GTX1060,GTX1070,GTX1080の性能比較・検証・ベンチマーク等

2016年07月10日
カテゴリ > パソコン ハードウェア

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6月に発売されたNVIDIA GeForce GTX-1070,1080そして、7月19日に発売されたGTX-1060のそれぞれ特徴と検証、前モデルとの比較(ベンチや消費電力など)です。

電力効率が大幅に改善したとのことですが、実際のところどうなのしょうか。検証していきたいと思います。

※7/20 8/1 追記あり

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GTX,1060 1070 1080のスペック検証

GIGABYTE ビデオカード GEFORCE GTX 1070搭載 オーバークロックモデル GV-N1070WF2OC-8GD

詳細スペック情報

GTX1060

インターフェース:PCI Express 3.0
アーキテクチャ:Pascal
コア数:1280
メモリクロック:8000MHz
メモリ:6GB GDDR5
メモリインターフェース:192bit
GPUベースクロック:1506MHz
GPUブースト時: 1708MHz
TDP: 120w
推奨電源: 400w以上
補助電源コネクタ: 6PIN

その他: OpenGL4.5,DirectX12,VR Ready搭載,G-SYNC,GPU Boost3.0,SLI非対応


GTX1070

インターフェース:PCI Express 3.0
アーキテクチャ:Pascal
コア数:1920
メモリクロック:8000MHz
メモリ:8GB GDDR5
メモリインターフェース:256bit
GPUベースクロック:1506Mhz
GPUブースト時:1683MHz
TDP:150w
推奨電源:500w以上
補助電源コネクタ: 8PIN

その他: OpenGL4.5,DirectX12,VR Ready搭載,G-SYNC,GPU Boost3.0,SLI対応


GTX1080

インターフェース:PCI Express 3.0
アーキテクチャ:Pascal
コア数:2560
メモリクロック:10000MHz
メモリ:8GB GDDR5
メモリインターフェース:256bit
GPUベースクロック:1607Mhz
GPUブースト時:1733Mhz
TDP:180w
推奨電源:500w以上
補助電源コネクタ: 8PIN

その他: OpenGL4.5,DirectX12,VR Ready搭載,G-SYNC,GPU Boost3.0,SLI対応

旧機種(モデル)と比較して

ASUSTek NVIDIA GeForce GTX1070搭載ビデオカード メモリ8GB GTX1070-8G

上記が3種のスペックになりますが、旧機種の性能と比較すると以下のようになります。

・GTX1060は、GTX980と同等の性能
・GTX1070は、GTX980Tiと同等の性能
・GTX1080は、GTXTITAN Zを超える性能

※データ参照元
arstechnica: http://arstechnica.com/gadgets/2016/07/nvidia-gtx-1060-specs-price-release-date/
ASCII: http://ascii.jp/elem/000/001/169/1169850/
一昔前のデジタル世代: http://matari23.blog.fc2.com/blog-entry-1177.html

1060は120wのTDPでGTX980と同等の力を出せるとのことですから、かなりのワットパフォーマンスが期待できるでしょう。お値段も249ドルとのことなので、現在最安値が46000円ほどのGTX980が売れなくなってしまうかも知れませんね。

1070は非常にバランスの取れた優秀モデルです。TDPを150wに抑えながらGTX980Tiと同等の性能を持っています。その上で日本価格の最安値が54000円程度です。(海外Amazon.comでは429ドルぐらいでした。)これは非常にコストパフォーマンスが良いです。

さらにワットパフォーマンスも非常に良く、この程度のスペックがあれば大抵のゲームは最高画質で遊べるでしょう。といっても、このあたりのスペックを求めるユーザーはVRが主な目的だったりします。

1080は180WのTDPながらTITAN Zを超えるモンスターグラボです。TITAN ZがTDP375Wですから、半分以下の電力で性能を引き出していますね。これは凄い技術の進歩です。しかしお値段も10万クラスのモンスターです。

ここまでの性能を求めるユーザーは現在ではほとんどいないのではないでしょうか。ハイエンドPCを求めるにしても、1070辺りがバランス的にもベストな気がします。

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GTX,1070 1080のベンチマーク情報

3DMark v2.0.67

3dmark-new-cb-min.png

3DMarkにおけるベンチマーク結果は以下の通りとなります。

20160710-153359.jpg

20160710-153900.jpg

参照元:ASCII http://ascii.jp/elem/000/001/169/1169850/index-2.html

上記を見るとわかるように、GTX1070,1080共に旧モデルのGTX980.970のスコアを大幅に上回っています。

GTX1070のFire Strike Ultraのスコアが4252と、GTX980Tiの4429を少し下回っていますが、これは検証に使われたGTX980TiがOC版であるからでしょう。実際は同程度のスコアになるものと思われます。

また、この検証結果で注目したいポイントがPC全体の消費電力量です。高負荷時のGTX1070の消費電力は206wです。これは、同程度の性能と言われるGTX980Tiの322wを大幅に下回っています。これは節電にも大きく影響しますが、電力使用量の低下による発熱量の低下により、熱対策にも大きく貢献するでしょう。

GTX1080も過去最高のスペックを持ちながら電力消費は246wに抑えられており、非常にワットパフォーマンスの高いモデルであると言えます。

Fallout4

maxresdefault.jpg

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参照元:4Gamer http://www.4gamer.net/games/251/G025177/20160528005/

実際のゲームのベンチマーク結果です。Fallout4ですが、やはり1080は抜きん出て高いパフォーマンスを記録しています。モンスタークラスですね。4kでも60fpsは維持できそうです。

気になったのが、先ほどのベンチでは大差ないだろうと思っていたGTX1070とGTX980Tiに少し差がでたことです。1070のほうが目に見えて高い数値を記録しています。これはいい結果ですね。またしても1070のパフォーマンスの高さが出てしまいました。

また、より高画質を求めるほど、1070と1080の数値差は開くような気がします。本当に最高の画質を求めるなら、1080も選択肢に入るでしょう。

FF14 蒼天のイシュガルド

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参照元:4Gamer http://www.4gamer.net/games/251/G025177/20160528005/

やはり最高品質では、GTX1080が抜きん出て高いパフォーマンスを発揮しています。1070もそれに続く高パフォーマンスです。

やはり、実際のゲームのベンチマークとなると1070は980Tiよりも高いスコアを記録するようです。最高品質でもこれだけのスコアでるので、シビアな操作も安定してこなせるでしょう。

DQ10 PSO2 モンスターハンターなど

monhan.jpg

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参照元:ドスパラ http://review.dospara.co.jp/archives/52166141.html

上記はベンチマーク専用ソフトでの計測結果です。

最近の3Dゲームとしては比較的軽いドラクエ10程度であれば、GTX1070でも4k解像度でのプレイは快適にできるようです。スコアにあまり変化がありません。

一方、モンハンのほうは4k出力をするとかなりスコアが下がるようです。しかし、10,000以上のスコアは出ていますので、それほどシビアにプレイしない場合は十分快適と言えるでしょう。

GTX 1060のベンチマーク情報

3DMark

20160711-125159.jpg

20160711-125210.jpg

参照元:guru3d.com http://www.guru3d.com/news-story/nvidia-geforce-gtx-1060-6-gb-3dmark-performance-leaked.html

GTX1060をいち早く入手した方が海外にいたようです。このFire Strikeベンチマークスコアでは、13215という数値を記録しています。GTX980が、大体13300〜13400ぐらいなので、ほぼ同等の性能を持っていると考えて良さそうです。

この情報が正しく、本当にGTX980と同等の性能があるとすると、かなりのコストパフォーマンス、ワットパフォーマンスが期待できるでしょう。

GTX1070,1080の同じベンチマークの結果が、15307、17371となっているので、これに比べるとさすがに劣りますが、モデルナンバーとしては順当と言えるでしょう。

7/20追記:

20160720-234628.jpg
参照元: 4gamer http://www.4gamer.net/games/251/G025177/20160718008/

発売後のベンチマーク情報です。やはり比較対象のGTX980と並ぶ性能のようです。また、より最適化されてるであろうDirectX12モードでのベンチマークは、GTX1060のほうが980より数値を僅かに上回っています。

上記の事から、最新のゲームであればあるほど、GTX1060のほうが良いスコアを出しやすいと言えるでしょう。

FF14 蒼天のイシュガルド

8/1追記

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参照元:ASCII http://ascii.jp/elem/000/001/195/1195893/index-2.html

追記でファイナルファンタジー14イシュガルドのベンチマーク情報です。最高品質でのベンチ結果ですが、上記のGTX980はOC版となります。

GTX1060のスコアはGTX970のスコアをはっきりと上回っています。これは素晴らしいパフォーマンスです。GTX980OCには少し及ばずといったところでしょうか。やはりGTX980ノーマルと同等と捉えて良いのではないでしょうか。

GTX1060の現在の日本代理店価格は35000円ほどですが、GTX980を買うよりは安いです。コストパフォーマンスの面を考えるとかなり優秀なモデルでしょう。

総評 今回のまとめ

ZOTAC GeForce GTX1080 Founder edition グラフィックスボード VD6048 ZTGTX1080-8GD5XFE001/ZT-P10800A-10P

今回発表、発売された3機種は、全体的に非常にワットパフォーマンスが高い製品と言えるでしょう。1060は120wで980と同程度というのもかなり魅力的です。

そしてコストパフォーマンスも非常に高いです。1060は249ドル,1070は450ドル程度と今までの同性能グラボと比較すると非常に安価で購入できます。

また、今回のモデルで意識されているポイントは、VRへの対応を大きく謳っていることでしょう。全ての機種にVR Readyというシステムが搭載されており、VRシステムを運用する際に最大のパフォーマンスを発揮できるようになっています。

1060においては「全てのユーザーに安価にVRがプレイできる環境を提供する」といったようなニュアンスの発表もあり、同機種がVRに対応するコスパ重視なグラボとして発売することも伺えます。

用途別おすすめモデル

GTX1060 (3Dmarkスコア 13215)

・なるべく安価にハイスペックゲーミングPCを構成したい人向け。(250ドル)
・VRは大体快適に動く。(ごく一部の高負荷VRではちょっと残像感でる可能性あり)
・唯一の6PINモデル,120wなので電源容量に不安がある人、省電力、低発熱にしたい人向け。

GTX1070 (3Dmarkスコア 15307)

・非常にバランスがいいので迷ったらコレ。大抵のものは快適(450ドル)
・VRは超快適。高負荷時でも85fps程度は維持する。現状のアプリなら大抵はカバーできる。

GTX1080 (3Dmarkスコア 17371)

・現状の最高品質をプレイしたい人向け。4K画質でゲームしないと気がすまない人向け。
・VRは全く問題なし。今後数年は余裕で戦えるはず。
・電源にある程度余裕がある人向け。

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Posted by at 2016年07月22日 06:11
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