HUAWEIから発売されている廉価ブランドHONORシリーズのスマートウォッチとなります。名称は『HUAWEI HONOR Band 5』本機種は日本での公式販売こそないものの、正規代理店経由でAmazonでも購入することができます。
筆者もAmazonにて3800円で購入。輸入なしで2日ほどで届きました。とても3800円とは思えない優秀な機種だったので情報共有です。
基本スペックの紹介
HONOR Band 5の基本スペック |
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防水性能 IPX5 耐水圧5ATM |
Bluetooth5.0 |
iOS9.0↑ Android4.4↑ 対応 |
各種センサー |
マルチランゲージ |
43×17.2×11.5 mm 22.7g |
バンド幅1.65mm 長さ10.7~11.5cm |
0.95インチディスプレイ(実測) |
HONOR Band 5は4000円切った格安帯のスマートウォッチながら防水(防滴)対応、5ATM程度の水圧にも耐えます。
OSはiPhoneにも対応。GT2などと兼用の専用のアプリ(ファーウェイヘルスケア)が用意されているのでそちらをダウンロードする必要があります。
Bluetoothは5.0に対応しているので途切れるような挙動は一切なくバッテリー持ちにも優しい設計です。無線デバイスで5.0はもはや必須ですね。
OSは日本語を含めたマルチLanguageに対応しています。ファーウェイの独自OSとなります。
重さは22.7gと非常に軽いです。つけてることを忘れる軽さ。スポーツと相性が良さそうです。
HONOR Band 5でできること
HUAWEI HONOR Band 5の主な機能
- 通知の確認(LINE、電話、各種アプリなど)
- タイマー、ストップウォッチ、アラーム
- 心拍数測定(常時監視可)
- 酸素測定
- 音楽の再生
- 歩数計、運動記録
- 睡眠深度測定
- 文字盤変更(120種以上)
- 座り続け防止(1時間)
- スマートフォンを鳴らして探す
- 天気の表示
- リモート写真撮影ボタン
通知機能はアプリの種類と新着が表示されるだけで内容は表示されないので注意。あくまで中身の確認はスマホでとなります。
スマートウォッチでの基本的な機能に加えて酸素測定が目玉となります。こちらは後述します。
文字盤も大量にあるデザインから自由に変更できるし文句なし。アップデートで随時増えています。
ウォーキング、ジョギング、サイクリング、スイミングなどに対応したセンサー機能、ログ機能も搭載。最近流行りの睡眠度測定もついています。座り防止も搭載。1時間座っていると通知がバッチリ来ます。
HONOR Band 5でできないこと
HUAWEI HONOR Band 5で実現できないリスト
- 通知の詳細な内容表示
- アプリの追加インストール
- 自作文字盤の設定
- 画面の常時点灯
本機はファーウェイの独自OSで動いていることもあり自作の文字盤が設定できません。しかし、これは他のシリーズでも同じことですのでさほどマイナスポイントにはならないかも。同様に野良アプリなども導入不可です。
となると、最も不便な部分は前述した通知の内容表示不可という部分でしょう。スマートウォッチでLINEの中身を見ている勢は購入をためらうポイントになりそうです。
また、画面の常時点灯に関しても非対応です。小さな本体に僅かなバッテリー搭載ということもあり、仕方ないかもしれません。
思いついた”できないこと”はこれぐらい。後はデザインや視認性(少し画面は小さめ)を許すことができれば最強のコスパスマートウォッチなのでは…?
酸素の測定方法
購入した直後は使えなかったので載せておきます。まず、最新ファームウェアにアップデートが必要です。管理アプリからのアップデートが終了するとメニューに項目が追加されます。
タップして大人しく待っていると数値が測れます。簡易的な機能なので少し数値がブレますがおおよその目安にはなるでしょう。
筆者の測定環境だとやや低めにブレることがあります。(96%と表示されることも…)これに関してはアプリ内での危険ゾーン判定が89%以下に設定されているので、少々誤差があると思ったほうが良いでしょう。
20年5月時点ではこれらの装置に非常に需要が集中しており、品薄が続いています。このデバイスのような簡易機能でも十分日々の状態チェック(絶対値ではなく相対値で)は可能ですので、良い代替案となるでしょう。
正直、レスポンスが良すぎて驚いた
私の購入動機はズバリ「酸素図ってみたい!!」ということのみだったので、他の機能は全く調べずに購入したのですが、予想以上に他のレスポンスも良かったです。
まずOSの挙動ですが、項目移動、各種機能の起動共に滅茶苦茶スムーズ。実は私、HUAWEI Watch GT2 42mm(約29000円)も所持しているのですが、明らかにこっちのほうが触り心地良いです。
画面の小ささ(解像度の低さ)や機能のシンプル化などによって全体の動作環境が軽いことも要因だとは思いますが、ノンストレスです。
また、ディスプレイ下に画面外ボタンが存在していることや、表示されるボタン一つが大きいことによって誤タッチがほぼ発生しないのも優秀です。
付属のスマホ連携アプリに関してはGT2などと共通のアプリとなりますので、特に不便なく使用できます。非常に快適です。
バッテリー持ちも優秀!10日持ちます
おおよそですが、10日使った時のバッテリーの減りをグラフにしてみました。(夜寝るときや帰宅時は付けていないことがあります)
私の使用環境によって波がありますが、大体10日程度持つことがわかりました。画面表示は手首捻りで表示オンの状態です。これだけ持てば十分ではないでしょうか。
筆者より酷使する(一日中つける)ような場合でも4~5日程度は維持できるでしょう。バッテリーもちの良さは独自OSの恩恵ですね。
なお、充電は独自のマウンタに接続する形となります。マウンタ自体はMicroUSBケーブル接続となるのでケーブル劣化の心配はありません。
というわけで特にマナイスポイントが見当たらないHUAWEI HONOR Band 5のレビューでした。日本のサイトでも3000円台で購入できるので、気になったら試してみてください!
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