Microsoftより新型ノートブックであるSurfaceLaptop2が発表されました。日本も発売対象となっており、10月16日に発売です。見た目の大きな変更などはありませんが、スペックは第8世代i5~にグレードアップしているようです。以下、詳細を纏めと競合機種の比較です。
Surface Laptop 詳細スペック表
Surface Laptop&2スペック比較
Laptop | Laptop2 | |
---|---|---|
OS | Windows 10 S | Windows 10 Home |
CPU | 第7世代i5/i7 | 第8世代i5/i7 |
GPU | IntelHD620/640 | IntelHD620/UHD620 |
メモリ | 4/8/16GB | 8/16GB |
SSD | 128/256/512/1TB | 128/256/512/1TB |
画面 | 13.5 インチ PixelSense | 13.5 インチ PixelSense |
解像度 | 2256 x 1504 (201 PPI) | 2256 x 1504 (201 PPI) |
タッチ | 10点 ゴリラガラス3 | 10点 ゴリラガラス3 |
端子類 | イヤホン,USB 3.0 Mini DisplayPort |
イヤホン,USB 3.0 Mini DisplayPort |
無線 | Wi-Fi,Bluetooth4.1 | Wi-Fi,Bluetooth4.1 |
サイズ | 308x223x14.48mm | 308x223x14.48mm |
重量 | 1.25kg~1.28kg | 1.25kg~1.28kg |
充電 | 専用コネクタ | 専用コネクタ |
カラー | 青、赤、金、銀 | 青、赤、黒、銀 |
価格 | 約10万円~ | 約13万円~ |
上記が前回の初代との比較スペック表となります。外見面では大きな変更点はなく、内部のチップセット、CPU類が第8世代へと進化しています。また、メモリも4GBは選択不可になっています。
今回もTypec充電や端子の搭載はなく、Surfaceconnectと呼ばれる専用端子を引き続き搭載。重量や無線類、その他端子も据え置きです。更に、今回はカラーラインナップが若干変わっており、金色が無くなる代わりに黒色が増えました。
更に最大のポイントとして、Windows10がS(その後Sモードへと以降)から標準的なHOMEへと変更になっています。制限が無くなっているのは有り難いですね。
また、初代Laptopは海外版のみCorem3搭載の低価格&低消費電力なモデルが販売されていますが、今回のラインナップには無いようです。
値段は日本価格で約13万円~。初代は現在10万円ほどで購入できるタイミングも増えていますが、初期値を考えると同じぐらいでしょうか。
マイナーアップグレード?インパクトは弱め
今回のSurfaceLaptop2は、前回の初代Laptopと比べると”新作!”と呼べるようなインパクトは少ないです。CPUが8世代になって、黒色が増えたぐらい。その他のハード面はほぼ同じ構成です。サイズも、重さも同じ。
特に目立ったアピールポイントは少ない印象。順当に”2018年仕様に進化させたよ!“といったイメージが強いです。
今回のモデル発表時に最も期待されたのがTypecへの対応だったと思うのですが、そちらも対応せず、謎のSurfaceConnectorを備えたままの端子構成でした。
OSはLaptop初期の”S”よりは確実に良いHomeへと変更されていますが、のちにSモードへと以降された現在の状態では対して変わりません。(Sモードでは変更することができる)
ですが、カラーに関しては嬉しい人もいるかもしれません。金が無くなった変わりに汎用性高めな黒が追加されました。こちらの需要はあるかも。
それ以外に関しては、正直『CoreM3モデルの初代Laptopで良くない…?』と思ったり。第7世代→第8世代にすることによって処理が80%程度高速化しているとアピールしていますが、”本当にそこまで必要か?実使用で変化はでるのか?”を考えるとコスパ面では微妙かもしれません。
競合のノートブックと比較してどうか
同じ3:2のアスペクト比を持つノートブック競合としては、『HuaweiのMateBookX/Pro』などが挙げられます。仕様面ではどうなのでしょうか。Xのほうを軽く比べてみました。
まず、画面サイズではMatebookが13インチと少し小さめ。本体サイズに関してもMatebookが12.5mmとかなり薄く本体も小さく優秀な機体といった印象です。更に重さも1.05gと激軽。
薄くて軽い分、タッチパネルには対応していませんが…。タッチパネルを気にしない層には完全にMateBookのほうが魅力的に見えるかも。解像度も2160×1440と画面の大きさを考慮するとほぼ同じ。
CPUこそ第7世代i5/i7ですが、のちに発売されたX Pro版は第8世代です。Xはお値段も12万程度とそんなに変わらない。初代SurfaceLaptopの処理速度に満足している層であれば、これで良いような気がします。
『Surfaceのほうが良い!』とハッキリいえる部分が見つからないというのが正直な感想。好みにもよりますが、軽さ、コンパクトさならMateBookのほうが魅力的かも。
現在、i5モデルのSurfaceLaptopが689ドルで販売中
さて、”初代でもよくね?”と感想を述べてきましたが、現在、米Amazonにて初代SurfaceLaptopのCorei5版が685ドルで販売されています。日本円で78000円程度でしょうか。新作の発表で値下げされているようです。
日本よりかなり安い価格になっていますので、気になっていたらぜひ。たまにこういったようなセールが行われているようです。日本と違い、Office無し版だからこそ安い!また、日本への国際発送にも対応しているようです。
同じように、Laptop2が発売されれば、バンドルなし版を国外で買うほうが安く手に入るかもしれません。
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