MMDモデルを8年触った筆者がお勧めする 人気の配布モデル20選

※Google推奨の「全自動広告表示」テスト中…表示量がヤバイ場合は右上の✕ボタンで遠慮なく本部に通報してください!
※当サイトの全てのページにはPRを含むリンクが掲載されています。

アプリ ソフトウェア

MMDとはMikuMikuDanceの略であり、樋口M氏が開発した3Dダンスモーション作成ツールです。現在では、公開から約9年か経ち、モデル数も非常に充実してきました。特に東方などは、MMDと非常に相性が良かったと言えるでしょう。

筆者もそんなMMDの魅力に取りつかれ、心を奪われた一人です。今回は、MMD歴8年の筆者がオススメする非常に高品質なモデルを紹介します。配布先(ダウンロード先)も記載しておりますので、すぐに使うことが可能です。

VOCALOID系列とその派生

2004年に初めてパッケージ版が発売された音声合成技術「VOCALOID」。その音声ごとのイメージキャラクター達はMMDのユーザーモデルとして一躍有名になりました。

現在でも様々な種類が発売されていますが、ほとんどの製品がユーザーによってMMDモデル化されています。VOCALOIDとMMDはもはや切っても切れない繋がりができていると言えるでしょう。

初音ミク

MMDといえば初音ミクでしょう。初回からソフトウェアに同梱されている、あにまさ式からはじまり、派生含め、現在までに100を超えるモデルが公開されています。多すぎて選べないという方も多いのではないでしょうか。

筆者のおすすめはAppearance Mikuです。他のモデルとは一線を画する可愛さ、上質な作りが魅力的な作品です。このモデルが無料で公開されているのが信じられないレベル。多くのMMDユーザー作品に登場しています。

他のモデルでいうと、Lat式ミク等もモデル自体が軽量に作られているのに、非常に可愛いことで有名です。PCスペックに余裕が無い方はこちらも選択肢に入るでしょう。

※参考動画 (Appearance Miku)

Appearance Miku

hatuneeemik.jpg

モデル名:Appearance Miku
製作者:ままま、アラン・スミシー
データ公開と配布先:http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im2703273

Lat式初音ミク

laatt.jpg

モデル名:Lat式ミクVer.2.31
製作者:Lat
データ公開と配布先:http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im3688289

重音テト

重音テトとは、元々はこの世に存在しない、商品もない架空のキャラクターでした。エイプリルフール企画で作られ、2chで盛り上がったことがきっかけで、音源が作られたり、パッケージが描かれたりするようになった結果、MMDでモデルが作られるほど知名度が上がりました。

現在ではその知名度から、クリプトンフューチャーメディアがライセンスを管理(委託)するようになりました。エイプリルフールネタが実現した良い一例ですね。過去にはイベントも積極的に行われていたようです。

筆者がイチオシする重音テトモデルは、あぴミク改変あぴテトISです。元々は前述のあぴミクのデータであり、それをテト風に改変したものになります。通常の服装と、和柄衣装がバージョンが同梱されています。本家同様非常に良くできた作りで、筆者も愛用しているモデルです。

※参考動画 (Appearance teto)

あぴテトIS

WS000001.jpg

モデル名:あぴミク改変あぴテトIS(Appearance Teto)
製作者:大葉真琴、犬風邪 (改変前:ままま アラン・スミシー)
データ公開と配布先:http://www.nicovideo.jp/watch/sm22550596

あぴテト サマー

apitetooo.jpg

モデル名:あぴテト サマーライト
製作者:リュヒルド アレン・ベルル (改変前:ままま アラン・スミシー)
データ公開と配布先:http://www.nicovideo.jp/watch/sm24498982

亞北ネル

こちらも製品が存在するわけではなく、インターネットユーザーによって作られたVOCALOIDの派生キャラです。亞北(あきた)ネルと読みます。登場してから9~10年ほど立つ歴史の長いキャラクターです。現在では、クリプトン社が公式にキャラクター認定しているようです。

発祥は2chから。元々初音ミクに対して工作をしていた人々をイメージして描かれたようです。しかしその後MMDでのオリジナル設定などが加わり、VOCALOIDキャラとして有名に。現在では発祥がネガティブなものであったことを知る人は少ないのではないでしょうか。

このキャラクターモデルも改変等数々の派生モデルが存在し、そのクオリティは非常に高いです。筆者のおすすめはTda式改変亞北ネルです。様々なクリエイターの改変が度々加わった合作とも言えるモデルであり、非常に丁寧に作られています。

もう少し幼い見た目が良い場合は、あぴミク改変の亞北ネルがおすすめです。こちらも海外のクリエイターさんが可愛く仕上げています。

Tda式改変亞北ネル

miggg.jpg

モデル名:Tda式改変亞北ネル・デフォ服 v0.73
製作者:tda/山本/金子卵黄/化身バレッタ/aga/マシシ/vk
データ公開と配布先:http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im6222344

あぴミク改変亞北ネル

smile (2).jpg

モデル名:あぴミク改変亞北ネル
製作者:RandomDraggon アレン・ベルル (改変前:ままま アラン・スミシー)
データ公開と配布先:http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im3332085

東方Project関連

東方Projectとは、上海アリス幻樂団の制作するシューティングゲームとその派生作品のことです。作品自体は1990年代から存在し、現在でもニコニコを中心に多くのファンに愛されている作品です。

このゲーム内に登場するキャラクターは、多くのユーザーによってMMD化されました。MMDが発展する大きな要因になった重要な作品と言えるでしょう。東方を題材にしたMMD作品は非常に多いです。

博麗霊夢

博麗神社の巫女という設定の東方Project主要キャラクターです。主に操作キャラクター(主人公)として扱われる機会が多いです。MMD内でも東方Projectモノでは主役として使われる機会が多いのではないでしょうか。

同じく操作キャラクターである、霧雨魔理沙とセットで登場させる作品も多く、MMD杯等のコンテストにも非常に多く登場するキャラクターです。主にゆっくりなどのボイスを当てることが多く、パロディ系のMMD作品でもよく見かけますね。

筆者のおすすめモデルはschwars式博麗霊夢です。全体的に作りが可愛く、よくできています。表情が豊かなので、表情、喋りが多いMMDドラマ等に使いやすいと思います。

他にも、フロマージュ式(少し幼い感じ)やにがもん式霊夢(全体的にアニメ調)も非常にお薦めです。3種とも特徴が違うので、必要な雰囲気に合わせてチョイスするとよろしいかと思います。

■schwars式博麗霊夢

aaedew.jpg

モデル名:博麗霊夢
製作者:schwars
データ公開と配布先:http://3d.nicovideo.jp/works/td1809

■フロマージュ式博麗霊夢

WS000001.jpg

モデル名:博麗霊夢
製作者:フロマージュ
データ公開と配布先:http://3d.nicovideo.jp/works/td26494

■にがもん式博麗霊夢

reimuuuaa.jpg

モデル名:博麗霊夢
製作者:にがもん しえら
データ公開と配布先:http://ch.nicovideo.jp/super_sierra/blomaga/ar109409

アリス マーガトロイド

こちらも東方Projectのキャラクターで、東方怪綺談(旧作東方最後の作品 1988年)が初登場です。当初は「アリス」という名前のみで登場しましたが、のちの東方妖々夢で再度登場した際に、アリス・マーガトロイドとなりました。

魔法の森に住んでいる魔法使いであり、MMDでも魔法使いとして登場する機会が多いです。また、人形遣いという設定もあり、その話も作中で登場するため、人形を扱うキャラとしての印象が濃いでしょう。

筆者のおすすめはにがもん式アリスです。東方MMDの中ではトップクラスに完成度が高く、スカート、フェイス等非常に丁寧な作りです。全体の印象としては、ややアニメ調といったところでしょうか。MMD杯の常連さんなので、一度は見かけたことがあるのではないでしょうか。

また、にがもん式の派生として、アリス・オルタナティブ(しえら式アリス)があり、こちらモデルとしてとても可愛く仕上げてあります。お好みでどうぞ。

※参考動画 (にがもん式アリス)

にがもん式アリス

2533092i.jpg

モデル名:アリス・マーガトロイド
製作者:にがもん/ nakao/ しえら
データ公開と配布先:http://ch.nicovideo.jp/super_sierra/blomaga/ar109409

しえら式アリス

ortutanaa.jpg

モデル名:アリス・オルタネティブ
製作者:しえら
データ公開と配布先:http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im5115062

艦隊これくしょん ~艦これ~ 関連

艦これとは、DMMが運営するシミュレーションゲームのことを指します。艦隊を女体化したキャラクターたちを育成するゲームと言えるでしょう。2013年にサービスが開始され、爆発的なヒットとなりました。当初はサーバの増強が追いつかず、ログイン制限などが実施されたほどの人気でした。

MMDおよびニコニコにおいてもその人気っぷりは凄まじく、多くのMMDユーザーモデルやパロディが生み出されました。のちにアニメ化するほど社会現象となったゲームタイトルです。

艦これの主な有名モデル

艦隊これくしょんは元々キャラクターが大量に存在することもあり、ユーザークリエイトのMMDモデルは100を超えます。初めて手を出す人は何処から手を出せば良いかわからなくなると思います。

もちろんお気に入りのキャラが居ればそれを探すのが一番ですが、とりあえず触ってみたい人向けに筆者が3つ、オススメのモデルを紹介します。

まずはおんだ式雪風です。少し幼く作られた見た目が非常に綺麗にできており、愛用しているMMDユーザーは多いのではないでしょうか。スカートの動きが綺麗なので、ゆったりとした踊りにマッチする素晴らしいモデルです。

cham氏の江風も非常に良いモデルです。少しアニメ調に寄ったデザインで、表情がとても豊かです。顔をアップにする作品に使うと相性が良いかもしれません。

3つ目はスッポン氏制作のプリンツ・オイゲンです。モデルはドイツの艦隊です。非常にクオリティが高く、もっと有名になっても良いのではないか、と感じた一品です。

参考動画 (雪風)

おんだ式雪風

yukkiaa.jpg

モデル名:雪風
製作者:おんだ
データ公開と配布先:http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im3510603

cham式江風

WS000003.jpg

モデル名:江風
製作者:cham
データ公開と配布先:http://www.nicovideo.jp/watch/sm29129450

すっぽん式プリンツ・オイゲン

oigennn.jpg

モデル名:プリンツ・オイゲン
製作者:すっぽん
データ公開と配布先:http://3d.nicovideo.jp/works/td24906

MMDユーザーのオリジナルキャラクター

MMDには多くのオリジナルキャラクターが存在します。中にはユーザーが個人で創造、制作したモデルにもかかわらず、異様にクオリティの高い作品が存在します。

今回はそんなクオリティの高いユーザーオリジナルモデルを数点紹介致します。

かにひら氏のオリジナルキャラ

5年以上も前から存在する、かにひら氏企画、制作(一部除く)のオリジナルキャラクターです。キャラクターをダウンロードすると、高品質なステージもセットで付属します。どのキャラクターも質感が非常に可愛いです。

特にレアに関しては、MMD界でも非常によく使われたモデルなのではないでしょうか。公開当時(2009年)はそのクオリティの高さに誰もが一度は使用したくなるキャラクター代表だったように記憶しています。現在でも幅広く使われている高品質なモデルです。

ステージ、モデル共に販売しても買う人が多々いるレベルのクオリティでありながら、全て無料で使用可能というユーザーライクなクリエイター作品です。一度触ってみてはいかがでしょうか。

※参考動画 (レア うさうさ マリエル)

うさうさ

usausaaaaaa.jpg

モデル名:うさうさ
製作者:かにひら (変換 ehehe氏他)
データ公開と配布先:http://www.nicovideo.jp/watch/sm8231536

レア

reaaaaaaa.jpg

モデル名:レア
製作者:かにひら
データ公開と配布先:http://www.nicovideo.jp/watch/sm8695572

マリエル

marieruu.jpg

モデル名:マリエル
製作者:かにひら
データ公開と配布先:http://www.nicovideo.jp/watch/sm13760761

お茶の水上のオリジナルキャラ

創業140年のお茶の水上さんが提供しているオリジナルのMMDモデルです。公式サイトからダウンロードでき、商用利用も相談次第では対応してもらえるようです。本職はお茶屋さんのようです。インターネットでも茶葉等を購入することができます。

公式HPでは、上記画像のようなキャラクター4モデルが公開されているのですが、どのモデルも、アニメ調、ローポリ、ハイポリ、FBX形式など様々なバージョンが同梱されており、非常に作りが細かいです。配布モデルが豪華すぎて、こっちが本職でいいのではないかと思えてきます。

MMD界ではあまり有名ではないのが非常に残念ですが、モデルの出来は本当に素晴らしく、全て無料で公開されているので、一度触ってみてください。公式サイトから直接ダウンロード可能です。

※参考動画 (ふちゃきち)

ふちゃきち

saasdfff.png

モデル名:ふちゃきち
製作者:お茶の水上
データ公開と配布先:http://mizu-cha.sakura.ne.jp/husakiti/

神楽

kaguaaa.jpg

モデル名:神楽
製作者:お茶の水上
データ公開と配布先:http://mizu-cha.sakura.ne.jp/husakiti/

有子

yuukonnn.jpg

モデル名:有子
製作者:お茶の水上
データ公開と配布先:http://mizu-cha.sakura.ne.jp/husakiti/

総評 MMDの可能性は無限大

如何だったでしょうか。MikuMikuDance向けに配布されている無料のモデルには驚くほど高品質なモデルが大量に存在します。これは、日本国外ではありえないレベルのクオリティです。

そのような恵まれた環境にいるのですから、使わないのは絶対に損です。ダンスムービーはもちろん、ドラマや紙芝居を作ってもいいでしょう。筆者も上記で紹介したモデルは特に使用頻度が高いです。

MMDモデルは現在も日々新しいものが登場しています。オススメできるモデルが配布開始された際には、改めてここに追記しようと思います。

VRノベルゲーム『Project LUX』本格レビュー|近未来SFなVRアニメ
VRノベルゲーム『Project LUX』を徹底的に遊び尽くしたレビューとなります。プレイに支障が無い程度のネタバレ要素を含みます。本作はLUXとエージェントの出会いを追体験するというワクワク展開が魅力的な長編VRアニメーション作品です。
バーチャルYouTuberが流行ったワケ:本当の”起爆剤”はストロングの人じゃない?
なぜ、バーチャルYouTuberは流行ったのか?大きな要因に『輝夜月』さんを挙げる人は多いですが、実際はそうじゃない。今回の大ヒットに大きく関わった、最も重要なものは”あの”メディアだと思うのです。今回は、そんなVYを1年前から見てきた筆者の考察です。