E3にて任天堂発表内にて『あつまれ どうぶつの森』が発表されました。発売日は2020年3月20日で対応機種はNintendo Switchのみとなります。
本作は無人島をテーマとした舞台設定となっており、『家ではなくテントに住む』『DIYコマンドがある』『道を舗装する』といった、アウトドアな作品に仕上がっています。
あつまれどうぶつの森はアウトドア新機能が満載!
※公式紹介映像
あつまれ どうぶつの森はアウトドアがテーマとなっており、PV映像初っ端から無人島への着陸が機内アナウンスされます。『街へ引っ越す』ではなく『無人島で暮らす』のはシリーズ初の試みです。
『タヌキ開発プレゼンツ、無人島移住プラン』と言われるともうヤバイオーラしか感じませんが…。ここで気になった機能を確認していきましょう。
家ではなくテントを借りる
本作は今までの『お家を買ってお金を返済』という話ではなく、『移住してテントを貼る』ところからスタートします。(例外的に『ポケットキャンプ』はキャンピングカーでしたが。)
そういう意味ではコンセプトはポケットキャンプに近いと言えます。テントを張って、テントの中に家具を置く。拡張でテントを大きくする。もちろん返済のイベントもあります。
今回の返済は『渡航費、人件費、設備費、スマホ代』などやたらリアルな請求をしてきます。しかもお値段49800ベル。いつもの倍以上じゃん…。
素材を集めてDIYができる
ポケキャンにもあった機能(クラフト)ですがあつまれどうぶつの森では更にパワーアップ。ちゃんと木を切ったり石を集めたり、草を刈ったりして集めた素材から錬成します。
DIYレシピは他のどうぶつから教えてもらったり、生活の過程で自分で閃いたりすることで幅を広げるようです。
なお、DIYには場所が必要ですが初期の頃は持っていないのでたぬきちが貸してくれます。斧や釣り竿なども自分で作ることになるようです。
他にも、採取した花で頭の上に花飾りアクセを創ることも可能だし、薪を集めてキャンプファイヤーすることもできます。
道を土で舗装するなどの新アクション
公式ムービーの途中に写っていた機能ですが、土を塗り拡げることで道を舗装することが可能です。パテのような装備を備えたキャラクターが土道作っている映像が確認できます。
これは今までありそうで無かった機能。ちゃんと動線ができるので街を作るのに役立ちそうです。(ある意味、キャンプ感は無くなってしまいそうですが…)
更に竹馬や3段飛びのような長い棒を使って川を飛び越える新アクションも映像で確認できました。今まで憂鬱だった『川』をいつでも渡れるのは凄い進化かも。
システム面も大幅に変更!
モバイル機→最新据え置き機になったこともあり、あつまれ どうぶつの森では基本的なシステム面も大幅に改修されています。
特に各種アクションとグラフィック面の成長が凄いことになっている。以下に詳細を纏めました。
グラフィックの大幅向上が凄い
今までのどうぶつの森は『N64→GC(マイナーチェンジ)→DS→3DS』と、モバイル端末向けやマイナーチェンジなどがメインだっためグラフィック面は大きく変化していませんでした。
今回、同社の最新機『Nintendo Switch』に舞台を移したため3Dグラフィックがかなり向上しています。
見た目や世界観はよりポップに陰影が強くなっており、同時発表された『夢を見る島リメイク』に近い雰囲気。より現代風に幅広い世代に愛されるデザイン担っているのではないでしょうか。
リアルタイムマルチプレイに完全対応
本作では今まで実現できなかったリアルタイムのマルチプレイに対応します。これ、めちゃくちゃ欲しかった機能です。
従来のどうぶつの森では『留守のタイミングにお邪魔する機能』はありましたが、一緒に遊ぶ機能はありませんでした。ついに本当のマルチプレイができます。
プレイ映像では一緒にDIYの素材を集めたり、ベンチに座ってゆっくりする姿が公開されていました。この機能が最も大きな変更点かもしれません。
カメラ機能が追加!スマホでカメラが使える
あつまれ どうぶつの森ではプレイヤーがスマートフォンを所持しています。これを操作することでDIYのレシピを見たりすることができます。
このスマートフォンのシステムの中にカメラ機能が備わっており、フィルタをかけたりして自由に撮影することが可能です。ゲーム内スクリーンショットですね。
もちろん、Switchに搭載されているOS単位でのスクショも通常通り使えますが、よりカメラアプリに近い機能を使えるのは面白いシステムかもしれません。前述のマルチプレイと相性が良さそうです。
家具が外にも置けるようになった!
ポケットキャンプでも擬似的に実現していましたが、あつまれどうぶつの森では本格的に外で家具の展開ができます。(もちろんはっぱの状態でも置ける)
キャンプ道具を置いたり、ラジカセを置いたりと自由自在です。映像を見る限りでは特にアイテムの制限もなさそうでした。より自由度が広がりますね。
更に、ハッピーホームデザイナーでもあったように家具を半分の単位で動かすことも可能。細かなレイアウト調整にも配慮がなされています。
発売はまだ先だが、続報が待ち遠しすぎるビックタイトル
あつまれ どうぶつの森は新機能てんこ盛りで発売が非常に待ち遠しいタイトルとなっていますが、もちろん従来の機能も維持されています。
釣りができたり、斧を使ったり、石を叩いてみたり、花に水をあげたりといった機能はちゃんと引き継いているし、動物たちは馴染みの深い動物語で会話しています。
新しいものと今までの物が上手く合わさっているのでゲームプレイ時に違和感を感じることはなさそうで安心しました。
発売日は2020年3月とまだまだ先になりますが、心待ちにしている多くのユーザーのためにも任天堂には今後の開発・調整を頑張っていただきたいです。
※E3で実際に公開された25分間のゲームプレイ動画は以下から視聴できます。
出典:Switch公式サイト
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