新型mac miniはフルで50万円?最近のAppleが”高すぎる”件【比較】

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iPhone

10月後半になり、新型のiPadPro、MacBookAir、MacminiなどがApple発表されました。様々な意見が飛び交っていますが、総じて言えることは「今回の新型、また高くない?」ということです。

Airは14万超え、miniも9万円オーバーという値段設定。iPhoneXSに続いてまたまた結構な値段設定です。流石に高くないか?今回は過去のデバイスや現行品も含めてコスパを比較してみました。

macmini、50万円します笑

4年前の前モデルとの比較表

2014年モデル 2018年モデル
CPU Core i5~i7 4コア Core i3~i7 6コア
GPU HD Graphics 5000 UHD Graphics 630
解像度 最大2650×1600 最大4096×2610
メモリ 4~16GB 8~64GB
容量 500~1TB 128~2TB
タイプ HDD or SSD SSD
無線 Bluetooth4.0 Bluetooth5.0
OS 10.10 Yosemite 10.14 Mojave
重さ 1.22Kg 1.3kg
サイズ 3.6×19.7×19.7cm 3.6×19.7×19.7cm
カラー シルバー グレイ
値段 税抜4万8800円 税抜8万9800円

大まかな変更点はこんな感じ。i3の最低構成でも税込み10万手前の強気な値段設定です。元々のmacminiのコンセプトは「買いやすい値段設定」だったと思うのですが、果たして10万円するモノが”買いやすい”のでしょうか…。

路線を変更したといえばそれまでですが、この構成で10万円は高い気がしてしまいます。いわゆるブランド価格というやつ。10万円あれば他の優秀なWindowsPCの選択肢が幾らでも出てくる。「サイズ感が好きなんだ!」と言われれば言い返せませんが…。

そして、Twitterを見てて笑ってしまったのが「フルスペック構成にすると50万円を超える」という情報…笑 実際に構成を組んでみると税抜きで46万3800円します。

もはやゴミ箱(MacPro)より高いやんけ…という意味のわからない事態に。RTX2080Ti+i9-9900kの廃人デスクトップを組むほうが安くなるかもしれないレベル。冷静に考えると可笑しい値段です。

流石にこれはネタだとは思いますが…、某YouTuberなどフルスペックを好むユーザーも少なからず存在するので、頼む人は案外いるのかも、と思うと怖いです。

AirはProより高いし太い?コンセプトはどこにいった。

最新MacbookProと新型Airの比較(最小構成)

最新Pro 新型Air
CPU 7世代 i5 8世代 i5
指紋 なし あり
バッテリ 10時間 12時間
サイズ 30.41×21.24×1.49 30.41×21.24×1.56
重さ 1.37kg 1.25kg
値段 税抜142800円 税抜134800円

違いのある場所を纏めてみた。ザックリ言うとこれだけ。後の仕様はほぼ一緒です。CPU及びチップセットの世代が上がっていることや、指紋認証の追加、バッテリの若干の伸びはあるものの、大きな変化は見受けられません。

更に、注目していただきたいのが、高さがもはや太くなっているという点。最小の高さは0.41と公表されていますが、最大の高さは1.56。もはやProより太い部分があります。奥行き、横幅はProと同じ。重さは若干軽くなっています。

『従来のAirよりはかなり改善されている』と解説されていましたが、現行のProと比べるとイマイチ存在感が薄い。”Air感”が全くないですよね?

登場時の値段も8000円程度しか変わらない。現在の価格相場(kakakucom)等を参考にすると、税抜12万2千円程度で購入できるので、むしろProのほうが安い状況に。

性能的には現在発表されたairのほうが魅力的ですし、値段もProと変わらないので”買い”ではあるのですが、Airにする必要があったのか?という疑問点は残ります。

要は、Airにしては値段が高いし、性能もPro寄りすぎるのではないか?ということ。もはや新型MacProじゃん…。という意見ですね。

それでも、iPhoneのほうが高い?という謎の状況

今まで散々「今回の新作は高い」と言ってきましたが、それよりも高いのが新型iPhoneです。値段を比較してみましょう。

Apple製品値段比較・新型mac mini 89800円
・新型MacBook air 134800円
・iPhoneXS 112800円~152800円
・iPhoneXS MAX 124800円~16万4800円

Macminiよりは当然高いし、Airに関しても256GB版iPhoneXSMAX(141800円)であれば高いということになります。

流石に、64GB版は12.48万とAirより安いですが。シフムリー版は発売開始時に512GBが真っ先に売り切れたことを考えると、大容量のほうが需要があります。その点を踏まえると”もはやiPhoneのほうが高い”と言っても良い状況。

一番小さくて、一番高い。近年のスマホ高スペック化を考えるとそう可笑しくもないのかもしれませんが、「MacBookよりiPhoneのほうが高い」と聞くと、なんだかよくわからない気がしてきませんか?

総評:アップル製品の”高価格化”が止まらない

さて、今回の新作発表や、前回のiPhoneXS発表などに言えることですが、全体的な値段設定が上がりすぎていると思いませんか?なんぼなんでも高すぎるわ…。

日本を除いた主要先進国は数十年前と比べて、大幅に平均給料が増加しているという統計も出ていますが、Apple製品の高価格化は世界的にはどう捉えられているのでしょうか…。日本で見ていると、高すぎる気がしてしまいます。

こういう値段設定は、いわゆる”Apple信者”が買うから、というブランド力もあるとは思うのですが…。正直冷めた目で発表会を見ている身としては、一個発表があるたびに歓喜する観客が気持ち悪く思えてしまった。

「Appleは100%リサイクルアルミを使用します!」
「ギャアアア!!!ウォッシャアアアア!ウォォォォォ!!!」

…何か変じゃないですか?「おーやるやん」ぐらいのノリだと思うのですが…。彼らは製品を見て「これがリサイクルアルミかぁ、エコで美しい、惚れ惚れするぅ」となるのでしょうか。わかりません。

そういう個人的な感想は置いておいて…、一部が信者化しすぎている気がするんですよね。値段が多少高くても買う人がワンサカいると。いつか、何かをきっかけに冷めたタイミングが怖いな、と思ってしまうのです。

皆さんはこの値段設定、どう思いますか?適切?それとも信者価格?少なくとも、この記事に批判が集まるうちは、まだAppleは大丈夫だと言えそうです。

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