日本語対応:◯
現在サブノートPCして活躍中の中華ノートです。異様に薄いデザイン性、秀逸なスペックが魅力的な一品。こちらも値段が安すぎることで有名な製品です。価格設定がバグっている…。
薄さ約16mmという圧倒的に薄すぎる外見も非常に高級感がありますし、m3-7Y30というファンレスCPUとしてはこれ以上のものはないぐらいハイスペックな物を積んでいます。
更に13.3インチのディスプレイは標準でタッチパネルを搭載。え、マジ?と声がでる仕様。さらにさらに、SSD搭載&メモリは標準で8GB搭載です。ここまでいけば国内価格で9万~10万ぐらいでしょうか。
これが4‥5万円~5.5万円で買えます。若干ベゼルが太めなところを我慢すれば、異様な価格設定。実機を触っても安っぽいところは全然ありませんでした。分解して中身をみても非常にキレイ。
国内でもデザイン性&太さを犠牲にすれば、ある程度のコスパノートは手に入りますが、それでも7万円ぐらいでしょう。このデザイン性、薄さ、性能で5万円切りは夢じゃないかと思うレベル。
日本語も標準で選択可能です。キーボードレイアウトが気持ち悪いことだけが欠点ですが、そんなもん全く気にならなくなるぐらいにコスパは抜群。総合一位です。ノマド用途にピッタリの一品と言えるでしょう。
※残念ながら筆者宅に届いた端末には初期不良がありました…↓
番外編3 Amazfit Stratos
性能:★★★★
デザイン性:★★★★☆
日本語対応:☓
Xiaomi系列の会社から発売されている高性能スマートウォッチ。WaerOSbyGoogleは搭載しておらず、独自OSを積んでいることが特徴です。お値段は1.8万~2万円ほどとまずまずの価格設定。
一般的に日本で普及しているスマートウォッチはAppleWatchでしょう。しかし”形が四角でなんかダサい。”という意見も多いハズ。筆者のその一人です。
時計は絶対丸型いい!と思っていますが、丸型のスマートウォッチもオモチャ感が強いと言うか、微妙なモノが多い…。そんな微妙な市場の中、”スマートウォッチらしくないデザイン性”をしているのがこのAmazfit Stratosです。
このモデルは、特殊な反射型ディスプレイ&秀逸なデザインのおかげで”スマートウォッチと気づかれない”という特性を持ちます。(毎日付けていますが、実際に気づかれないです。)
その上で、スマートウォッチとして必要な通知機能、タイマー関連、天気確認、電話、フェイス変更(2万種)などを一通り揃えている必要十分なシステムが非常に魅力的。バグ&エラーも少なく優秀です。
これに加えて、バッテリーが約100時間も持ちます。デザイン面で考えればZenWatch3などが非常に優秀ですが、安定性やバッテリー面でこれが一番だと感じました。現状のスマートウォッチ界では、これ以外の選択肢は無いほどです。
総評:中華ガジェットは世界の最先端
今回は実際に筆者が使った端末に限って紹介する形としました。中でもRedmi Note5はコスパ面でNo1のポテンシャルがある良機種でした。スペック不足な面(ゲームレビュー&録画など)で普段使いには至っていませんが、自身を持っておすすめできるモデルです。
番外編で紹介したものは、どれも筆者自身が普段使いしているモノです。(スマホ&タブレットから脱線していますが…)軽く使用レビューしている人はいますが、実際に長期に渡って使っている人は少ないのでないでしょうか。特にF6Proとか、Amazfitとか。
どれも非常に優秀な機種ですので、買って損はないです。何らかの形で保証したいぐらい…笑。気に入ったものがあれば、参考にしてみてください。
mi6,F6Pro,Amazfitについては長期使用に関しての細かな質問にお答えできると思います。コメントにてどうぞ。最後までありがとうございました。
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