【初心者入門】自作パソコンは簡単!ドライバー1本で作るビギナー講座

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搭載サイトは2016年から毎年、計4年分の『10万円で作る自作PC案』などを紹介してきましたが、肝心の組み立てや自作PCを初めて組む人向けのサポート記事を書いたことがありませんでした。

時が立つに連れ、はじめて自作PCを組む人から質問をいただく機会も多くなってきました。今回は「自作pcはめっちゃ簡単!誰でも作れる時代になっている」ということをイチから解説したいと思います。この記事を通して少しでも自作のハードルが下がればと思います。

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パソコン自作は”中学校の技術”より遥かに簡単。もはやLEGO

「パソコンを自分で作る」と言われると、細かなはんだ付け作業や電装の知識が必要になると思われがちです。多くの人々は中学校の技術などで学んだ電子工作を連想するのではないでしょうか。

しかし、この想像は大きな間違いです。実際ははんだごてなんて使いません。(筆者は電子工作できません…。)極端な話100円ショップのドライバー1本でもできます。そんなレベルの作業。「出来上がり製品(パーツ)を組み立てるだけ」という感覚が近い。

よく”プラモデルを組み立てるような感じ”とも表現されますが、しっかりとしたプラモデルなんかはもはやそっちのほうが難しいし時間がかかると思います。

私的には「大人向けのLEGO」みたいな感覚です。指示された場所にはめ込んで、線繋いで、電源入れる!みたいな感じ。中学生でもできるレベルの”オモチャ”です。不器用でも大丈夫。

”相性問題”は現代ではほぼ心配無用

正直、”相性問題”がほぼ心配無用になったのは最近の話です。というのも、私が手を出した頃(10年以上前)はパーツ同士の相性問題が激しく、”適当に組んだら動かない”なんて事態がよく起こったのです。

そのため、PCショップに出向いて別のパーツと交換したりだとか、ショップ独自の「相性保証」なんてものに加入したりだとか、そういう”対策”が必要だったのです。これが素人を遠ざける大きな原因だった。

しかし現在は別メーカー同士のパーツを雑に組んでもほぼ問題は起こりません。メーカー同士のパーツも作り方も安定してきてるし、システムのバラツキも圧倒的に少なくなっているのです。製造ラインも大幅に良くなり、粗悪な物も出回りづらくなっています。

このような背景があり、現代はネットショップからの購入でもトラブルが少なく秋葉原や日本橋に通えないユーザーでも自作PCが安定して作れる。ユーザーの幅は確実に広がっていると言えます。

予算と相談した上でのパーツ選び

相性問題など、はじめて組む上での問題は現代では解決しています。それでも「マザーボードに合うCPU&グラボはどれ?」だとか「メモリの数字いっぱいありすぎて分からない」だとか、選択の悩みは残ります。

正直この手の話は「用途による」としか言えないのが現状。そりゃあ100万円する最上級PCを組めば誰でも満足するかとは思いますが…。誰でも家賃100万円の物件にお引越しすれば満足するのと一緒で、基本は自分が払える値段と相談するものです。

そんな「予算を抑えた上で満足のいくPCを組める」ことを目標としたのが『予算10万円で作るハイスペック自作PC』の記事です。

各種パーツとの適合ソケット、モデル等対応したものを選んであるので、余計なことで悩む必要なし。コスパを最重要視しているので費用対効果抜群です。

しかし『自分で考えて、選んで作る』という自作PCの楽しみを半分ぐらい奪ってしまっているので、”この記事を参考にした上で自分で改良を加える”とより一層楽しめるかと思います。

作業工程を解説!数時間で終わります。

「自作PCが如何に簡単か、現代はどれだけ楽に組めるか」は解説してきましたが、実際の作業工程がいまいちイメージできず不安な人もいるかと思いますので、簡単に全行程を纏めてみました。

CPU&ファンの取り付け

マザーボードを取り出して、CPUを差し込みます。どう見ても分かりやすいソケットにポン、と置いて、蓋を閉めるだけ。メッチャ簡単。

その後、CPUの上にファンを取り付けます。最近の付属ファンは予めグリスが塗ってあるため、そのまま置くだけでOK。4箇所ぐらいある固定ボルトを回してしっかり圧着すれば完成。

メモリとSSDの取り付け

これもまた分かりやすい。メモリは縦に入れるのでスロットがひと目で分かるかともいます。逆向きには挿さらないようになっているので安心。しっかり刺したら固定されるので、ひっぱっても外れないようになります。

次にSSDを取り付けましょう。2019年版で紹介したSSDはM.2モデルなのでマザーボードに直接挿入します。位置が若干わかりにくいのですが、PCIe系スロットの近所にあるはず。マザーの説明書で確認しましょう。M.2は寝かせて挿入するので注意です。近くに固定用の+ネジがあるはず。緩めてから挿入しましょう。

マザーボードの取り付け

先程完成したマザーボードをPCケースに取り付けます。スペーサーと呼ばれるネジ受けを逆から回し入れ、その上からマザーボードを置き、最後にネジで固定します。要はマザーボードに合った位置にスペーサーを入れるというわけ。マザーごとにネジの位置が違うからね!

この時注意してほしいのが、マザーに付属しているバックパネルというものを先に取り付けるということ。PCの後ろ面に中から当て込む感じ。最終的にマザーボードを置いたら固定されます。

電源ユニットの取り付け

2019年に紹介したPCケースは下に電源を置くタイプです。マザーの下部にある隙間に電源ユニットを配置します。中にしっかりはめ込んだら外側からネジで固定できるはず。しっかり止めましょう。

HDD、DVDドライブの取り付け

PCケース前面にある連続したスロットにHDDを取り付けます。最近のモデルにはジョイント装置もついているので固定は簡単です。ネジ止めも数点で済むはず。Hddは3.5インチベイのほうに、DVDドライブは5インチベイ(上の大きい方)に取り付けてください。

グラフィックボードの取り付け

最も大きいパーツ、グラボの取り付けです。大きすぎて配線を邪魔する場合はこの工程を後回しにしても良いです。PCIe16スロットに縦差し込みします。差し込んだだけでは重みで傾いてしまうので、PC後ろ側からしっかりネジで固定します。元々PCケースに付いているバックパネルは捻って外しておきましょう。

パーツを線で繋ぐ

『電源を供給するケーブル』と『通信をするケーブル』をそれぞれのパーツに繋ぎます。最も太いマザー電源ケーブルは最初に挿したほうがいいかも。その後HDDとドライブの電源ケーブル、ケースファンの電源(マザーに)、CPUファンの電源(マザーに)、グラボの電源を繋ぎます。

次に通信類のケーブルを接続します。PCケースの電源ランプやスイッチが反応するようにPCケースから伸びているケーブルをマザーに装着。USB、オーディオ等の前面ケーブルを全部挿します。最後にSATAケーブルをマザー→HDD マザー→DVDドライブと忘れずに繋ぎます。

モニター、キーボード、無線LAN子機を繋ぐ

本体は完成しましたので、周辺機器を接続します。後ろのUSBにキーボード&マウス&無線LAN、グラフィックボードから生えている端子にモニターを接続します。これでハード面の作業は終わりです。

後はOSをインストールするだけ

ここまで来たら本体は完成。後はソフトウェアをインストールするだけです。Windows10をインストールしましょう。一度電源を入れてDVDメディアをセットします。その後長押しでリセット。再起動します。

後は画面に現れる通りに操作すればOK。インストールドライブはM.2SSDにしてください。(容量が少ない方と考えるとわかりやすい)

OSインストールが終わったら夢のWindowsが起動します。ここまで来たらほぼ成功ですね。最後にドライバをインストールしましょう。マザーに付属しているディスクからインストールします。

グラフィックボードのドライバも忘れずにインストールしましょう。ディスクが付属していればそこからのインストールでも良いですが、NVIDIA公式からダウンロードするのが確実です。

以上で全行程は終了となります。数時間もあれば終わりますよ。

自作PCは最高の趣味!

今回は自作PCのハードルを下げようと一筆書いてみました。基本的な内容しか書いていませんが、ホントに作業量はこれだけでいいので、2回目からは説明書不要になるぐらいです。

あと、PC作業はゴム手袋を装着!とか神経質なマニュアルを見かけることもありますが、私は一度も装着したことがありません。そこまで作業に丁寧に接する必要はないです。

現代のパーツでは絶対大丈夫だとは思いますが、壊れても保証できませんので、『つけたほうが良い』とは言っておきます…笑

とにかく、自作PCは本当にイージーな趣味だと思っています。みなさんも気が向いたらチャレンジしてみてください。最後までありがとうございました。

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この記事のライター

タカハシヤマダ
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ENDSTART編集部メインライター。得意記事は中華ガジェット、PCハードウェア&自作相談、VR全般、スマートフォン、MMOゲームなど。
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