なぜXiaomiは日本で発売されないのか|密かに売ってる会社が存在する?

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中華スマホ

最近、日本でも「コスパが凄い!」とのことで注目され始めている中国のスマートフォンメーカー『Xiaomi』(シャオミ)ですが、日本の家電量販店やPCショップでは販売されておらず、国内で入手するのは結構難しかったりします。

その為、輸入やオークションなどを利用するのが主な入手手段となります。しかしこれでは保証面が心配。どうにか日本国内で販売してくれるタイミングはないのでしょうか。今回は『密かに存在している国内代理店』の情報などを集めました。

Xiaomiという会社 実はキングソフトの元CEO

image: https://youtu.be/T7ro8yr4Fv0

Xiaomi(小米)はスマートフォンとそれに関連したエレクトロニクス製品を主に開発している中国メーカーですが、設立は2010年と歴史がかなり浅いことが特徴です。そうです。たった7~8年で世界5位のシェア率に上り詰めたメーカーなんです。

恐ろしい技術力と話題性を持っている会社であるということです。そして、この会社を立ち上げた現CEOはキングソフトで元々CEOをやっていたやり手でもあります。キングソフトは日本でも『KINGSOFT インターネットセキュリティ』や『KINGSOFT Office』を販売している大きな会社です。

この現CEOであるLei Jun氏は『中国のスティーブ・ジョブズ』と呼ばれるほどの有名人であり、その革新的な会社経営、スマートフォン開発は世界で注目されています。この人は日本でも結構知られているのではないでしょうか。

一方、日本でXiaomiスマートフォンが有名になりはじめたきっかけとしては『mi5』の発表辺りからではないでしょうか。当時は『iPhoneそっくりな激安スマートフォン』としてSNSで拡散されていた記憶があります。2~3万円ぐらいで最新ハイスペックが買えたワケですから、そりゃ話題になりますよね・・。

現在はWindowsノートパソコンにも手を広げており、『品質の良さ』『スペックの高さ』『値段の安さ』でコスパが凄い!と、こちらもかなり売れています。まぁ、筆者も持ってるんですけどね。MibookAir。名前も丸パクリ。笑 実に素晴らしい動作をします。

このように、もはや総合ハードウェアメーカーになりつつある会社です。最近はSoc開発のQualcomm社とも仲が良く、最新Soc搭載スマートフォンをいち早く出す、など最先端メーカーとして注目される機会も増えています。

参考:XiaomiとKINGSOFT http://ascii.jp/elem/000/000/903/903852/

Xiaomiは何処の国で売られている?

image: http://www.mi.com/

世界5位のシェア率を持っているXiaomiスマートフォンですが、日本で売っていません。日本以外の国で爆発的に売れているということです。では、一体何処で販売されているのか?現在販売されている国を一覧にしてみました。

販売国一覧
中国・台湾・シンガポール・マレーシア・フィリピン・インド・インドネシア・ポーランド・ロシア・ウクライナ・ベトナム・メキシコ・韓国・エジプト・タイ・スペイン・アメリカ

これだけの国で販売されています。『えっこれだけ販売していて日本はないの?』と思うかもしれませんが、ないんです。中国・台湾・韓国・ロシアと日本を囲む国には販売されているのに、日本だけ置いてけぼりですよ。

確かに『最新スペックで激安のスマートフォン』より『とりあえず2年契約でiPhone』を買ってしまう日本に進出したところで儲からないのはわかりきっていますから、仕方ないのかもしれません。皆と同じものを選んでしまう国民性には勝てません。

そんな特殊なお国事情は置いておいたとしても、やはり国内で販売されないのは寂しい・・・。もっと激安Androidが流行って、Xiaomiが日本に興味を持ってくれることを祈るばかりです。Xiaomiはネット販売や、オリジナルショップ展開でスマホを販売しているので、彼らが興味を持ってくれないことにはどうしようもありません。

参考:Xiaomiの販売国 http://www.mi.com/en/

実は日本にも正規代理店がある?見つけました

image: http://www.tjc-jp.com/

さて、ここまで『Xiaomiスマートフォンは日本で売っていない』と言ってきましたが、実は代理店自体は存在するんです。2017年4月に代理店契約を結んだ『TJC株式会社』があります。ちゃんと検索でも出てきますよ。

ではなぜ、『Xiaomiスマートフォンは日本で売っていない』と言い続けるのか。答えは簡単で『周辺アクセサリしか売っていない』からです。数点のモバイルバッテリーやイヤフォンのみの販売であり、スマホケースすらありません。(※追記:スマートウォッチの販売を開始したようです。)

というわけで、やっぱりXiaomiスマートフォンは国内で買えないんです。これには『自社管理でスマートフォンを販売する』Xiaomiの経営方針も関係しているでしょう。売るなら、Xiaomi専門のショップを展開するということです。

今後も正規の代理店が日本でXiaomiスマホを販売する機会は恐らく無いでしょう。非常に残念ですが、Appleに代理店が無い(キャリア除く)のとほぼ同じです。欲しいなら、素直に国外輸入しましょう。送料を考えても安いです。

※個人輸入については次項に続きます。

参考:TJC株式会社 http://www.tjc-jp.com/

日本でXiaomiスマートフォンを買う方法

image:

では、具体的に日本でどうやって買うのか。もう皆さん知っていると思いますが、日本にも保証付きで送ってくれる中国系通販サイトを利用するのが一般的です。筆者はXiaomiノートパソコンとスマートフォンを買っていますが5日程度で届きます。

【Xiaomi mi6のレビュー】にも輸入の詳細と、主要4通販サイトを書きましたが、筆者はGEARBESTを使っています。恐らく日本では一番有名な中国系ガジェット通販サイトです。レビューや体験談も多く安心できます。

基本的にサイトは日本円に対応しており、ドル→円に為替変換等を考えなくてもいいので買いやすいです。発送時の住所登録に関しても、日本語住所と英語住所、両方記述する場所があり、万が一英語がめちゃくちゃな住所でも、なんとか届くでしょう。

以前はこのような円変換や日本語住所記述などもなかったので昔より本当に輸入が楽になったなぁと感じます。正直、今の輸入はちょっと難しいネットショッピング程度です。発送時の荷物追跡もありますし、ID管理されているので安心です。

参考:GEARBEST

総評 Xiaomiスマートフォンは国内でいつ発売される?

image: http://en.miui.com/

ここまで『結局いつ進出してくるの』という確信をついた話をしてこなかったのですが、結論から言うと、2018年内に日本で正式に販売される可能性はかなり低い、と言えるでしょう。待つより、中国から輸入することをオススメします。

しかし、発売される可能性が無いワケではないと思います。日本国内の需要が変わった時、Androidに需要が傾いた時、このタイミングがXiaomi日本進出のタイミングではないでしょうか。現状のiPhone絶対主義状態では厳しいでしょう。

もっと言うと、『24分割値引き』とかいうややこしいシステムが無くなったときが第2のチャンスかもしれません。『iPhoneは8万円する』という見方をするシステムになれば、対象的に値段を見て安いほうを選ぶユーザーが増えるでしょう。

いずれにしても、2020年までには何かしらの動きがあるのでは?と筆者は睨んでいます。間違ってたらごめんなさい。最後までありがとうございました。

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