2017年9月に『iPhone8』Plusが発売されたので、今回も3キャリアで最安値を模索し、詳細な価格比較表を作りました。キャリアごとの価格一覧、比較まとめが別項であります。
2年間で毎月かかる維持費の一覧もあります。基本的にはキャリア契約のiPhone8、Plus両方の比較を載せていますが、後半にシフムリー版維持費の比較も取り上げました。
『iPhone8』の最安値価格比較
docomo
参考:docomo料金シュミュレーション https://www.nttdocomo.co.jp/iphone/charge/simulation/
※ドコモは機種変更、MNP、新規契約全てで同一の価格となっているようです。
月々払う金額(x24) | 合計負担金額 | ※適用前の価格 | |
---|---|---|---|
64GB | 1323円 | 31752円 | 88776円 |
256GB | 2088円 | 50112円 | 106920円 |
※月々サポートを適用するには、最低データSパックの契約が必要です。
このことを踏まえて最安維持費を計算すると・・・。
データSパック3780円+カケホーダイライト1836円+SPモード324円+『機種代1323円』
=毎月7263円(ここから、キャンペーン割引プランなどが適用されます)
※家族がシェアパック等共用プランを適用されている場合は、シェアオプション適用により更に維持費を安くできます。
au
参考:au料金シュミュレーター https://www.au.com/iphone/charges-simulator/
※auは、MNPのみ、料金が少し安くなります。機種変更、新規契約の値段は同じです。
価格表(毎月割適用後)
月々払う金額(x24) | 合計負担金額 | ※適用前の価格 | |
---|---|---|---|
64GB | 1140円 MNP745円 | 27360円 MNP17880円 | 91440円 |
256GB | 1900円 MNP1505円 | 45600円 MNP36120円 | 109680円 |
※毎月割を適用させるには、最低データ定額3(2でもできるが逆に高い)の契約が必要です。
このことを踏まえて最安維持費を計算すると・・・。
データ定額3 4536円+スパーカケホ1836円+LTEネット324円+『機種代745円』
=毎月7441円(ここから、キャンペーン割引プランなどが適用されます)
※iPhone7下取りで850円ほど毎月安くなるようです。
※毎月割などがない、『auピタットプラン』(容量1GB,電話5分無料)で契約する場合は毎月5948円(1年後+1000円)で契約できるようです。
SoftBank
参考:SoftBank公式サイト https://www.softbank.jp/mobile/
SoftBankは、機種変更時のみ、料金が高くなるようです。MNPと新規契約は同一料金です。
価格表(月月割適用後)
月々払う金額(x24) | 合計負担金額 | ※適用前の価格 | |
---|---|---|---|
64GB | 720円 機変1120円 | 17280円 機変26880円 | 94320円 |
256GB | 1480円 機変1880円 | 35520円 機変45120円 | 112560円 |
※月月割を適用させるには、最低データ定額5の契約が必要です。
このことを踏まえて最安維持費を計算すると・・・。
データ定額5 5400円+通話定額ライト1836円+web使用量324円+『機種代720円』
=毎月7560円(ここから、キャンペーン割引プランなどが適用されます)
※月月割などがない、『ワンキュッパ割』(容量1GB,定額ライト)で契約する場合は毎月6000円~6500円程度(1年後+1000円)で契約できるようです。
3キャリアの比較
毎月の最安維持費表
docomo | au | ソフトバンク | |
---|---|---|---|
64GB | 7263円 | 7441円 | 7560円 |
256GB | 8028円 | 8201円 | 8280円 |
上記価格が毎月の維持最安値となり、docomoのデータSパック+カケホーダイライトが一番安いという結果となりました。しかし、データ容量は2gbと3キャリア最小であるということは注意してください。データパック5gbでこの価格帯を維持しているSoftBankにも注目です。
今回のiPhone8は、3キャリア共それほど価格差は無いのかな?という印象です。一番維持費に価格差が出ている64gbでも、300円いかないぐらいですね。何処で買ってもそれほど後悔する価格差はないと言うことでしょうか。
次に、現在の電話番号を維持したままiPhone8へ買い換える際に、キャリア別で何処に移行したら安いか考えてみましょう。
■現在auで契約している場合の最安→ docomoへMNP
■現在ソフトバンクで契約している場合の最安変更→ docomoへMNP
となり、キャンペーン適用等をしない場合はどのキャリアからでもdocomoが一番安いという意外な結果となりました。
※旧機種の下取りなどでこの値段は変動(安くなる)する可能性があります。
『iPhone8 Plus』の最安値価格比較
docomo
※ドコモは機種変更、MNP、新規契約全てで同一の価格となっているようです。
価格表(月々サポート適用後)
月々払う金額(x24) | 合計負担金額 | ※適用前の価格 | |
---|---|---|---|
64GB | 1818円 | 43632円 | 100440円 |
256GB | 2583円 | 61992円 | 118584円 |
※月々サポートを適用するには、最低データSパックの契約が必要です。
このことを踏まえて最安維持費を計算すると・・・。
データSパック3780円+カケホーダイライト1836円+SPモード324円+『機種代1818円』
=毎月7758円(ここから、キャンペーン割引プランなどが適用されます)
※家族がシェアパック等共用プランを適用されている場合は、シェアオプション適用により更に維持費を安くできます。
au
※auは、MNPのみ、料金が少し安くなります。機種変更、新規契約の値段は同じです。
価格表(毎月割適用後)
月々払う金額(x24) | 合計負担金額 | ※適用前の価格 | |
---|---|---|---|
64GB | 1630円 MNP1235円 | 39120円 MNP29640円 | 103200円 |
256GB | 2400円 MNP2005円 | 57600円 MNP48120円 | 121680円 |
※毎月割を適用させるには、最低データ定額3(2でもできるが逆に高い)の契約が必要です。
このことを踏まえて最安維持費を計算すると・・・。
データ定額3 4536円+スパーカケホ1836円+LTEネット324円+『機種代1235円』
=毎月7931円(ここから、キャンペーン割引プランなどが適用されます)
※iPhone7下取りで850円ほど毎月安くなるようです。
※毎月割などがない、『auピタットプラン』(容量1GB,電話5分無料)で契約する場合は毎月6500~6800円(1年後+1000円)ぐらいで契約できるようです。
SoftBank
SoftBankの場合は、新規契約、MNPは同じ値段のようです。
価格表(月月割適用後)
月々払う金額(x24) | 合計負担金額 | ※適用前の価格 | |
---|---|---|---|
64GB | 1210円 機変1610円 | 29040円 機変38640円 | 106080円 |
256GB | 1980円 機変2380円 | 47520円 機変57120円 | 124560円 |
※月月割を適用させるには、最低データ定額5の契約が必要です。
このことを踏まえて最安維持費を計算すると・・・。
データ定額5 5400円+通話定額ライト1836円+web使用量324円+『機種代1210円』
=毎月8060円(ここから、キャンペーン割引プランなどが適用されます)
※月月割などがない、『ワンキュッパ割』(容量1GB,定額ライト)で契約する場合は毎月6400円~6900円程度(1年後+1000円)で契約できるようです。
3キャリアの比較
毎月の最安維持費表
docomo | au | ソフトバンク | |
---|---|---|---|
64GB | 7758円 | 7931円 | 8060円 |
256GB | 8523円 | 8701円 | 8780円 |
上記の価格表が毎月の最安です。結果はiPhone8と同じくdocomoのデータSパック+カケホーダイライトが一番安いという結果となりました。しかし、やはり前項と同じくデータ容量が少ないのがネックです。
価格差に関してもiPhone8とほぼ同じで、300円ぐらいしか違いません。データ容量を気にしないのであれば、好みで選択しても良い範囲でしょう。では、先ほどと同じく、現在の電話番号を維持したままiPhone8へ買い換える際に、キャリア別で何処に移行したら安いか考えてみましょう。
■現在auで契約している場合の最安→ docomoへMNP
■現在ソフトバンクで契約している場合の最安変更→ docomoへMNP
となり、iPhone8と同じです。データ容量が気になる方はSoftBankへのMNPがオススメです。300円程度しか変わりません。
※旧機種の下取りなどでこの値段は変動(安くなる)する可能性があります。
結論
結局どこがいいのか?
今回のキャリア選択は、前回のiPhone7とは違い、docomoが安いという結果になりました。これにはちゃんと理由があり、docomoのみ少量のデータパック+ライトかけ放題の契約で割引が適用されるからです。これにより、機種代割引は最低でも、維持費は一番安いという構図になりました。
逆に、少量のデータパックなのにそれほど安くないと考えることもできます。+300円も出せば、元のMNP元がdocomo、auのユーザーならSoftBankに変えるほうが5GBになり、かなりお得です。(新規契約でSoftBank→SoftBankでも可)
このあたりの選択はユーザーのデータ通信の使い方によると思います。また、スマホを下取りする場合はこれに+で割引が適用されます。
おまけ シムフリー版iPhone8との価格比較
シムフリー版iPhone8とは、ざっくり言うと、docomoなどのキャリアで契約、購入するのではなく、直接Appleから商品を購入するという方法です。これにより、本体は買うことになるので、面倒な2年縛りや、通信システムを気にすることなくiPhoneが使えます。
しかし、キャリアと契約してないので、そのままでは電話などモバイル通信ができません。そこで、電話番号等が契約できるMVNO(格安SIM)と契約するのです。この方法でも同じようにスマホを使用することができます。
支払いも、
・本体は普通に現金orクレカなどで購入
・MVNOで毎月シンプルな通信料を払う
となるので非常に簡単な構成になります。
で、気になる維持費用はというと、現在シムフリー版iPhone8は、Apple公式Storeで85104円です。これを24回で分割します。現在は公式Storeからオリコのショッピングローンが組めますので、24回払いで手数料込み、3733円x24(試算)です。
これに、MNVOの契約を組み込みます。最安値はNuromobile(ソニー系列)の756円/月で音声通話、500MBデータパックのプランとなります。
合計すると、3733円+756円= 4489円/月 となり、docomoの7263円/月より遥かに安い金額で運用できる結果となりました。2年間の総額で考えると、66,576円の差がでます。
一見するとめちゃくちゃ安いですが、このプランにももちろんデメリットがあります。以下に箇条書きにしてみました。
・通話が定額ではなく、30秒21円の普通の音声通話
・通信のトラブルで店舗に相談に行ったりできない。(iPhoneの相談はアップルストアでできます。)
上記のような点が挙げられるでしょう。しかし現在は、GEOmobileや楽天mobileなどのMVNOが店舗展開しはじめているので、困ったときに店舗にいけない、という点は近いうちになくなると思います。
また、容量が500MBで足りない、という方は上記価格に+750円/月すれば、ロケットmobileの3GBプランなども選択できるので、自由度はかなり広いです。
『とにかく毎月安くしてiPhone8を持ちたい。自宅、職場にWi-Fiがある』という方は絶対このシムフリー版を所持するほうが安いです。蛇足ですが、おまけの比較でした。
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