iPhoneXの発表以降、大流行している『ノッチ付き』スマートフォン。本来の”テクノロジーを集結させた黒枠”という目的から外れて、デザイン性で搭載しているスマートフォンメーカーも多いです。
発表当初から賛否両論だったデザインですが、これだけ大流行すれば一体どれだけの数、バリエーションがあるのかわからなくなってきます。
そこで今回は、現状販売されている(予約も可)ノッチモデルスマートフォン(海外モノ含む)を纏めてみることにしました。随時更新していますので、見た目の比較、購入にお役立てください。
Essential Phone
価格:50000円~60000円程度
入手方法:英語版公式サイト
iPhoneXより早く発表・発売されていた、ノッチの元祖とも言えるモデル。現状出回っているノッチとは一味違ったスタイリッシュなデザインです。少し前のモデルになるので、搭載Socは835となります。
価格の割に性能もよく、動作も安定しているので国内のガジェッターにも高い人気があります。なお、カメラ性能だけは微妙との評価も。
入手方法が唯一の難点だったのですが、2018年5月から英語版サイトにて日本への発送が可能になったとのことです。気になる方はチェックしてみてください。
Xiaomi Mi8/SE
2018年5月31日に発表されたXiaomiの最新モデル。最新のスペックを搭載しつつも、利益を極限まで抑えたコストパフォーマンスが魅力のモデルです。6.21インチのmi8と5.88インチのmi8SEがあります。
価格は中国価格でmi8で4.5万円、SEで3万円程度。日本へ送ってもらう(中国系販売サイト経由)にはプラス1万円程度かかると思ったほうが良いでしょう。
Geekbuyingなどでは既に商品ページが作成されており、購入・支払いが可能です。クーポンも配布されています。Xiaomi初のノッチモデルです。
Huawei P20シリーズ
価格:30000円~100000円程度
入手方法:docomo Geekbuying UQmobile GEARBEST
Huaweiの新作スマホであるP20/P20Pro/P20Liteも全てがノッチモデルです。Pro版はトリプルカメラや最新Socが魅力的な一品ですが少々高いです。しかしdocomoでも置いているので入手のしやすさはGOOD。
機能を抑えたLite版はUQmobileにて入手可能。こちらは3万円ちょっとで手に入ります。国内で入手できるお手軽ノッチモデルといえばコレでしょう。
なお、PCでショップイオシスやGeekbuying、GEARBEST等を使えば海外版SIMフリーモデルが入手可能です。それでも10万円ほどしますので高いです…。
また、HUAWEI Honorシリーズも10でノッチモデルになりました。こちらは2万円前後でGEARBEST等で入手可能です。
ASUS Zenfone5シリーズ
国内入手可能なシムフリーモデルのノッチスマホです。同時発表のLite/Qモデルはノッチではないので注意です。5zのほうが845搭載で74000円程度で国内入手できます。わりと何処でも売っているので買いやすい。
Snapdragon636のモデルは5万ちょいで入手可能。見た目は5zと同じです。636でもAntutuスコアは10万点以上あるようなので、最新の3Dゲームでもしない限りは大丈夫でしょう。
画面占有率が90%以上とiPhoneXより広く、発表当時話題になりました。正面の9割以上が液晶で埋め尽くされている大変美しいモデルです。
OnePlus 6
中国系メーカーであるOnePlusの最新モデル。噂されていたとおりノッチ付きデザインになりました。Xiaomi等と並んで世界的に売れているメーカーであり、コストパフォーマンスも良いです。
標準で845を搭載しており、一番安いスペック機体は6万円ほどで入手可能なのも魅力的。現在は積極的にセールが行われているようですので、安く入手しやすいです。
機会があり実機を見ましたが、中々の画面占有率です。イオシス等でも販売されているようですので、お近くの方は実機をチェックしてみてはいかがでしょうか。
OPPO R15
日本でも正式に販売が開始されたOPPOのスマートフォン、現状日本ではR11sが入手可能ですがノッチモデルではありません。R15というモデルがノッチモデルとなります。こちらは日本未発売。
前述してきたスマートフォンなどと比べるとスペックが少々物足りない印象。Antutuスコア13万点程度はでますが、845と比べると低いです。その分、値段はリーズナブルです。
あまり売れているモデルではないため、セール等も少なく安く入手するのは難しいかもしれません。しかし画面占有率は素晴らしいので、気になる方はGEARBESTやGeekbuyingをチェックすると良いでしょう。
Vivo X21
価格:50000円~70000円程度
入手方法:GEARBEST
こちらも中国系で人気のVivoが出した最新スマートフォン。6.28インチと少々大型のモデルとなります。値段は6万円ほどするのですが、Snapdragon660搭載ということに注意です。スコアも11万点と低め。
メモリ、ストレージ等は申し分なく、Bluetoothも5.0です。Socだけが本当に残念。
どうしても前述のハイエンドモデルと比べると見劣りするモデルです。デザイン性は悪くないのですが…。セール等も積極的には行われていないようです。
UMIDIGI Z2
価格:20000円~30000円程度
入手方法:
最近発売されたばかりの中国系激安ノッチスマートフォン。セールで入手すれば2.8万円程度で入手可能です。デザインも素晴らしく綺麗でスタイリッシュな雰囲気を放っています。
SocはMediaTekのMTK6763を搭載。これがかなりマイナスポイントです。Antutuスコア6万~7万ぐらいの性能。3Dゲームをしないのであれば問題ないかもしれませんが、少々不安が残る性能です。
とはいえ3万を切るノッチモデルは貴重です。GEARBESTでは積極的にセールを行っているようですので、気になる場合はチェックしては如何でしょうか。
LG G7 ThinQ
価格:80000円~100000円程度
入手方法:イオシス等
これも最近発表された最新モデル。韓国LGが出すノッチスマートフォンです。画面解像度が3120×1440とかなり高解像度なのがポイント。これはちょっとやりすぎかも…。
SocはもちろんSnapdragon845を搭載。最新モデルに相応しいスペックを有していますが、お値段は8万~10万円程度します。ちょっと敷居は高めです。
現在日本では公式販売されておらず、販売予定もないようです。非公式ですが、イオシスが販売している模様。
iPhoneX
流行りの元凶とも言える完璧なデザインを有したノッチスマートフォン。このスタイリッシュなデザインに多くのメーカーが感心し、模倣することになりました。
iPhoneXのような画面下部も完全にベゼルレスにできているAndroidスマートフォンはまだ現れていません。(どうしても下部にベゼルが入る)かなり難しい構造なのでしょう。
素晴らしいデザインですが、お値段12万円とかなり高い設定。しかしデザインを考えると仕方ないのかもしれません。
その他の中国系ノッチスマホ
leagoo S9
中国系の激安ノッチ付きスマートフォン。banggoodで入手できるのですが、お値段が1万7千円程度とメッチャ安い。画面は5.85インチで4GBRAM3GBROMです。SocはMediaTekのMTK6750ですので正直遅いです。
最安ノッチモデルを探している方にはピッタリなのではないでしょうか。万が一ハズしても痛くない値段です。
ulefone T2 Pro
こちらも中国系ノッチモデル。6.7インチとかなり大型のファブレットであり、ポケットには入らないかも。メモリも8GBあり性能は優秀です。SocはMediatek社のHelio P70(Antutu15万ぐらい)を搭載。
現状、日本から入手することはとても難しいです。中国系通販サイトにもあまり出回っていません。
doogee v
こちらも日本では入手が難しそうな中国系モデル。6.2インチの有機ELディスプレイにMediaTekのHelio P40を搭載。スペック的にはあまり高くないです。ミドル帯で活躍しそうなモデルです。
他には指紋認証機能が搭載されているとのこと。4万円程度で売られるみたいです。
最後に 一覧で比較してみました。
如何だったでしょうか。多すぎてわからなくなってきたので、紹介したスマートフォンを一覧で纏めてみました。【こちら】から高画質のバージョンも確認できます。
今現在も続々とAndroidノッチスマホが登場していますが、iPhoneXのような綺麗なベゼルレスデザインになるにはもう少し時間が掛かりそうです。期待して待ちましょう。
気になるスマートフォンが登場したら、ここに追記していきます。
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