iMobieより配信が開始されているiPhone向けパスワード解除ソフトウェア「AnyUnlock」を少し紹介。
AnyUnlockは、iPhoneに施されているパスワードや画面ロックをゴリ押しで解除するためのソフトです。連携済みのAppleIDを削除したり、ロックを強制解除できます。
色々とアイデアが浮かんできそうなヤバい代物ですので、あくまで自分の所有物に使用するようにしてください。
AnyUnlockの仕様説明
項目 | 要求スペック |
---|---|
動作環境 Win | Windows 10,8,7,Vista(32,64bit) |
動作環境 Mac | Catalina,Mojave,Sierra,OSX10.11,10.10 |
CPU | 1GHz以上 |
メモリ | 256GB以上 Macは512MB以上 |
ソフト | iTunes必須 |
動作環境 iOS | 13,12,11,10,9,8,7,6,5 |
サポート端末 | 初代Touchを除く全ての端末 iPhoneSE2にも対応 |
サポート言語 | 英語,日本語,ドイツ語,フランス語,スペイン語,アラビア語 |
基本的に現代のPCであればほぼ利用できる環境でしょう。プリ流行り中のミニノートなどでも動きます。外部ソフトウェアとしてiTunesが必須ですのでインストールしておきましょう。
サポート端末はiPhone,iPad,iPod touchです。最新版のiPhoneSE第2世代などにも対応しているようです。言語は6ヶ国語に対応しています。
AnyUnlockでできること
ロックの解除
iPhoneに施された全てのロックを強制的に解除できます。FaceIDやTouchIDなど関係なく全て解除可能です。
問題点としてはデータが全て吹き飛ぶことです。最新バージョンへのアップデートを伴う初期化と考えると良いでしょう。
自分がパスワードを忘れた場合や、メルカリで個人から中古で購入したけどロックが掛かっており、結局使用できなかった…。といったトラブル時に使える機能です。
もちろん、中古販売者は自己所有のiPhoneを正しく売っていることが前提ですが…。なお、初期化時にはicloudアカウントを登録する必要があるようです。
AppleIDの削除
既存のIDを強制削除することができます。セキュリティの観点でID紐付けによりデータが同期されたり、追跡されたりすることを防げます。
こちらは条件次第で初期化せずに使用することができますが、iPhoneを探す がオフ状態である必要があります。オン状態でもiOS10.2~iOS11.4に限って初期化なし削除が可能です。
少しややこしいですが、基本的にiPhoneを探すがオンの状態の最新バージョンiPhoneにはそもそも使えないと考えると良いでしょう。
デバイス内のパスワードを検索、表示、出力
ロックパスワードとは別の物です。デバイス内に保存されたWifiパスやブラウザ保存のログイン情報、アカウント、メール、カードなどのパスデータを検索して出力することができる機能。
これはかなり有り難い機能。端末の初期化を伴うこともないので普段使いで使用できる項目です。
その他の機能
・iTunesバックアップ暗号化設定を削除
・スクリーンタイム/機能制限のパスコードを削除
などが組み込まれています。時間制限系のロック解除もサポートしていますのでパスワード忘れ系はこれ一つで解決できそうですね。
参考:iPhone/iPadの機能制限/スクリーンタイムのパスコードを解除する方法
AnyUnlockでできないこと
バックアップの復元
一部のソフトウェアでサポートしているバックアップデータの復元機能(ロック解除→初期化→復元)がAnyUnlockでは利用することができません。
主に使うことになる機能はロック解除、つまり初期化を伴う作業になりますので、データが吹き飛ぶことは理解した上で利用すると良いでしょう。
初期化後の復元をサポートするソフトウェアは単品で存在するので、事前にバックアップを取るなどして組み合わせると良いでしょう。
関連:iPhoneデータをiTunesバックアップから復元する方法
総評:ロック解除には優秀なソフトウェアだが悪用厳禁
今回はAnyUnlockの紹介でした。ロック解除に特化しているソフトウェアですが、ロック解除パスを忘れた古いiPhoneや中古売買時のトラブル解決などに使用するのが正しい使い方です。
間違っても、”拾ったiPhoneに使用する”なんてことは厳禁です。正しい利用法で使いましょう。以上面白そうなソフトウェア紹介でした。
AnyUnlockは公式サイトから無料でダウンロード&試用可能。1年ライセンスは3980円となっております。
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