『Snapdragon845』のスペック比較|2.8Ghzで8コアの最強SoC

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2017年末になり、Qualcommに動きがありました。新作Socである、『Snapdragon845』の発表があったのです。従来のSnapdragon835に比べると大幅なスペックアップ、更にXiaomi機での搭載が現CEOであるLeiJunより公表されました。

今回は、この新作SocであるSnapdragon845のスペック情報に加え、今後どのような動きで展開されていくのか、発売端末はどうなるのか、などを過去の情報や各社の動きを参考に掲載しています。

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Snapdragon845の発表 プロセスを一新、電力効率も大幅改善

今回のQualcomm新作Socである『Snapdragon845』は前モデルとも言えるSnapdragon835に比べて、CPU性能が最大30%アップとの公表。電力効率も30%改善したとのことです。本当ならかなり凄いぞ・・・。

さらに、同時搭載されるとされるGPUシステム『Adreno630』の話もちょろっと登場。こちらも新しく設計されたシステムとのことですが、詳細は明かされず。この点に関しては、前モデルである835の時と同じような状況です。

ナンバリングの数値としては『835→845』と予想通りとも言える数字アップ。前回の821→835ほどはスペック的に大幅な変更点、改善点がある、ということではないということでしょうか。しかしマイナーアップグレード的な位置づけではないことは確かです。

他、LTE関連の通信速度向上などワクワクするシステムが搭載されるとのことですが、詳細は各項目にて解説します。

スナドラ835・845の比較 どのように性能が上がっているのか

Snapdragon835・845の詳細スペック比較表

スナドラ835 スナドラ845
発売日 2017年 2018年
製造プロセス 10mm 10mm
CPUメイン Kryo 280 2.45GHz Kryo 385 2.8GHz
CPUサブ Kryo 280 Kryo 385 1.8GHz
コア数 メイン4サブ4 メイン4サブ4
製造元 Samsung Samsung
搭載GPU Adreno540 Adreno630
動画撮影 4k30fps 4k60fps
LTE通信 X16 最大1Gbps X20 最大1.2Gbps

目立つ部分と言えば、GPUのナンバリング数値が大幅に上がっていることでしょうか。540→630ですから、全く新しいAdrenoが見れる予感がします。他、4k30fpsの撮影しか対応していなかったシステムが公式に60fps撮影をサポートするようです。

CPU部に関しては、数値的には2.45→2.8とスペックアップしている雰囲気は感じられませんが、効率化の影響で実質30%の性能アップとのことですので、ベンチマークが非常に楽しみです。しかし、動作周波数も上げているわけですから実際の電力効率がどうなるか・・・。

参考:Xiaomi http://www.mi.com/en/mi6/

1分で6GB 1.2GbpsLTE通信の速さが凄いことに

今回発表されたスペックの中で結構気になっている部分です。LTE関連の通信速度が更に向上し、最大1.2Gbpsでの受信が可能になるとのこと。これ、結構凄くないですか?(835の1Gbpsでも十分凄いんですが・・・。)

伝送効率等を大幅に考慮しても100Mpsで1分間に500MBはダウンロードできるわけですから、1.2Gbpsとなると、1分間に6GBほどダウンロードできます。ダウンロード購入のPS4ゲームソフト1本を約200秒で落とせてしまう計算です。

現在の通信方式はベストエフォート型が主流ですから、実際にこの数値が提供されることはありませんが、それでもいつかは対応するかもしれない未来のためにこのスペックは非常に魅力的です。ぜひ、無線通信でゲームソフト1本落とせる時代になってほしいものです。

やっぱりシャオミ端末が初搭載?仲が良い2社

ハワイで開催されたQualcommのイベントに登場した、XiaomiのCEOであるLeiJunが公表した話です。現在、XiaomiはSnapdragon845を搭載したハイエンドスマートフォンを開発中とのこと。これは本当に期待できる情報ですね。

前作、Snapdragon835もいち早くXiaomiが開発に手を出し『mi6』を4月に発売したことが記憶に新しいです。これの端末はSONYやGoogleより遥かに発売が早い835搭載端末でした。今回も最速の発売を狙っているということでしょうか。

となると、発売される端末名(ナンバリング)は、やはり『mi7』が妥当でしょう。Xiaomiのハイスペックモデルといえば『mi◯』という名前ですから、今回もこの流れになるのでは?と予想しています。

しかし、こうやって見ていると「XiaomiとQualcomm、とっても仲がいいな!」って感覚を覚えます。前作の最速発売や今回のイベントでのCEO登場と最近の2社の動きが結構目立ちます。

過去にいち早く835を搭載した端末一覧

では、過去にいち早くSnapdragon835を搭載したスマホはどれだったのか?意外に忘れてしまっているのではないでしょうか。今回の845に関しても、同じメーカーが搭載する可能性が大いにあるので、ここで一覧を挙げておきます。

Xiaomi mi6

発表年の4月に発売された最速のスマートフォン。メモリは6GBを搭載し、価格も4万~5万円台に抑えるなど、恐ろしいコストパフォーマンスに世界中が夢中になったモデルです。日本未発売。こちらに関しては筆者もレビュー記事を挙げています。

遅ればせながら、Xiaomi mi6のレビューです。GEARBESTにて380ドルで入手。デレステ、リネージュなどをプレイしたゲーム性能や、FPSの比較動画、デュアルカメラ性能に関しての検証などを取り扱っています。記事ボリュームは約1.5万字ほどです。
blog.endstart.net

Samsung galaxy 8シリーズ

こちらも発売がかなり早かった世界モデル。Socの製造元であるSamsung直々の開発であることから、安定感も抜群です。S8、Edge、note8と3モデル全てに搭載されました。日本でも売っています。恐らく日本で一番簡単に、素早く入手できたスナドラ835だったのではないでしょうか。

HTC U11

こちらも同年6月に発売されたかなり早いモデル。日本では夏頃に発売されました。5,5インチの標準的なスマートフォンです。防水にも対応していたので人気がありました。HTCはVR分野にも力が入っている機器メーカーであり、今後の動きに注目です。

Google Pixel2

Google純正のハイエンドスマートフォンです。かなり発売が遅かったモデルですが、大きくニュースで取り上げられたので一応紹介。Androidの開発元、Googleが搭載したワケです。時期モデル『Pixel3』にもQualcommのSocが搭載される可能性が高いです。

Windows機も本格始動か 835搭載機は2018年登場

Qualcommのハワイ発表会で公表されたのはSnapdragon845の話だけではなく、次期Windows機の話も同時に発表されました。これは、Snapdragon初のWindows端末が発売される、という話です。搭載Socは『Snapdragon835』です。

Snapdragonは長らくWindowsには正式対応していなかったのですが、835から公式で動作をサポート。発売の発表が待たれていました。これがようやく公表された形です。具体的にはASUS社とHP社が発売を予定しているとのこと。

ASUS社は折りたためてひっくり返せるタイプの2in1ノートPCを発表。価格は6万円ほどで2018年中に発売するとのことでした。HP社も2in1タイプのノート(タブレット?)PCを春に発売することを公表。こちらは価格のアナウンスがありませんでした。

SnapdragonがWindows機に積まれることによって起こると言われている変化は『バッテリー持ちの大幅な改善』です。HP社が発表している時期Windows機は、薄さ6.9mmのスリムボディながら、動画再生を20時間できるとの話。これは凄い・・・・。

このような流れがニュースになっている現在の状況を見ている限り、今後もQualcommチップが搭載されたWindows機が登場してくることになるでしょう。Snapdragonは今やPCにも搭載されるオールラウンダーなSoCになりつつあります。

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