アグレクション『SU-TV4904K』レビュー:2.7万で買える爆安4Kテレビ

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アグレクションより発売されている激安薄型4K液晶テレビである『superbe SU-TV4904K』を入手したのでレビューです。本モデルは4K解像度の液晶パネルを備えた上で、お値段27500円とあまりにも安すぎる値段が特徴の製品となります。

今回はヤマダ電機アウトレットにて新品在庫品を購入しました。(価格交渉はしています)

「アグレクションてどこのマイナーメーカーやねん」と言われてしまいそうですが是非最後まで読んでみてください。恐らく現状でこれ以上のコストパフォーマンスに優れた製品はありません。

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製品のスペック詳細

SU-TV4904K
ディスプレイ 3840×2160 4K 49インチ (IPS?)
コントラスト 1100:1
応答速度 9.0ms GtoG
視野角 縦178度 横178度
チューナー 地デジx2 BS,CSx2 フルHD
スピーカー ステレオ 10w x2
入力端子 地デジ、BS,CS、RCA、HDMI2.0x4、LAN
出力端子 3.5mmイヤホン、光デジタル
録画 対応、USB3.0&2.0端子あり、裏録画可
番組表 EPG対応、8日分受信
電力消費 106w 待機時0.4w
本体サイズ 1104x263x700mm 11.5kg
その他 壁掛け対応

参考:アグレクション公式製品ページ

上記が本機種のスペック表となります。4K映像に対応したパネルを搭載し視野角も178度と十分な性能。応答速度も9msと最新のPC用モニターよりは少し遅いものの映像用途としては十分な数値です。

チューナーは内部に2つずつ搭載されており裏番組録画に対応。外出時の予約録画等も可能です。なお、4Kチューナーではないので4Kでテレビ放送を見るにはHDMI接続の4K装置が必要です。

HDMIは2.0に対応したものが4つ搭載されておりFireTVstick4KやPS4Proなどを挿せば4K画質の映像を視聴することが可能です。

消費電力は104wとまずまず。49インチ4Kとしては一般的な消費電力と言えるでしょう。本体裏の発熱に関してもほんのり温かくなる程度で優秀です。

重さは11.5kgと軽く、壁掛けにも対応しています。筆者一人でも持ち上げて2階まで運ぶことができました。

色使いは激安価格帯ではワンランク上の鮮やかさ

さて、早速ディスプレイ画質の話をしましょう。本製品を購入したのはヤマダ電機の実店舗になるのですが他の有名メーカーの並びと比べても対して変わらない綺麗さです。

近くに並んでいたジョワイユやレボリューション、TCL等、同価格帯の激安テレビと比べるとランクの違いに驚きます。明らかにワンランク上の上質な発色、繊細な画質だと確信しました。

流石に有機EL系のディスプレイと比べると黒の締まりや色の鮮やかさで負けていると感じましたが、IPS液晶ディスプレイ界隈では十分戦える色使いと解像度です。

また、SU-TV4904Kはパネルシステムが非公開でありIPSとの記述は無いのですが、解像度や視野角、黒の質感、コントラスト比から恐らくIPS系ではないかと推測しています。なお視野角は文句なしの広さです。

一昔前のIPSでよく言われてたコントラストが少し低い黒の質感なども自宅で感じました。この点は有機ELやVA系パネルに負ける部分と言えるでしょう。

4K解像度の美しさは文句なし。近づいてもドットは見えない

手元にFireTVstick4Kがあったので繋いでみましたが文句なしの美しさです。YouTube等で一通り4K映像を流しましたが予想以上に美しい映像に引き込まれてしまい、気がつけば1時間経過していました…。

美学系のYouTube動画や映画、実写映像と非常に相性が良いディスプレイと言えるでしょう。画面も大きくベゼルも細いので映像に迫力と没入感があります。

また、HDMIから入力された4K映像に関しては上記感想のように非常に美しいのですが、内蔵されているテレビチューナーでは4K映像を体験できないので注意が必要です。(フルHD画質)

しかし補正が効いているのか不思議と映像に違和感は感じません。送信局側で撮影解像度が低い映像はどうしようもありませんが、定時のニュース等はクッキリハッキリ非常に美しいです。

価格コムで「テレビ映像はみてられない」とレビューが書いてあったりしたのですが、全然そんなことは無いです。

応答速度は9ms 残像感は皆無だし、ゲームもできる

公式の仕様表では9ms表記の応答性能ですがおおよ記述通りの反応だと感じました。最近のPCモニターは5ms程度が基準になるので若干遅めですが、6年,7年前のIPS液晶モニターでは8ms程度が標準でした。

「応答速度20msが当たり前」なんて時代も生きてきた筆者の感想としては全く問題ないレベルに高速応答なディスプレイです。更にいうと、液晶テレビとしてはかなり早い応答速度です。

元々の応答性能が良いためか、本製品には『ゲームモード』(映像補正を切って応答を早めるモード)が搭載されていません。通常モードでも十分にゲームプレイが可能です。

また、激安テレビにありがちな『強力な残像感』も本製品にはありませんでした。液晶のオーバードライブ回路の調整がうまくいっていないと動きの早いサッカーの試合などを見る時に映像に残像感が大量発生するのです。

この製品は地デジはもちろん、HDMIから4K60Pで映像を流しても上記のような残像は確認できませんでした。マジで品質は良いです。

より発色を綺麗に!オススメの調整項目一覧

SU-TV4904Kは初期設定のままでもめちゃくちゃ綺麗な色合い&解像度ですが、少し色温度が高いように感じたので、より自分の好みの発色になるように調整してみました。参考にしてみてください。

※詳細な調整はモード設定を「お好み」にする必要があります。また、入力ポート毎に調整は個別設定できるのでゲーム用、テレビ用などで使い分けることも可能です。

設定項目 数値 備考
オーバースキャン オフ 端切取を無効に
明るさ 75 100だと眩しい
暗部調整 75 黒つぶれを防ぐ
色の濃淡 60 ちょっと濃い目に
輪郭強調 75 少しシャープめに
ガンマ設定 1.8 明るめに設定
ホワイトバランス↓
Rゲイン 8 少し暖かい色に
Gゲイン 8 少し暖かい色に

こんな感じです。基本的にデフォルト設定が十分綺麗なので大きく設定変更しなくてもいいと思います。残りの項目は初期設定のままで大丈夫です。

気になった点もいくつかあります

SU-TV4904Kのいいところばかりを紹介してきましたが、もちろん「ここはちょっと…」と気になった部分もあります。些細なことかもしれませんが、こちらもしっかりと確認しておいてください。

スピーカーは格安帯レベル

本製品には10wのスピーカーが2つ搭載されておりステレオで音楽を聴くことができます。しかしスピーカー自体の品質はそれほど良くなく、音も下向きに出ているような感覚になります。

そのため、正面にダイレクトに伝わるような音響体験は皆無であり、普通のPCスピーカーで聞いているような感覚に近いです。

一応テレビ側の設定で低音と高音にそれぞれブーストがかけられるので、両方+15でマックスにするとそれなり耳障りの良い音質になります。購入したら試してみてください。(サラウンド機能はオフにしたほうが良いです。)

保証は絶対つけたほうがいい

4K液晶49インチで27500円となると明らかに値段設定がオカシイです。下記記項でも解説しますが、他社4Kと比べても圧倒的に値段が安い。もはやダントツなのです。このレベルの製品に良い部品を使っているワケがないだろう!

ということで延長保証はつけたほうが良いです。筆者はヤマダ電機で延長合計3年にしました。+1080円で付けることができます。標準のメーカー保証1年ではかなり不安ですからね…。

むしろ「3年使えれば十分だろう」ぐらいの感覚で購入しています。それぐらい安い製品なのです。

他社4Kテレビと比べても圧倒的に安い

あまりにも安いので他社の4K対応格安テレビと価格を比べてみました。大体の価格帯を把握する目安にしてください。

メーカー サイズ 最安価格 評価
アグレクション 49インチ 4K 29700円(税込) 4.67
neXXion 50インチ 4K 43800円(税込) 1.00
maxzen 49インチ 4K 43800円(税込) 4.45
ハイセンス 50インチ 4K 44290円(税込) 4.80
ジョワイユ 50インチ 4K 45800円(税込) 4.17
フナイ 50インチ 4K 53784円(税込) 4.40
LG 49インチ 4K 57705円(税込) 5.00
シャープ 50インチ 4K 66799円(税込) 3.07

※価格コム最安値は37800円

参考:価格.com 薄型テレビ詳細検索

上記がザックリ調べた各メーカーの4K最安値です。如何にアグレクションのSU-TV4904Kが安いかが分かるかと思います。表では店頭持ち帰りの時の価格ですがネット最安値で考えても37800円と激安です。

更に凄いのは5.3万円のフナイクラスまで画質が良いことです。こちらもヤマダに展示してあったので確認しましたがマジで大差ないです。実際に店舗で確認してみてほしいです。

アグレクションはアリ!格安4Kとしては最高峰

今回のsuperbe SU-TV4904Kは満足度マックスな激安で高品質な製品でした。耐久面が不明であることが唯一の心配要素ではありますが、元々3年で使い潰すつもりのアイテムなので気にしないことにします。

本製品は店頭販売はヤマダアウトレット限定になっているようであり他の店舗では見つけられませんでした。なお、ネットでは数店舗取扱があるようです。

発売日が2018年6月ということもあり在庫店を探すのが難しいのが現状ですが、電話すれば丁寧に調べてくれるのでお近くの店舗で一度聞いてみては如何でしょうか。

※なお、筆者はテレビ要らない派ですので、メインの利用用途はFireTVやゲーム利用、PC接続となります。今回は完全に衝動買いでした…。

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この記事のライター

タカハシヤマダ
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ENDSTART編集部メインライター。得意記事は中華ガジェット、PCハードウェア&自作相談、VR全般、スマートフォン、MMOゲームなど。
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