『ガチャ課金』に支配された世界:世はまさに、大課金時代!!【ゲーム市場】

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『世はまさに、大課金時代!!』

こんな言い文句からはじめてもいいくらい、世界のゲーム市場は課金ゲーに支配されています。従来の『買い切り型』は苦戦を強いられ、ゲーム業界の老舗ともいえるメーカーやブランドも課金型に渋々舵を切る時代。

もう誰もこの流れを止めることはできないのか?ガチャ課金に給料の全額を使う、最悪のパターンとしては人生を棒に振る、そんなことも珍しくなくなった現代ゲーム市場の『今』について今回は掘り下げます。

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任天堂も舵を切った!株価は上昇・・・

数年前『パズドラ』や『モンスト』が大ヒットし【課金ゲー黄金時代】を築き上げていた頃、任天堂は従来の『買い切り型』でのゲーム体験を模索し続けていました。

これには諸説ありますが、任天堂側がゲームユーザーに寄り添った結果、課金スマホゲーをなかなか配信しなかったことに私は敬意を評したい。

2018年初頭に流行った『任天堂を許すな』タグでも分かるように、任天堂はゲームユーザーに本当に優しい。そして多くのユーザーはそんな任天堂を愛している。今回のコロプラ事件でも、任天堂を支持する意見は多かったハズです。

そんな任天堂も、WiiUの爆死(日本では売れていたが、海外ではXBOXONEより遥かに売れていない)や経営状況の悪化などを経て、ついにスマホゲームに参入することに。

Miitomoからはじまり、現在では4種類のスマホアプリがリリースされています。アプリリリースは、はじめこそ直接的な成功とはなりませんでしたが、Nintendoswitchの世界的大ヒットなども重なり、株価は上昇を続けています。

特に『どうぶつの森ボケットキャンプ』発表→リリース時に起こった株価変動は凄まじく、世界のユーザー、投資家などの関心がうかがえる結果となっています。やはり、時代は『スマホで課金!』なのでしょうか・・・。

なお、任天堂はこの勢いで、2019年に『マリオカートツアー』を配信する予定で調整中です。

ガチャ課金はギャンブルと同等?アメリカでは利用注意ラベル検討

日本では2012年に一度問題になっている『ガチャ』。当時はコンプリートガチャなるものが流行っており、排出されたアイテムを全て集めることで入手できるレアアイテムが存在しました。

これによって全て集めきるまでガチャを回し続けるユーザーが激増、消費者庁が動き出す結果となりました。これにより、現在ではコンプガチャは運用されていません。

コチラもチェック!よくわかるコンプガチャ問題

Appleも2017年に『ガチャの排出率を表記するように義務化する』という流れに。アップルストア審査ガイドライン(英語版)にそのような記述が追加されました。

「ガチャの当たり確率を表記しないと審査に通らないよ~」と言っているワケです。アップル側も『ガチャのルールを整備する必要がある』と考えていると言って良いでしょう。

さらに、アメリカでは課金機能がある全てのゲームに『利用注意ラベル』を貼ることを義務付けるように調整が進んでいます。これは、ガチャ以外のコンテンツ課金に対しても有効であり、多くのゲームが影響を受けることになります。

アメリカでも、以前からガチャ課金(ルートボックス)はギャンブル性が高いと問題視されており、何か規制を検討しなければ、と議論されていました。

このルートボックスに関しては、実際にハワイ州やベルギーなどでは賭博行為として検討、また認定されるような動きが出始めています。『ガチャは賭博行為』と枠組みを決める国が増えてきているということです。

言ってしまえば、現状は『ギャンブルと何ら変わらない中毒性』を持つシステムが野放しにされているということ。そりゃあ世界的にも流行るわけです。

アイテム課金・ガチャはそもそも何処から出発したのか

今や主流となったシステムである『基本無料・アイテム課金』ですが、これをはじめに取り入れたプラットフォームはパソコンであり『MMORPG』の市場です。

具体的に言うと『メイプルストーリー』というタイトル。2003年にサービスが開始された2DMMORPG。当初は『アイテム課金』というシステムはかなり珍しいものだった。

その後『レベル格差を無くす』という目的でガチャ課金の原型とも言えるシステムを生み出す結果となりました。そう、全ての元凶はここなんデス。

その後、パソコン用MMORPGの主流とも呼べる課金方式に成長し、そのシステムはグリーやモバゲーにも採用される結果に。現在のソシャゲー課金時代を作り上げたワケです。

私は当時メイポやマビにて、リアルタイムでこのシステムの導入→運用の流れを見ていた人間です。あの頃は『無料でプレイできる』ことがめちゃくちゃ嬉しかったことを覚えています。(当時は月額課金が主流)

まさかそのシステムが、10年後こんなことになるなんて・・。全く想像もしていなかった現代の課金事情に今でも違和感を覚えるのです。

本当にこの流れで良いのか?ゲーム市場の未来

ゲームの制作、運用も課金システムなしでは厳しくなり、ゲームメーカーも続々とナンバリングタイトルのスマホ版(課金版)を出す時代。課金システムがなければ儲からないと言い切っていいほどの『買い切りゲーム氷河期』です。

しかし、課金システム(ガチャ)はギャンブルとほぼ同等の中毒性を持つ。初めは上司に誘われてインストールしたのに、気がついたら一人で課金していた。ガチャを回すことに溺れてしまった。

パチンコと同じじゃねーか!』と思うのは私だけでしょうか。はじめは誘われていっただけなのに、気がついたら一人で行ってた。スロット回すことが楽しくなってしまった。お金が秒で吸い込まれていく・・。何か似てません?

ゲーム市場は本当にこのままでいいのか?各国で『賭博認定』されはじめている現状で『ガチャ課金』に頼りっぱなしの運営でいいのか?儲からないと経営できないのは重々承知ですが、現状のゲーム市場にどうしても違和感を覚えてしまうのです。

だからと言って、私自身が『NintendoLab』のような革新的なアイデア、絶対に流行るアイデアを生み出せるわけでもないのが本当に悔しいのですけどね・・・。

皆さんもこれを機にゲームのあり方や、ガチャ課金に頼らないゲームの未来について考えてみませんか?

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