追記:2017年版の記事を書きました。こちらのほうが新しいです。↓
予算10万円以下に収まるハイスペゲーミングPC
前回、筆者が投稿した、現行の自作PCは少し情報が古いです。(2014年制作)
今回は、現在でも販売しているパーツをメインに、コスパ重視のハイスペックPCを組むとしたらどのような構成が良いかを考えてみます。
予算は10万円と設定、※モニタ、マウス、キーボードは含みません。
OSは、現行のものを無償アップグレードできるのでこれも含まず。
購入想定パーツは、
・CPU
・GPU
・マザーボード
・メモリ
・SSD
・ドライブ
・電源
・ケース
以上の8点です。
Intel系列のCPUで、なおかつ、なるべく発熱が少なめのエコなPCを目指します。(AMDは排熱がしんどいです・・・。)
APUは論外です。ちゃんとグラボ積みます。
水冷推奨のようなハイエンドPCは想定しません。
あくまで、メンテナンスも楽な筆者好みのPC構成例です。
実際の構成パーツ詳細
○CPU
CPUには、最新モデルの core i7 6700 をチョイス。
なぜか最近値下がりしていて、価格最安値で36000円程度です。
3.40GHz駆動、4Core 8スレッドです。
旧モデルの4790k程度のパワーはあります。かなりのハイエンドです。
しかし、私がこれをチョイスした最大のポイントは、TDPが65Wだということです。
なんというエコモデル。このスペックで70wもいかないとは・・・・・。
排熱対策も手抜きできそうです。
○GPU
GALAX GF PGTX950-OC/2GD5 [PCIExp 2GB]をチョイス。
先月発売のシングルファンモデルは、17000円ほどです。
GTX950はハイエンドと呼べるかというと、どちらかというとハイクラスぐらいです。
少し性能的に妥協しちゃったのですが、このGPU、ダントツでTDPが低いです。
なんと驚きの90wです。ハイエンドモデルは軒並み200w以上のTDPなので、発熱の点で候補から除外しました。
145wなGTX970とは最後まで悩みましたが、エコ&コスパを意識して断念。
しかし、GTX950でも十分なハイスペックです。筆者にはオーバースペックです。
○マザーボード
最新規格のLGA1151に対応させるため、わりと狭い選択肢の中からチョイス。
ATX対応ケースにするつもりですが、手入れのしやすさや、配線の楽さからM-ATXを選択します。
ASRock大好きな私は、H110M-HDVを選択。超コスパ重視で選択しました。
価格は7500円ほどです。
こちらに関してはもう少し拡張性の高いものをチョイスしてもいいかもしれません。
USBは3.0に対応していますが、SATAは4本、メモリは2本です。メモリはDDR4対応。
筆者からすれば必要十分なのですが、ハイスペックには拡張性いるだろ!という方は不満かもしれません。
○メモリ
crucial CT8G4DFD8213 [DDR4 PC4-17000 8GB]をチョイス。
価格、容量は4000円×2で16GBです。
追記:品切れに伴い代替品に変更しました。
安くなりましたね、メモリ。8000円でDDR4 16GBにできるんですね・・・・。
マザーボードは32GBまで対応ですが、筆者にはそんなに必要ないので16GBで十分です。
16GBでも十分ゲームヌルヌルプレイできます。
○SSD
SL300 HFS250G32TND-3112Aをチョイス。
価格は7000円ほどです。安い、そしてスペック優秀。
後発メーカーらしく、コスパ抜群です。
SATA6.0の速度をフルで使ってくれます。
○HDD
東芝の DT01ACA100 [1TB SATA600 7200]を選択しました。
追記:品切れになったので代替品に変更しました。
お値段5300円ほどで、1TBです。
SSDの補助的な役割にしか使わないので、1TBもあれば十分かなという感覚です。
○ドライブ
パイオニアのBDR-209BK/WS2 バルク [ブラック]を選択。
価格com一位で、満足度も高いです。お値段約9000円です。
ブルーレイの書き込み、読み込みができる安いモデルをチョイスしました。
○電源
電源は、安全性、安定性も考えてケース付属ではなく、個別に購入します。
今回は、ANTECの、NeoECO Classic NE550C を選択。
お値段6000円ほどです。
80PLUS認証付き、容量はたっぷり余裕のある550wです。
評価も高く、使っている方がたくさんいるので、安心面からこれを選びました。
○ケース
爆安価格で安定している ドスパラさんの、ENERMAX Fulmo.Q ECA3360 を選択。
完全にコスパ重視です。
そもそも排熱対策を意識するようなスペック構成にはしていないので、それなりに空気が通りそうなものを選びました。
お値段3500円ほどです。
合計金額と総評
上記の構成で、値段を合計しますと・・・・。
CPU 36000円
GPU 17000円
マザー 7500円
メモリ 8000円
SSD 7000円
HDD 5300円
ドライブ 9000円
電源 6000円
ケース 3500円
合計 99300円
ちょっと端数を切り上げて高く見積もっても 700円 余りました。
このお金で無線LANコネクタを買いましょう。(笑)
スペック的には、マザーに少し不安が残りますが、総合的には十分なハイスペックPCの構成ではないでしょうか。
推測になりますが、黒い砂漠や、FF14エオルゼア等もさくさく動くはずです。
むしろ能力が余るはずです。そのように構成しました。
電源もオーバーに積んでいますし、何かを拡張したい時も安心です。
どこぞのBTOショップなどのPCよりは、安く、スペックのいいものが組めているはずです。
今回紹介したパーツが気に入ったら、ぜひとも組んでみてください。
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コメント
おすすめのモニターとかありますか?
この組み合わせで、マザーボードをH170 PRO GAMING に変えようかと考えてます。
使用用途は 黒い砂漠 やFPSなどです。
どうでしょうか?
コメントありがとうございます。
液晶モニタのおすすめ記事を上げましたので、よろしければ御覧ください。
https://blog.endstart.net/article/pc-monitor.html
当ブログの構成を参考にしていただき、本当にありがとうございます。
マザーボードの件ですが、ゲーミング用途には抜群かと思います。他構成についてですが、黒い砂漠はスペック要求が非常に高いので、この構成ですと、最高まではいかず高ぐらいの設定でしたら快適に遊べるかと思います。
最高品質の黒い砂漠を求めるのでしたら、GPUを現在でしたらGTX1060~1070あたりにするのがお薦めです。
fpsに関しても、最新のものなら同様のことが言えるかと思います。
CPUに関しては問題ないはずです。参考になれば幸いです。
マザーボードをH170 PRO GAMING、
GPUをGTX1070にして、電源を650W
でほかの構成はこちらの記事を参考に組んでみたいと思います。
ありがとうございました!
初めて自作pc考えており知識も乏しいですが、この記事のものと同じ構成で組んでみようかと思っています。
大変雑な質問で申し訳ないのですが、半年以上使ってみての使用感はどうでしょうか?
自作PCを考えているのですが、求めているスペックそのものがここにありました。
あと、マザーボードの拡張性をもう少し上げるとすると、他の構成はそのままとして、何かおすすめのものはありますでしょうか
黒い砂漠は辛いかもね。
GTX960でグラHigh設定で24~32をチョロチョロするからmidlle設定でなんとか。。。といった感じです。少し乗せてGTX970をチョイスするのがオススメ。(アバウトに960の1.5倍ぐらいの性能になります)
私は最近まで使ってた960に不満が出て、今月から970に乗り換えました。黒鯖やるならグラボは妥協しちゃダメって教えられた気がしました。