液晶モニターのお勧め ベスト3|自作PCオタクが選ぶ【コスパ比較】

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ハイスペック自作PCを組む!のコーナーをやり始めてから3年目となりますが『お勧めのモニターも教えてほしい』という要望を頂く機会が増えてきました。しかし、モニターは一概にコレ!という絶対的なアイテムがありません。

ユーザーの用途によってオススメする機種が変わってくるということです。今回は、お勧めできるワンポイントを載せた上で様々な視点から「コレは良い!」と感じるモニターを紹介します。

※【大画面モニター限定】のお勧め機種は下記に纏めています↓↓

【液晶】大画面PCモニターのおすすめを7つ紹介する:ゲーミング用途OK
4K映像の流行によって普及しつつある『大画面の液晶モニター』のおすすめを紹介しています。スペック、コスパ度など性能別の比較も載せています。近年は5万円以下でも非常に大きな画面や歪曲型ディスプレイなどの選択肢が大幅に広がりました。

全てにおいてバランスが良い!オールラウンダーな一台

ET322QKwmiipx

機種スペック

画面サイズ:31.5インチ
パネル: IPSパネル ノングレア
解像度: 4K(3840×2160)
応答速度:4ms
コントラスト:3000:1
輝度:  300cd/m2
視野(上下/左右): 178/178
消費電力: 47 W
入力: HDMI2.0x2 DisplayPort
その他:スピーカー搭載
本体サイズ: 729x529x246
重さ: 6.78Kg

おすすめ度

価格の安さ ★★★
スペック  ★★★★★
コスパ   ★★★★

エイサーの売れ筋モニターです。本体サイズは『31.5インチワイド』とかなり大型のモニターとなるので、置き場所に余裕がある人向けになりますが、大画面で迫力ある映像を楽しむことができます。ゲーム用途、映像視聴などにはもってこいの一台と言えるでしょう。

本体には当然のようにIPSパネルを搭載し4kに対応、更に最新モデルということもあり、コントラスト比が3000:1と、IPS系ではかなりの高コントラストを表現できます。応答速度も非常に早く作られているので、一般的なアクションゲームでも不満を感じることはないでしょう。

HDMIは最新規格2.0に対応、スピーカーも標準搭載されているので、PS4専用モニター、BDレコーダー接続でテレビ用途に、などの使い方も可能なオールラウンダーな機種です。バックライトにはLEDが使われていますので、寿命も長く、薄いです。

全体的に性能のバランスが取れている良機種と言えるでしょう。強いて欠点を挙げるならば、本体サイズの大きさが部屋のスペースに対応していない人は厳しいということぐらいでしょうか。横幅が一般的に普及しているPCモニタより大きい(約73cm)です。

サイズ面を許容できるなら、間違いなく満足度トップクラスの液晶モニターです。お値段は約5,5万円ほどと激安というわけではありませんが、総合的にお勧めできる機種です。

安くて平凡なのでいい!そんな時に選びたいモニタ

GW2470HL

機種スペック

画面サイズ:23.8インチ
パネル: AMVA+パネル
解像度: フルHD(1920×1080)
応答速度:4ms
コントラスト:3000:1
輝度:  250cd/m2
視野(上下/左右): 178/178
消費電力: 29 W
入力: HDMIx2 D-sub
その他:
本体サイズ: 553x425x189
重さ: 4.1Kg

おすすめ度

価格の安さ ★★★★
スペック  ★★★★
コスパ   ★★★

安いモニタがいいけど、品質が悪くてサイズも小さいのはイヤだ・・・」そんなユーザーにオススメしたいのがBenQのGW2470HLです。画面サイズは納得の23.8インチ。最近のデスクトップPCでよくあるサイズではないでしょうか。

応答速度や、コントラストも問題なし。至って標準的な性能を備えた上で、値段が約1.5万円ほどとかなり安い価格帯の製品となります。しかし一点注意していただきたいのが、『DIV端子がない』ことです。使う際にはDIV→HDMIに変換するようにしましょう。

その他機能としては、ブルーライト軽減Plusなどを搭載し、目への負担軽減にも取り組んでいる(効果があるのかは疑問ですが…)モデルです。長時間作業する場合にもお勧めできるシステムですね。更にフリッカーフリーも搭載し、画面のチラツキを完全にカットしています。

正直、フリッカーなしのモデルで15000円なら、その機能だけで結構安いんじゃないかなぁ、と感じます。フリッカーというのは、モニターにカメラを向けた時にカメラ越しだとわかる『アレ』です。波打ってるやつですね。

「とりあえず安く済ませたい」「普通に使えればいい」という人はこの機種で良いでしょう。なお、スピーカーが搭載されていないので、音声出力には別途1000円ぐらいのスピーカーを買って繋ぎましょう。イヤホン、ヘッドホンで聞く場合はそもそも必要ないので問題ないです。

1万円も出したくない!映ればいい人向けのモニター

GL2070

機種スペック

画面サイズ:19.5インチ
パネル: TNパネル
解像度: WXGA++
応答速度:5ms
コントラスト:600:1
輝度:  200cd/m2
視野(上下/左右): 65/90
消費電力:17 W
入力: DIV D-sub
その他:
本体サイズ: 416x424x178
重さ: 2.99Kg

おすすめ度

価格の安さ ★★★★★
スペック  ★★
コスパ   ★★★

映ればいいんだよ!激安のやつをくれぇ!」そんな人に紹介したいのがお値段9000円の激安モニターです。サイズは19.5インチと少々小さめのモデルとなります。一応性能面は最低限クリアしてるかな?といった印象。

応答速度も他社と比較しても変わらず、至って普通の性能。入力端子がDIV D-subしかないのが気になりますが、HDMIは変換できるのでDIVに変換して使えば問題ないです。D-subは・・・。アナログ出力ですので、現在使う人は少ないかもしれません。

この機種の一番の問題は、液晶パネルでしょう。安いTNパネルを採用しているためか、視野角が極端に狭いです。ちょっと横から見ると色がおかしくなる。正面から見る人専用の画面と言っても良いでしょう。

色々とクセのあるモニターですが、それでも安いことには変わりない。予算が限られた人にはこれしか選択肢がない場合があります。安さは正義。1万円も出せない人に『とりあえず使える1台』としてオススメです。

総評

如何だったでしょうか。モニターも主要なメーカーは限られていますが、商品の展開数が多く、どれを選んだらいいか悩む機会も多いと思います。当サイトでも同じように大量に紹介していては意味が無いため、今回は少なめに紹介しました。

モニター選びのヒントになれば幸いです。最後までありがとうございました。

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