RTX 2070 Super/2060のベンチマーク・比較・性能検証など:コスパ抜群な新作

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本日より発売のNVIDIA RTX2070 Super,RTX2060 Superの性能ベンチマークと前モデルとの比較です。RTX2080 Superの情報も掲載。

今回のSuperグラフィックボードは399ドル~という大幅に安い値段設定に加えて、無印の20%程度性能アップ(最大)という恐ろしいコスパを兼ね備えているグレードとなります。

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RTX,2060,2070,2080(Super)のスペック検証

今回のSuperモデルは無印に比べてCUDAコアが増加、TDPも若干増という構成になっており純粋に発熱とスコアを底上げしてきているような印象です。以下詳細スペック表。

詳細スペック情報

20602060
Super
20702070
Super
20802080
Super
インターフェースPCIE 3.0PCIE 3.0PCIE 3.0PCIE 3.0PCIE 3.0PCIE 3.0
アーキテクチャTuringTuringTuringTuringTuringTuring
コア数192021762304256029443072
GUPコアTU106TU106TU106TU104TU104TU104
メモリ6GB8GB8GB8GB8GB8GB
bit数192bit256bit256bit256bit256bit256bit
GPUクロック1365 MHz1470 MHz1410 MHz1605 MHz1515 MHz1650 MHz
GPUブースト時1680 MHz1650 MHz1620 MHz1770 MHz1710 MHz1815 MHz
TDP160W175W175W215W215W250W
推奨電源500W550W550W600W600W650W
補助電源6pin6pin6pin8pin8pin8+6pin
価格$349$399$499$499$699$699

基本的にRTXシリーズは1世代前アーキテクチャのGTX10◯0系のような大幅な省電力性能アップは行われておらず、純粋に消費電力増でパワーを上げています。Superも同じような仕組み。

Superで特徴的なのはCUDAコア数の増加。更にRTX2060Superはメモリインターフェースが256bitとなり、メモリ量も8GBとなっているので無印2060だけが置いてけぼりになっています。

2070Superに関してはGPUコア自体がTU104に格上げされており、ほぼRTX2080系といっても良い内部構造に変化しています。

この性能アップグレード具合でお値段は旧無印と同じ(2060は+50ドル)というビックリ価格。恐らくAMDの5700XTなどに対抗した結果なのでしょうが、我々ユーザーには嬉しい値段設定です。

旧機種(モデル)と比較して

上記スペック表を踏まえた上で性能を旧機種と比較すると以下のような纏め方になるでしょう。

  • RTX2060SuperはRTX2070とほぼ同じ性能
  • RTX2070SuperはRTX2080より僅かに下
  • RTX2080SuperはRTX2080より上、2080Tiより下

RTX2060SuperはRTX2070に比べるとCUDAコア数が若干足りないものの、クロック数を引き上げることによって同等に近い性能を引き出していると言えます。

RTX2070Superも同様にRTX2080よりコア数が少ない分、クロックス数を上げて性能を調整している印象です。これによりTDPは同水準に収まっています。

RTX2080SuperはRTX2080Tiには届かない性能になります。このモデル展開がメインとなっていも2080Tiは最上位モデルとして市場に残す意向のようです。

なお、今回の新モデル展開でRTX2060とRTX2080Ti以外(RTX2070とRTX2080)は生産が終了していく見込みだと報じられています。

RTX 2070Super,2060Superのベンチマーク情報

各ベンチマークソフトウェアごとのRTXスコア(旧機種比較)もグラフ化してみました。多少のばらつきはありますが全体的に優秀な結果を記録しています。

ベンチマーク環境はこちら↓

  • CPU:Intel i7-8086K 5.0GHz
  • メモリ:Corsair Vengeance LPX 32GB
  • SSD:Crucial MX300 1TB
  • マザー:ASUS ROG Maximus X Hero

シャドウ・オブ・ザ・トゥームレイダー

トゥームレイダー 1080P/High/DX12 AVGFPS※1

  • 2080Ti
    160FPS
  • 2080
    136FPS
  • 2070Super
    125FPS
  • 2070
    107FPS
  • 2060Super
    106FPS
  • 2060
    97FPS

Steamなどで配信されているベンチマークにも優秀な3Dゲームです。今回はアベレージ(平均)FPSをグラフ化。RTX2080Tiが大きく数値を引き離しています。

2070Superは2080に比べると少しFPSが低いように見えますが、2060Superは2070とほぼ同じFPS値を記録しており、コストパフォーマンスの良さが実感できます。

グランドセフトオートV

GTAV 4K VH/ULTRA/DX11 AVGFPS※1

  • 2080Ti
    79.8FPS
  • 2080
    62.2FPS
  • 2070Super
    57.3FPS
  • 2070
    51.6FPS
  • 2060Super
    50.6FPS
  • 2060
    44.3FPS

お次はDX11のゲームでのアベレージFPS(4K画質)の計測値。こちらもRTX2080Tiがぶっちぎりです。2070Superは57.3FPSとまずまずの数値。2060Superは2070とほぼ同数です。

トゥームレイダーの結果からもわかるようにRTX2070Superはスペック表やNVIDIA公式が発表した性能アップ%よりも少し低めの結果に推移しています。

3DMark FireStrike

3DMark:FireStrike/ULTRA/DX11※2

  • 2080Ti
    8117
  • 2080
    6505
  • 2070Super
    6028
  • 2070
    5191
  • 2060Super
    5260
  • 2060
    4334

3DMarkの結果は2080Tiがより差を広げることになりました。2070Superはやはり少し低めの数値を記録しています。

対象的に2060SuperはRTX2070を上回るスコアを記録しており、如何にポテンシャルが高いかを見せつけられる結果となっています。

PassMark GPU SCORE

PassMark:GPUスコア比較表※3

  • 2080Ti
    16817
  • 2080
    15614
  • 2070Super
    14952
  • 2070
    14187
  • 2060Super
    13994
  • 2060
    12924

データ数が少ないためSuperは既存のベンチマーク結果などをかけ合わせたおおよその推測値になりますが、2070Superで2080に少し劣る程度、2060Superは2070と同等か僅かに下回る数値になります。

RTX2070Superに関しては「GTX1080Tiを上回る」と公式で断言されていましたが、実際のベンチ結果はもう少し下になるようです。

コストパフォーマンスを考えるとRTX2060Superは非常に良いモデルです。もはや無印RTX2070を買うメリットはほぼ無いと考えて良いと思います。

総評:狙い目は『RTX 2060 Super』

今回のベンチマークデータではRTX 2070 Superよりも2060 Superのほうがコストパフォーマンスに優れている印象を受けました。純粋に無印RTX2070の代替品として今後普及することになるでしょう。

現在のRTX2070,2060の相場と同程度(2060は+50ドル)に価格が落ち着いたら狙い目です。純粋に同じ値段で性能アップが見込めます。

マイニング需要の減少でグラフィックボードの価格は下がることが予想されていましたが、思ったほど値段が下がっていないのが現状。

VR用途などになるとPCパーツ全体の予算の約50%がGPUに消えることになります。少しでも安いモデルを購入したいものです。

用途別おすすめモデル

RTX 2070 Super:市場価格6.1万円~(税別)

  • ハイグレードVR用途 Valve Index,Oculus S,VIve Pro
  • フルHD~2K 144FPSゲーミング用途
  • 最先端のゲームを最高品質でプレイしたい方に
RTX 2060 Super市場価格5万円~(税別)

  • ミドルグレードVR用途 HTC Vive,Oculus Rift
  • 4K 60FPS ゲーミング用途
  • 高品質ゲームをストレス無くプレイしたい方に

※ 参考:NVIDIA公式サイト ※1 参考:GAMENEXUS ※参考2:Guru3D ※参考3:PassMark

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