シャドバ『ネメシス』新リーダーについての考察|致命的な3つの問題点

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2017年11月1日、シャドウバース公式にて『ネメシス』クラスの追加と新リーダー『ユアン』が発表されました。2016年6月のサービス開始以降から増えることのなかったリーダーが増えるのです。

今回の新リーダー追加についてはシャドバ全体のゲームバランスを大きく変えることになることが予想されるため、今後『NEXT』で起こりうる自体を考察してみました。

8リーダーによるゲームバランスの崩壊

今回の『ネメシス』クラスの追加によって、対戦を交えることになるリーダーの種類は8つになります。このため、ゲームバランスの維持がより難しくなることが予想されます。

要は考えなければならない相性が増えるため、運営は更に難しいカード調整を強いられることになります。

ただでさえ、現在の7リーダーで全909枚のカード構成でさえ、毎月カード修正がなされ、修正される度に他の強いデッキが目立つ→また来月修正、の繰り返しです。

このような状況が、もはやお決まりになっているのに、更に新クラスを追加するとなれば、ナーフや禁止カード、制限カードのオンパレードとなるでしょう。

これをある程度回避、リスク分散するために『ローテーション』を追加したのでしょうが、『アンリミテッド』は従来通りのシステムですので、解決策ではありません。

クラスの増加、カードの増加によってシャドウバースはさらなる『混沌・カオス』へと落ちることとなります。まさにカオスバースです。

  • ゲームバランスが崩壊する
  • ナーフ、禁止カード、制限カードが増える

『共鳴』効果 デッキ干渉はマズい?

※【共鳴】とは?
新クラス『ネメシス』の持つ能力。デッキの残り枚数が偶数状態の時に発動する能力のことを指す。

シャドウバースには『相手の手札、デッキに干渉するカード』や『自分のデッキに何かを加える』などデッキ干渉カードが非常に少ないです。

後者に関しては『サタン』や『神秘の指輪』のみであり、前者に関しては『マジカルガール・メルヴィ』や『ルーキーマジシャン・サミー』などのドローカードのみです。

このような『相手のデッキに干渉できる方法』がない状態で、『デッキ枚数に関係するクラス』が登場することになります。

今までのリーダーは、対ヴァンパイアなら『なるべくダメージを与えない、11でキープ』やドラゴンなら『なるべくPPブーストさせない』、ネクロマンサーなら『墓場を貯めさせない』などができました。

しかし、今回の【共鳴】は『なるべく共鳴させない』というプレイができるのでしょうか?相手のデッキに干渉できるカードは皆無ともいえる状態です。

このままでは、自分のデッキ枚数を調整しながら1コストアーティファクトを回しまくる『1人プレイバース』(いわゆる超越状態)になってしまうのではないか?と考えました。

しかし、この点はもちろん運営も考えている部分だと思います。対策を考えるでしょう。その結果、『相手のデッキに干渉するカード』が登場する可能性があります。

そして、相手のデッキに干渉するカードが登場した結果、「デッキ破壊(ミル)」という新しいジャンルが生まれるのではないか?という結論に達しました。

筆者が言いたい最大のポイントは、この『シャドウバースでデッキ破壊が可能になる』という点です。これができてしまうと、今までのゲームバランスが大きく崩れます。

元々、自分のデッキには干渉されないことが前提条件としてあるゲームが『シャドウバース』ですので、『サタン』や『イージス1枚差しアイテール』などが成り立つわけです。

破壊・消滅・大量ドロー等が可能になると、サタン(アポカリプス)デッキ等は恐らく無くなるでしょう。

この『デッキ破壊』という新しいジャンルを良しとするか悪しとするかは人によって考え方が違うと思いますが、私的には少し不安な要素です。

  • デッキに干渉するカードの登場
  • デッキ破壊 ジャンルが生まれる

2Pickがヤバイことになりそう

現在の2Pickのルール(システム)は、最新パックである3~6弾+一部のプライズカードのみが出現する状態で2枚一組を選ぶシステムです。

ランダムで登場するカードの種類が多いので、30枚デッキの強さがある程度バラバラ(運が悪いと弱かったり)になります。

では、カードの種類が少なくなったらどうなるでしょうか。過去の例として、第4弾開始当初は『3~4弾のカード+一部のプライズ』などのように枚数が少ないシステムでした。

この時期は、正直『ドラゴンでライブラすれば勝てる』みたいな状況でした。あくまでライブラ修正前の話ですが、2pick対戦の3人に2人はドラゴンみたいな状況が生まれていたのです。

ライトニングブラストはシルバーカードですし、カード枚数が少ない状況なので、1~3枚は確実に引ける状態でした。

そろそろ私が言いたい問題点が分かってきたと思いますが・・・。では、今回のネメシス追加の何が問題なのか?答えは『ネメシスのカード枚数が少ない』ということです。

現在、各リーダーの専用カード枚数は約百数十種類といったところ。これに第7弾で+10枚~20種類ほどされることになるでしょう。

そして、今回のネメシス新カードは多くても25種~40種程度ということが予想されます。(これでもかなりオーバーに見積もっていますが)

この状態で2Pickをやったらどうなるか。答えは選択種類が少ない(第7弾+プライズしかない)『ネメシス』の圧勝となるでしょう。

ネメシスのカードが全部弱かったらそのような自体にはなりませんが、待望の新リーダー追加に歓喜している人も多い中、各クラスに負けるようなカードは出さないでしょう。

そして、これを回避する為の策として、全リーダーの2Pick選択幅を『第7弾+プライズのみ』に絞るという手段があります。これなら、枚数の条件は同じです。

しかし、よく考えてください。この対策を行ってしまうと、選択種類数が少ないことによる『ライブラバース(悪化版)』の再来です。どうあがいても絶望ということです。

  • 2Pickはネメシス最強になるか
  • 調整が入ると『ライブラバース』の再来

結論 カオスバースNEXT

シャドウバースNEXT』アップデートはシャドウというよりは『カオス』に近いことになると予想できます。

新リーダーの追加、新パック、新ルールなど盛りだくさんな分、問題点も盛り沢山になることでしょう。しかし、それも含めて『カオス』を楽しむこともまた醍醐味です。

今回は、問題点というテーマで記事を執筆しましたが、筆者自身シャドウバースをとても楽しくプレイしている立場でもあるため、楽しみなことには違いありません。

問題の『ネメシス』もいち早くプレイしようと考えています。運営さんにはぜひ、第7弾のバランス調整を頑張ってもらいたいですね。

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