”VRoid 0.2.1”アップデート追加レビュー:体型も衣装も自由自在ッ!

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VRoid Studio0.2.1にアップデートされましたので、追加機能を再びレビューしました。前回のレビュー記事『VRoid Studio速攻レビュー:制作経験ゼロのド素人が使ってみた』より、大幅に機能が増えており、一般公開されています。

 以前からある機能に関してはレビューから省略しています。過去記事を御覧ください。今回の追加項目は、体型編集、衣装編集、表情撮影モード、肌テクスチャ編集、左右対称編集などです。

顔編集は大幅進化!目が描きやすくなった!

まずは顔編集から。大幅に機能が追加されました。ベータ版では顔の大まかな設定しかできませんでしたが、今回の0.2.1は鼻、耳などの部分調整が増えています。

他にも後頭部を上げる、下げるといった大幅な変更や、目を極端に大きくしたり、小さくしたりすることができるように。編集次第ではモンスターが作れるようになりました。

今回はこんな感じに設定。丸顔で目を大きくしてみました。前回より個性が出せていると思います。SNOWで加工した宇宙人みたいにもできるので、ネタ投稿が捗りそうです…。

テクスチャ編集にも変更点が。画像の外部読み込みこそ対応していないものの、目の編集にて、左右対称に書くことができる(ミラーリング)ようになりました。

右上のボタンをオンにすることで片目の編集をもう片方に適用することができるようになります。

こんな感じにしました。片目を編集するだけでいいので作業が一気に楽になりました。これなら素人でもある程度書けるでしょう。

筆者のようなマウス作業のド素人でもそれっぽくなったのではないでしょうか。以前よりオリジナル感がでています。VRoid公式のTwitter動画などを参考にするとより綺麗な目が書けると思います。

髪編集はマテリアルが追加、複数色で髪を作れるように

お次は髪型編集の追加ポイント。マテリアル機能が追加されたことにより、複数色での髪描写ができるようになりました。髪一本一本を違う色で書くことができます!

以前は一色でしか描くことができず、色を変えると髪の毛全体が統一して変化してしまっていたため、これは嬉しい変更点ですね。

最終的にこんな髪型にしました。前回はパッツンに逃げたので、今回は自然な髪型に挑戦。ある程度形になりました。

なお、髪型を編集するにあたって顔の輪郭を修正しています。なんかそのへんに居る量産型っぽくなってきましたね…。

新機能その1!体型編集ができるように

今回の目玉機能その1、体型編集機能に入ります。この項目では身長、胸囲、腰などの簡易的な体型を編集することができるようです。

まだ簡易実装とのことですので大幅な変更はできないようですが、今まで同じ体型同じ身長だったことを考えるとめちゃめちゃ大事な機能です。

異常に細くするとか、太くするなどはできませんでしたが、身長だけはメッチャ小さくすることができました。色々と問題になりそうなぐらい小さくできます…。

逆に標準から身長を大きくすることはできないようです。デフォルトがMAX身長です。

更に、衣装以外の肌の部分のテクスチャも変更することができるように、UV展開と3Dどちらでも編集できます。真っ黒に焼けた健康的な子も再現できるようになりました。

そしてこちらも左右対称編集に対応しているようです。片方の編集だけでOK。指の爪まで編集できるんだぜ…!

新機能その2!衣装編集で個性を出せ!

一旦体型編集は後回しにして、こちらも新機能である衣装編集に移りましょう。この項目では衣装のテクスチャを編集することができます。

衣装自体を変えられるのではなく、衣装の色を変更できる機能です。のちに服装も変えられるようになるといいですね。折り目など手書きで変更することも不可能ではないですが、素人にはまず無理です。

最終的にこのような色合いにしてみました。陰影など細かなテクスチャは素人では書けないので、半透明レイヤーを上から被せることで色だけ変えてみました。

色を変えるだけでもかなり個性がでますね。めっちゃギャルっぽくなってしまった…。体型編集にあるニーソックスの色も若干明るくしてみました。

撮影モードは単体タブに移行。エクスポートもここで

最後の項目、撮影エクスポートモードです。新機能として表情差分のテストができるようになりました。パラメータを変更して自由に表情を作ることができます。

今回、顔の形を大幅に変更できるようになっているので、表情を変えた際に破綻しないかここで確認すると良いでしょう。

撮影ボタンを押すと、そのままPNGで保存できます。紹介などに便利ですね。ここで作れる表情がバーチャルキャスト等で扱えるということになります。

今回は変換も問題なし!VRM対応ソフトでゴリゴリ動かそう

前回は真っ白になってバグってしまったエクスポートですが、今回はしっかりとテクスチャまで出力できました。バーチャルキャスト上でも綺麗に動いていますね。

表情差分などの動作もバッチリ。自分が作ったキャラを自分が演じているのはなんだか不思議な気分ですね…。皆がVRchat+オリアバターで遊んでいる意味が少しわかった気がします。

総評:これだけできて無料なのは可笑しくないか?!

2回に渡ってVRoid Studioを触ってきましたが、如何だったでしょうか。素人ながらも3時間程度かけて一つの作品を作ってみました。

前回は設定項目が少なく個性を出すのは難しかったですが、今回までのアップデートで初心者でも大幅に個性を出せる機能が追加されました。モデリングド素人の筆者でも、ある程度のキャラクターが作れたのではないかと非常に満足しております。

体型、服装をイジれるようになったのは嬉しいポイントですね。目も対称で書けるようになったので、前より敷居が低くなりました。

服装を変えられない、外部テクスチャ使えないなど、まだまだ期待したい部分はありますが、無料でここまでできるソフトウェアは本当に珍しい。しかも簡単。このようなモデリング系のソフトで完成まで諦めずに触れたのは久しぶりです。

3Dキャラ制作って難しそうだから触ったことないや…」そんな層に是非オススメしたいアプリケーションです。今後のアップデートにも期待大ですね…!。

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コメント

  1. みゅみゅ より:

    いきなりのコメントで申し訳ありません。
    扉絵のキャラがあまりに可愛いのでコメントをしてしまいました。
    ぜひ、扉絵の写真(スクリーンショット)を【バーチャルキャストとVRMの事例】の一つとしてプレゼン等に使わせて頂きたいのですがダメでしょうか?

    お手数をおかけしますがよろしくおねがいします。

    • 3touhei より:

      コメントありがとうございます。キャラ褒めて頂いて嬉しいです…!初めての経験だったので…。
      バーチャルキャストの生みの親、みゅみゅ様にコメントを頂けて感動しております。
      むしろ私のほうが、バーチャルキャストを利用したスクリーンショットを公開している身ですので…。ぜひ使って頂ければ嬉しいです。
      (可能であれば、出典が明記されていると有り難いです…。)

      みゅみゅ様のニコ生配信システムには、過去に数回お邪魔したことがあります。
      ネームは違いますが、その節は大変お世話になりました。
      活躍、見守っています。