VRChatなど”ネットで知らない人と出会う”のがマジで苦手という話

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VR-VirtualReality

毎月HTCVive対応のVRゲームを紹介するほどVRというシステムや世界観が大好きな私ですが、こういうことを発信していると「VRchatやってますよね!?アカウント教えてください!」なんてお誘いを頂く機会もあります。

しかし「ごめん、VRchatはあまりやってないんだ…」とお返事する日々…。どうしても『知らない人とリアルタイムコミュニケーション』という仕組みに気疲れしてしまうのです。

今回は、そんな『ネットで人と会うことによる気疲れ』について少し書いてみます。同じ感覚の人もいるかも…?

ネットで人と会うことに疲労感を感じるのは昔から

私は、一時期MMO廃人だったこともあるため、ネットの住人とは以前から触れ合ってきました。しかし、MMO廃人と言えどもソロプレイというスタイルを好んでいたし、特にやり始めた当初はリアルタイムで動いている人が怖かったのです。

「プレイヤーさんに変な人だと思われたらどうしよう」「初心者だってバレたらはずかしいな」「邪魔になってないかな、文句言われないかな」こんなことばっかり考えてしまう。

これじゃあ、リアルで街歩いているのと変わんねぇじゃねえか!というね笑。私は心安らぐネットライフを送りたかったので、全く望み通りのプレイが出来ていない状況。

結局、最終的にはギルドに入ったり、野良からのフレンドができたりで友人に恵まれたので、上記のような思いは日に日に薄くなり、ただ楽しいだけのMMOライフとなりました。

しかし、『そのゲームを熟知するまでの無知プレイヤー期間』が苦痛なのは今でも変わらず、新しいオンラインゲームに手を出すのが得意ではないのです。出したとしてもソロプレイを突っ切るようなプレイスタイルになってしまう…。

VRChatは”知らないサークルの飲み会”より緊張する

VRchatはステージを作ることもできるし、キャラも細かくクリエイトできる、そして何よりUnityを使ってそれらを制作できる。私は以前からUnityを使ったVRゲームを作ってきたし、形としてYouTubeにアップロード(別垢)していたのでVrChatとはメチャクチャ相性が良い。

見るからに面白そうで、制作欲が湧いてくる環境なのに…。それなのに、私は『何も知らない素人プレイヤー』としてVRchatの世界をうろうろするのがしんどい…悔しい。

オンラインで人と関わることに何も緊張しない人には全くわからない感覚だと思いますが、私からしてみれば『全く知らないサークルの飲み会に一人で参戦する』のと同じぐらい緊張します。その空間に”人”を感じるのです。

むしろ、顔が分かって、飲みの席のマナーもちゃんと分かって会える、話せる分、飲み会のほうが楽なぐらい。私にとってVRchatは『知らないサークルの飲み会』よりハードルが高いのです。

しかし、「めちゃくちゃ参加したい、部屋作ってみたい、いろんなアバターと出会ってみたい」という気持ちがあるのも事実ですし、可能なら友達でも作って、徐々に熟知したプレイヤーへと成長したい。

『VR美術館』とか『VR無人島』とかたくさん作ってきたし、見てもらいたい。VRで体験してもらいたい。そんな気持ちで日々溢れています。VRchatの話をSNSで見かければ見かけるほどこの気持ちは強くなる。

そんな思いを抱えたまま『BigScreen』の映画館モードでNPCに「この映画好きなんだよねー」とセルフで話しかけながら、バーチャルデスクトップで映画を鑑賞しています。笑

”人”を現実で認識できないやりとりがそもそも苦手なのか?

『VRChatプレイしたいのに、色々考えちゃう!』ということのもう一つの原因として『相手を現実のモノとして認識できないやりとり』がちょっと苦手ということが挙げられるかもしれません。

私は”人が苦手”というわけではないと思うのです。話すことは好きだし、飲み会も大好きです。しかし、物理的に確認できない相手とのやりとり、例えば電話なども苦手なのです。言いたいことがしっかり言えない。スゲー疲れるので早く終わらせたくなってしまう。

実際に会って話せばしっかり伝わるのに…。という機会が非常に多い。LINE等の短文系の文章コミュニケーションでもこれは感じます。会ったほうが気が楽だし、コミュニケーションもうまくいくのです。

そんなオンラインのやりとりでも『かなり仲の良い友人』などになると気楽です。『完全に顔がわかる、どんな人物がイメージできる安心感』からなのでしょうか。

よくわかりませんが、オンラインゲームにおいても、たとえ初心者であっても仲の良い友人と一緒にプレイを始めればそれほど苦痛ではないです。

まとめ 結局何が言いたかったのか

如何だったでしょうか。今回は完全に私の性格、性質を書いただけの記事となってしまいました。しかし、近年のVRChatの流行やSNSのコミュケーションツールとしての一般化などを踏まえると、同じことを感じている人もいるのではないでしょうか。

ちゃんと会って話したほうが楽、表情を見て話したほうが上手くいく』こう思うのはかなり少数派なのでしょうか。

どうしても、LINEの文章でのやりとりや、電話&VRChatなどの音声コミュケーション(アバターはありますが)が難しい。ネットで出会っている友人などを見ると本当に別次元の人間のように感じます。

皆さんは「所詮ただのバーチャルだし何の緊張もない」となるのでしょうか。それを書いている、または喋っているのは人なのに…。そしてどんな人か見えないのに…この感覚に慣れない。

しかし、今後VR分野で活動を続けていくために『慣れる・耐性をつける』必要はあると考えております。SNSの知り合いに協力してもらうなどして”VRChat”にも馴染みたいものです。いつか読者の皆様とバーチャルで会えるために、頑張ります。

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コメント

  1. たろ より:

    たしかに別次元かもな・・・

    おれはネットでアメリカ人と知り合って、チャット・スカイプのみでの1年程の生活を得て、結局結婚してしまった。英語はチャットしながら学んだ感じ。ネットやバーチャルの人と話す事が大変な人がいるとかも今まで考えた事なかった。

    • 3touhei より:

      コメントありがとうございます!
      結婚まで行ったのですか…!おめでとうございます。しかも英語も同時進行で勉強とは…。
      まさに、ネットだからこそ生まれた出会いなんですね。こういう実体験を聞くと、自分の考え方や苦手なことを矯正したいと心から思います。
      貴重な体験談をありがとうございました。少し、勇気を出して踏み込んでみようと思えました。

  2. ※IDと直結しているため非表示にしています※ より:

    こんにちは!正直、めっちゃわかります…
    私は相手のしぐさや表情がわからないと飽きてるのかどうかすらわからないし、こちらのボディランゲージも完全には伝わらないしで、コミュニケーションが円滑に進んでいるのかわかりにくいのが少し怖いと思いますね…文章は大丈夫なのですが。没入感が低いからでしょうかね。
    VRCで言うと、音が飛んでくる方向が現実と異なるのも少し気になる点だったりもします。混んだところだと別の人との会話を拾ってしまいそうで。
    いろいろな人との出会いがありそうで参加しない手はない!と思うには思うのですが、もっぱらPrivateインスタンスを立てて観光ばかりしていますw
    つらつら書いといて、本当は単に人見知りだったり自分の話術に自信がないだとか、自己肯定感の問題かなーと思うこともあるので、ちょっとずつ治していきたい限りです。
    同じようなことを思う人がいるんだ!と少し安心しました。ありがとうございます。
    記事を読んでおいてご迷惑でしたら申し訳ないのですが、名前がVRCのIDなので、良かったらフレンドになりませんか?
    私も前述の理由から頻繁にVRCで遊ぶ人間でもないのですが、同じような感覚を持っている方となら話してみたいな、と思いまして。

    • 3touhei より:

      コメントありがとうございます!ここまで理解してくださる方がいるとは…。
      実体が見えないことによるコミュニケーションの不足感とか、不安感とか、手に取るようにわかります…。
      没入感という感覚は完全にあると思いますね、異様に現実感があるせいで、恐怖が増している…笑

      そして、一番共感する点が『参加しない手はない!』という部分です笑、チャンスや、発見や、新技術が溢れている世界なのに、手を出していないのは残念すぎる!と思うのです。
      私も、できることなら改善したいと考えているポイントは多々ありますので、フレンドの件、むしろこちらから是非お願いしたい所存です。
      また休日にでも申請を送りますので、今暫くお待ち下さい…!一度、お話してみたいです。

    • Toni より:

      フレンドの件、ありがとうございます!
      原因を適確に知ることで軽減できる種類の抵抗でもあると思うので…楽しみたいですね。
      では、楽しみに待っております。