【レビュー】Nexus6P を3ヶ月使ってみて。Huaweiのハイスペックスマホの実力は?

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スマートフォン

ファーウェイから、昨年末に発売された機種 Nexus6Pの実機レビューです。

MNPでの一括購入で、simフリー端末ではなく、ソフトバンクの契約(simロックあり)モデルになります。

以前は、XperiaZUltra(SOL24)を使っていたので、そちらから変えてみた比較になります。

MNP購入時の大幅なキャッシュバックや、購入店舗の実録レポートは以前の記事をどうぞ。

公表スペックについて纏める

Nexus6Pの詳細スペック

まずは、Nexus6Pの詳細スペックです。

全体的に、前モデルのNexus6(Motorola社より発売) よりはパワーアップしています。


カラー:4色(Aluminium アルミニウム、Graphite グラファイト、Frost フロスト、Gold ゴールド)
OS:Android6.0 Marshmallow (マシュマロ)
ディスプレイ:5.7インチ WQHD(2560×1440) ゴリラガラス4 AMOLED(有機EL)
CPU:Snapdragon スナドラ 810 v2.1
メモリ:3GB
GPU:Adreno 430
バッテリー:3450mAh
カメラ:背面:12.3メガピクセル 前面:8メガピクセル
充電、転送コネクタ:microUSB 3,0 USB Type-C
ストレージ:32GB 64GB microSDスロットなし
サイズ:77.8mm 159.3mm 7.3mm 重さ 178 g  NanoSim
その他:指紋認証、デュアルスピーカー(フロント)

2015年後期のスペックとしては、間違いなく最高峰です。

SDカードが挿せないのが、Nexusシリーズの欠点ですね・・・。

しかし、総合的に見ると今季発売のハイスペックスマホにも引けをとらないのではないでしょうか。

同時発売のNexus5Xとの違いは?スペック詳細と比較

DSC_0228.jpg

項目別に見ていきましょう。

○CPU

Nexus5Xは1.8GHzのスナドラ808(6Core)ですが、こちらは2.0GHzの810(8Core)です。

Nexus6Pは、以前SONYのXperiaZシリーズや、SAMSUNGのGalaxyなどでも問題視された、スナドラの810を使っています。

発熱や、異常なバッテリー消費が問題となったようです。

しかし、今回は調整を施したv2.1モデルで、発熱やパッテリー消費に対策が施されています。

○メモリ

Nexus5Xは2GBで、Nexus6pは3GBです。

この点は、筆者も2GBではちょっと物足りないかな・・と思いっています。

高負荷のゲームなどを長時間プレイする方は、間違いなく3GBは必要でしょう。

○ディスプレイ

Nexus5Xは5.2インチ、ゴリラガラス3ですが、Nexus6Pは、5.7インチ ゴリラガラス4です。

ゴリラガラス4は、3に比べて数十パーセント固くなっているとのことです。

落下耐性も強化してあるとのことでしたので、耐久度の面から4を使っているNexus6Pに軍配が上がりそうです。

画面サイズの面に関しては、好みの大きさが有りますので、どちらが良い、とはいえないです。

しかし、画面を同時に見ている感じでは、6Pの有機ELはとても綺麗に見えました。

○バッテリー

Nexus5Xは2700mAh、Nexus6Pは3450mAhです。

連続待受は、やはりNexus6Pに軍配があがるとの評価が多いようです。

これに関しては、サイズの面から、詰めるバッテリーサイズに制限がありますので、仕方ないです。

○重量

Nexus5Xは136g、Nexus6pは178gとのことです。

42gの差はかなり大きいです。

片手で持つことが想定されたモデルですので、この違いはより顕著に現れるでしょう。

軽いほうが扱いやすいというのは、やはりあると思います。

他の項目に関しては、あまり大きな違いがないです。

どちらも最新のUSB Type-Cを搭載していますし、急速充電に対応しています。

実際に3ヶ月使用した感想と評価

・本体の質感、重さ

DSC_0229.jpg

筆者は、32GBモデルの、グラファイトを購入しました。

つや消し?の加工(ちょっとザラザラ)ですので、指紋もつきにくくいい感じです。

対して、ホワイトのみ加工が少し違うようです。

グラファイトは、黒がしまっており、アルミ素材による購入感とクール感が漂い、なんとも美しいです。

画像はカバーを付けてしまっていますが、透明のものにして本体の質感が活かされるようにしています。

また、金属素材を使用しているため、重いのかと思いきや、持ってみた感想としては

それほど重いとは感じず、むしろ扱いやすい手頃な重さだと思いました。

この大きさでは、むしろちょっと軽いのではないでしょうか、そんな印象をうけます。

そして、とても薄い!です。これは持ちやすい。

カバーを付けても本当に持ちやすい、むしろつけてなかったら薄くて落としそうでした。

サイズ的に、筆者のポケットにはギリギリ入りました。

座った時にポケット内で曲がって歪んでしまう、といったこともなかったです。

・画面

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有機ELのディスプレイですが、めちゃくちゃ綺麗です。

コントラストがとても高く、黒色はとても引き締まって見えます。しっかりした色合いです。

これは有機EL特有の発色ですね。

有機ELは太陽下での視認が悪いことで有名ですが、この機種は十分に明るさを確保していますので、
自動調整でかなり見えるようにしてくれました。満足です。

解像度も十分です。むしろ筆者には、フルHD超えの液晶はオーバースペックです・・・。

ドットが目視できるようなこともありませんし、本当に画面だということを忘れそうになります。

また、海外や2chスレッドで問題視されていた、黄色がかって見える初期不良?ではありませんでした。

画面に関しては、個体差があるのでしょうかね・・・。

・内部処理など

内部処理に関しては、文句なしのハイスペックスマートフォンであると言えるでしょう。

ネット、3Dゲーム、スケジュール管理、メール、タスク自動化、SmartWatch連携、カメラ、画像加工、動画視聴、SNS、全てにおいて過去最高のヌルヌル処理です。何も不満はありません。

そして指紋認証もはやい、めちゃめちゃ反応がはやいです。

iPhoneの指紋認証より、速度がはやいです。(その分精度が落ちてないといいですが・・・。)

前項でも取り上げた発熱ですが、これは特に感じませんでした。

この点は、まだ夏が来ていませんので、今後の経過に注目です。

日常的に使用している範囲では、本体熱いな-、と思う場面には出くわしませんでした。良好です。

・カメラ

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あと、これが便利!だと思ったのは、どの状況(スリープ時も)でも、電源ボタンを2度カチカチッと押すと、バイブレーションがおこり、カメラが起動します。

そして、となりにあるボタンである、音量の+または-を押すと、撮影ができます

これが本当に便利。寒い日に手袋しててもカメラ使えます。

撮影された画像には、自動でHDR処理が施されますので、明るくても、暗くてもバッチリです。

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※NEXUS6pのデフォルト設定で撮った写真です。

画質に関してですが、明るいところではそれほど凄い!とは思いませんでしたが、暗い場所での撮影には大変効果がありました。

今までの筆者が使用していたスマホでは写せなかった、暗がりの居酒屋や、夜の野外での撮影がハックリクッキリ綺麗に写ります。ライトとの兼ね合いも素晴らしいです。

上記の写真は夜に花見をした時ものです。明かりと暗がりの両方がうまく写せています。

・サウンド

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デュアルフロントスピーカーによるサウンドは迫力があります。

iPhoneと並べて流しても、その差は歴然です。

特に大音量での音質クリア差は、圧倒的にNexus6Pに軍配が上がります。

とても綺麗な音質で満足です。

しかし一点、気になったことがありました。

上部のスピーカーだけ少し音量が小さいように感じます

片方ずつステレオで音が流れる動画等を試しましたが、音量はかなり違いました。

公式仕様だという見解もありますが、詳細は不明です。

左右でステレオにしているために、片方が小さいのは難点であると感じました。

・バッテリー持ち、充電

DSC_0227.jpg

バッテリーの持ちが凄いです。

Android6.0 の新機能である、Dozeモードのおかげでしょうか。

夜に充電して100%にして、Wi-Fi常時接続したまま寝て、8~10時間ぐらいで起きて、ふっと確認した時にはまだ99~100%です。

どうなってんだおい・・・・。時間経過してないんですか・・・。みたいな驚きが起こります。

待機時のバッテリー消費が本当にないです。

なお、使用時はまあまあ普通に減るので注意です。

ゴリゴリというほどではないかもしれませんが、一般的なスマホ程度には消費する印象です。

あくまで待機時だけですが、とっても優秀に待機してくれます。

そして、充電も早いです。Type-c恐るべし。

20%→90%の充電なら、1時間かかりません。どうやら30~40分ぐらいで完了してるようです。

朝に充電忘れた!みたいな場面でも安心です。

カバーの追加レビュー

ネクサス6Pを購入した際に、いくつか購入した、周辺機器(グッズ)の使用感です。

カバー、フィルム、モバイルバッテリーの評価です。

Nexus6P用のケース、カバー編

こちらのグレーを購入しました。

筆者のNexusのカラーがグラファイトなため、ホワイトや、クリアなどを装着すると、色が白っぽくなってしまうと考えたため、グレーを選択しました。

結果は大正解、色味が変わることなく本体のカラーを活かした形になりました。

カバー自体は、薄くグレーがかかっているような印象を受けます。そんなに強いグレーではないです。

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材質はかなり薄めの作りで、TPUですが少しやわらかい印象をうけました。

充電コネクタ部には、保護キャップがついています。とても丁寧な作りです。

サイド両側にザラザラしたすべり止め加工が施されていますので、落とす心配も少ないです。

ボタンの作りが値段の割にはよくできていて、他の安カバーの評価で見受けられた、ボタンが押しにくいといったようなことは一切なく、とても押しやすく扱いやすかったです。

液晶フィルム ガラスフィルム編

こちらのガラスフィルムをチョイスしました。

使用感ですが、まず手の滑りが悪いといったことはりません。むしろちょっと滑りすぎるなと思いました。

透過度も問題なし。さすがガラスフィルムです。綺麗です。

穴の加工も丁寧で、大きなズレは感じませんでした。

全体的に、ほんのすこし大きさが小さめにつくられているため、カバーに干渉することなく貼ることが可能でした。

約3ヶ月経った今も剥がれるような様子は全くありません。

風呂場で装着しましたが、ホコリが入って大変!とかいうこともなく、綺麗に貼れていると思います。

難易度は低めではないでしょうか。

モバイルバッテリー編

cheeroのモバイルバッテリーを選択。容量は6,700mAhです。

こちらはtype-c対応のケーブルは付属しませんが、Nexus6Pの付属ケーブルで充電可能です。

手にとった感想は、思ったよりも小さく、軽いということです。

筆者は、薄型の格安バッテリーばかり買って、すぐに不良で使えなくなってを繰り返していました。

今回は、使えなくなったら返品するぞ、という気持ちで有名ドコロを選びました。

3ヶ月経ちましたが、壊れることはなかったです。普通に使えてます。

充電回数としては、Nexus6pが2回は充電できるかな?という感じです。

予想よりはたくさん充電できました。

コメント

  1. より:

    電源2回でカメラ起動、
    その後、ボリュームで撮影
    に初めて気づきました。
    ありがとうございます。