16500円の激安すぎるノートPC『Inspiron 15 3583』を徹底レビューする!

3.5
パソコン ハードウェア

DELLのInspiron15 3583のレビューです。本機は公式メーカー販売で価格が16500円~と非常に安価なことが特徴となります。さらにM.2スロット搭載、メモリも16GBまで増設可とかなり拡張性も高いことがウリです。

おおまかなスペック・Windows 10 Home 64bit 日本語
・インテル® Celeron® 4205U 1.8 GHz
・インテル UHD グラフィックス 610
・4GB 1x4GB DDR4 2666MHz 増設可
・1TB 5400 rpm 2.5インチ SATA 交換可
・15.6-インチ HD 非光沢 LED 非タッチパネル
 ※この記事はYouTubeにアップロードした動画を記事化したものです。原稿をそのままアップロードしていますので文面が話し言葉調であったり、やや読みにくい部分があります。ご了承ください。

Dellの闇を暴く!16500円の激安すぎるノートパソコン『Inspiron 15 3583』を徹底レビューする!新品でこの価格は可笑しいだろ…。しかもメモリ増設可能、M.2スロットあり!?

本体カラーはブラックとシルバーから選択可能

まずね、開封していきます。本体カラーはブラックとシルバーから選択できます。今回はブラックを選択しましたが追加料金は0円でした。在庫状況によっては生産が遅くなることもあるみたいです。

16500円のPCの割には、なかなかカッコイイですよね。表面はつや消しなマット加工となっており、テカリは無いです。これも高級感があって好印象ですね。

キーボードは難ありなので注意

キーボードは一般的な日本語仕様ですが、BackSpaceが非常に小さく作られておりなかなか押しづらいです。その他はエンターキーが少し細いぐらいでしょうか。

残りの部分は特に違和感は無さそうです。うち心地は少し固めで、現行のFUJITSUやNECノートに似ている感じがします。

キーピッチは実測で縦18mm 横19mmとなります。テンキーが搭載されているので、普段デスクトップを使用する人には扱いやすいのではないでしょうか。エンターキーとBackSpaceは少しきになりますが…。

なお、バックライトは非搭載となります。

大きさと重さ:結構でかいモデル

本体の大きさは高さ21mm、横幅380mm、奥行き258mmとなります。光学ドライブが搭載されていないので、かなり薄いモデルですが、15.6インチサイズなので横幅は結構デカイです。

なお、重量は実測で約2kgとなります。15.6インチでは標準的な重さではないでしょうか。本体が大きいこともあって、特に妙な重さを感じることはないですね。

インターフェースは標準レベル

サイドのインターフェースはフルサイズのSDカードスロットが1つ、USB2.0が1つ、USB3.1が2つ、フルサイズHDMI出力が1つ、ヘッドフォンマイク端子がひとつ、有線LAN端子がひとつとなります。

16.15.6インチのPCとしては極めて標準的なインターフェースと言えるでしょう。なんの問題もなく使用できると思います。

なお、DVDやBlu-rayを読み込む光学ドライブは非搭載となります。15.6インチのサイズで非搭載は少し寂しく感じますが、最近のノートPCは非搭載も多いので特に問題は感じないです。

実際日常でディスクを使う機会もかなり減っていると思います。

起動時間をチェック:クソ遅い!

はい、では早速起動してみたんですが、セットアップはかなり遅いですね…。最初の操作が可能になるまで5分ぐらい掛かっていました。嫌な予感がプンプンします。

で、触っていて気づいたんですが、タッチパッドはなかなか使いやすいです。なめらかで反応も良い感じ。5万クラスのノートPCでも操作遅延を感じるような妙なタッチパッドも多いので、これは嬉しい点ですね。

というわけで、セットアップが一通り終わったので、起動までの時間を測ってみました。BIOSの立ち上がりまでが5秒、デスクトップの表示までが70秒、安定して操作できるようになるまでが120秒といったところです。

現行のPCと比較するとかなりおっそいですね…。これは酷い…。HDDが足を引っ張っていますね。2.5インチサイズの5400回転のHDDと考えるとまぁ標準速度ですかね。

ソフトウェアはお馴染みのマカフィーセキュリティが入っているぐらいで必要最低限でした。もちろん速攻アンインストール。ウィルス対策なんて個人ユーザーはWindowsの標準機能で十分なんですよ…。

各種ベンチマーク評価一覧

8.1で廃止されちゃったWINDOWS標準のPC評価を復活させるソフトウェア「WINSCORESHARE」でのSCOREはこんな感じ。ドンキPC(1世代)との比較も載せておきます。能力的にはDELLのほうが上ですね。まぁ悪くはないんじゃないでしょうか。HDDせいでストレージ速度がちょっと遅いですね。

続いてベンチマークの大定番PASSMARKPerformanceテストの結果はこんな感じ。まぁーかなりひっくいですね…。では、スコアと照らし合わせて、ここで各パーツの評価を掘り下げていきましょう。

CPU評価:ドンキよりは早い

・インテル® Celeron® プロセッサー 4205U (2MB キャッシュ, 1.8 GHz)

CPUは悪名高きセレロンプロセッサーです。基本セレロンと名前がついてマトモに使えるCPUは2021年現在ではほぼないと言っていいです。

PASSMARKのCPUスコア値は驚愕の1278、一応僕が実機で図ったスコアは2000ぐらいだったので、若干の誤差はあるみたいですね。

ちなみに他のノートPC用CPUとスコアを比較するとこんな感じ。これはやばい…。

でも、これでもドンキノートの最新モデルに搭載されているCPUのCeleron N3350よりは高いスコアなんですよね。Ryzen4500U搭載ノートなんかは、6万円台で買えるので、皆さんはこちらを買いましょうね。

メモリ評価:4GBだが増設可能で好印象

・4GB 1x4GB DDR4 2666MHz

メモリはシングルチャネルで4GBが一枚。アクセス速度はこの価格帯にしては速めのDDR4 2,666MHz(デュアルの場合)ですね。

ネットブラウジングしている状態で使用量が2.7GBほどでした。流石にこのままだと日常利用は少々厳しいスペック。

幸い空きスロットが1つあるモデルなので、もう一枚4GBを足して8GBにするのが理想的です。分解もドライバー一本で簡単にできました。

DDR4のノート用メモリ4GBなら中古なら1500円、新品なら2500円ぐらいで購入できるので後日増設してアップグレードレビュー予定です。ちなみに2スロットで最大16GBまで増設可能です。

無駄にカスタマイズ性が高いですね。

ストレージ評価:1TBあるが遅すぎるボトルネック

・1TB 5400 rpm 2.5インチ SATA ハード ドライブ

ストレージは1TBのハードディスクを搭載しています。容量面は全く問題ないでしょう。速度に関しては安定のCrystalDisikMarkでチェックしてみました。かれこれ10年以上お世話になってます。そろそろこのソフトウェアには寄付するべきですね。

実測値は平凡な2.5インチHDDといった感じ。シーケンシャルリードライトはなかなかですが、ランダムリードライドはHDD特有の遅さがありますね。SSDには遠く及ばないが、質の悪いemmcよりはましといった程度です。

ちなみにemmc搭載のドンキノートとの比較はこちらになります。うーん、微妙な差ですね。なお、SDカードスロットの速度はこちらとなります。

テストではクラスUHS3のカードを使いましたが、めちゃめちゃ遅いですね。最低クラスに遅い。使い物にならないですね。まぁノートPCに搭載されているSDスロットは基本的に遅いです。

あと、このPCにはなぜかM.2のフルサイズスロット(2280)が別で搭載されています。つまり、最高速度のSSDを搭載できます。メモリといい、なぜこんなに拡張性が高いのか…。

ちょうど自宅にM.2SSDが余っているので、メモリと合わせて、後日、魔改造をする予定です。この機種のボトルネックは間違いなくストレージなので、これでかなり動作はサクサクになる筈です。

GPU評価:オンボオードだがデキるヤツ

・インテル UHD グラフィックス 610 共有 メモリー 付き

はい、続きましてグラフィック性能なんですが、GPUはチップセット内蔵型のモデルとなります。

UHD610ですが、これはゲーミングではない限りどのノートPCでもそんなに性能は変わらないと思ってもらっていいです。ビジネス用途では特に気にしなくてもいいポイントです。

まぁ、一応ねデスクトップの本格的なグラフィックボードと比較するとこんな感じになります。圧倒的ですね…。

3Dゲームは少し厳しいですが、一昔前のゲームならわりとサクサク動きます。ドラクエXとかね、低解像度ならとても快適の表示がでました。これ結構びっくりです。あとね、後ろで動かしているように、マイクラとかも普通に動きます。

一応、他の3Dゲームも測定しました。スコアはこんな感じです。他のPCベンチマークを見たことがある人ならわかるかと思いますが、軒並み低めです。が、Z8350とかとね、比べたらかなり優秀なスコアだと思います。案外ゲームできますね…。

ディスプレイ評価:意外と悪くない

・15.6-インチ HD (1366 x 768) 非光沢 LED-バックライト 非-タッチパネル

次はディスプレイについてですね。この機種はHDディスプレイで非IPSとなるので、正直かなり酷いと予想していたんですが、意外とねーそんなに悪くないです。

ドット感がもっと気になると思ったんですけど、全然きれいに表示できています。一応ね、1366×768なんで一昔前の解像度ではあるんですが、特に不満はないですね。

色味は若干青が強いような印象を受けますね。これはPC側の設定でもある程度調整できるので気にしないでいいでしょう。

映り込みはない非光沢モデルでタッチには非対応です。タッチはノートでは使わないし、非光沢はむしろワーク向きなのでここは好印象ですね。

ただし、非光沢、非IPSになるので黒の表現はやはり弱いですね。引き締まった黒ではないです。あとちょっと白っぽいかな。

また、映像では紹介しづらいですが、明るさは十分にあります。ずっとね、今まで見せてる画面は明るさ最低設定なんですが、丁度いいですね。一応ファンクションキーから簡単に調整できるので便利ですね。

視野角はIPSと比べると狭いですね。かと言って画面端の色が滲むような酷さではないので実用には耐えるレベルです。画面は購入前の予想より遥かに良かったですが、ドンキノートと比べると確実に負けている部分ですね。

あっちは解像度も高いですし、IPSなんで視野角も広いです。

バッテリー評価:特に問題なく標準レベル

・3-セル 42WHr バッテリー

バッテリーは45W、ACアダプターで充電するタイプとなります。PD充電には非対応なので、充電するにはこのACアダプターを持ち歩く必要があります。

まぁ本体サイズも大きいし、持ち歩きノートPCとして使わないので問題はないでしょう。

なお、ACアダプタを繋いだまま高負荷をかけた際の消費電力は16Wほどになります。逆に、何もしてないときは5Wほどです。元々スペックが低いモデルなので使用電力量も少ないですね。

バッテリー容量は42000mWhとなります。体感的にはビジネス用途で実使用○時間ぐらい使える容量です。ちなみに、この明るさのままでYouTubeを連続視聴した場合は○○時間ほど視聴できました。結構長時間運用できる感じですね。優秀です。

スピーカー評価:安モノとしてはトップクラス

・2.5Wステレオスピーカー Realtek

スピーカーは2.5Wスピーカーが裏側に2機搭載されています。それなりに大きな音が出せます。これね、結構いい音出ますよ。少なくとも僕が持ってたドンキPCよりは全然いい音ですね。

下手したら僕の持ってるXPSより素直な音が出ている気さえしますね。悪くないです。安価なPCの中ではトップクラスじゃないでしょうか。とりあえず、ひどい音がすることはないですね。

まぁオーディオに関しては音質を求めるユーザーはイヤホンを使用すると思うので、この項目はそこまで気にしないで良いと思います。製造元は安心と信頼の激安メーカー蟹ことリアルテック製ですね。この辺はいつもどおりです。

騒音と発熱について

騒音についてですが、基本的に低スペックモデルなので、ファンが回ることはほぼ無く無音状態で使用することができます。

分解した時にファンがあることは確認しましたが、実際回った様子は今回のレビューで一度も確認できませんでした。かなり発熱は抑えられています。

一応、ベンチマーク時などにCPU使用率が100%になってる状態で本体の表面温度を測定しましたが、一番熱かったこの部分でも約35度とかなり低い温度ですよね。

今回は室温23度で測定しましたが、放熱には余裕があるようです。そもそもチップセットが発熱しないんでしょうね。一応、ソフトウェア読みでは内部最高温度は45度ぐらいみたいです。

ノートPCのCPUとしてはかなり低い温度ではないでしょうか。ファンレスでもいけるレベルですね。

アダプタ関連

・ネットワークアダプターQualcomm® DW1810, 1 x 1, 802.11ac with Wi-Fi, ワイヤレス LAN, Bluetooth 4.1

ネットワークアダプタ関係はクアルコム製のものが搭載されていました。この辺はしっかりしていますね。

WifiはACまで対応しているので何も問題はないです。Bluetoothは4.1と少し古い仕様ですね。無線イヤホンなどを繋ぐ場合は5.0はほしいと感じます。接続の安定性とかがね、全然違います。

ソフトウェア関連

ソフトウェア関係の搭載事情ですが、OSはWINDOWSHOMEです。Proも有料で選択できますが、HOMEで十分だと思います、

Proならメモリを128GB以上にできたりしますが、個人で使う機会はなかなか無い機能ばっかりなので不要です。ここは悩む必要なしだと思います。

なお、Officeは搭載されていません。これもオプションで20000円で追加できますが、本体より高いっていうね…。そんなこと起こるんですね…。

コレに関しては互換ソフトや無料の公式オンラインサービスを使ったり、ヤフオクなどで購入するのがお勧めです。

結局どんなことができるのか?パターン解説

はい、というわけでね、本体のレビューを一通りしたんですが、ぶっちゃけ使えるの?っていう操作感の話をしたいと思います。

まずね、ブラウジングとかは特に問題なくできますが、読み込みに若干もたつく感じはあります。普通にね、サイトとか巡回しててもちょっとストレスを感じます。メモリの空きもね、全然ないです。CPUもあんまり余裕はないですね。

動画視聴に関してはサクサク快適できますが、4K動画の再生とかはね、ちょっと厳しいと思います。まぁこのPCで4K動画見る意味はないですけどね。

Officeなどの使用に関しても同様で、基本的にはサクサクで使用に問題はないですが、いかんせんHDDが足を引っ張っているので、初回の読み込みが遅いですね。

あとゲームとかなんですが、GPUのときにちょっと触れたようにマインクラフトや古い3Dゲームは全然プレイできます。チップセットが新しいですからね。あとは2D系のゲームですね。これも問題ないです。
APEXとか、そゆのはね、論外です。起動すらしないです。

といった感じのPCですので、そのままで使用するのはちょっとストレスあるかな…という感想ですね。

しかし、明らかに足を引っ張っているストレージを換装して、メモリを8GBにすれば、普通に日常で普段使いできるPCになるはずですので、こちらの魔改造動画を後日、別撮りで上げたいと思います。お楽しみに…!多分予算もね、+5000円ぐらいでできると思います。

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