Atom X5-Z8300とZ3735Fの比較と検証。ベンチマークなど。

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Atomの最新型である第4世代のAirmont x-5 Z8300と、第3世代の旧型普及モデル Z3735Fの比較と検証の記事です。

内蔵グラフィックや、単純なシングルコア性能などを測ります。

筆者も両方の機体を所持していたため、それを踏まえての検証となります。

今回は、CPUBOSSさんなどを参考に作成致しました。

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次世代CPU Cherry Trailと旧世代のBay Trail

microchip-23313_1280.jpg

先日、このような記事を投稿しました。

ASUSから2016年の3月に発売された、VivoBook L200HA-FD0022Tの実機批評になります。 このモデルはサイズ11.6インチ、重量980gのコンパクトノートPCです。 佐川急便で先日やっと届いたので、早速レビューに入りたいと思います。 R209HAとの違いなどにも触れていますのでどうぞ。
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2014年末に発売した、エイサー発の10.1インチキーボード付きタブレット。 使用歴1年以上。今も使っている良機種なのでレビューで…
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L200HAは、Intel AtomCPUの最新型である、14nmプロセスで製造されたCherry TrailのX5-Z8300です。

対して、switch10は以前の普及型CPUであるZ3735Fです。

グラフィックの大幅な改善が見られたことは、以前にも記載、ベンチマークしましたが、

今回は2つのCPUの、より具体的な性能差を調べてみました。

Z8300 Z3735Fの比較検証

GeekBench3

20160410-125305.jpg

今回は、CPUBOSSさんを参考にさせていただきました。
http://cpuboss.com/cpus/Intel-Atom-x5-x5-Z8300-vs-Intel-Atom-Z3735F

20160410-125518.jpg

まずは、シングルコアの計測とマルチコアの計測です。

ベンチマークソフトウェアはGeekBench3を使用しているようです。

マルチコアでは、X5-Z8300が2187、Z3735Fが2148でわずかにZ8300の勝利。

ギリギリですね。ほぼ性能差はないと思ったほうがいいかもしれません。

シングルコアでは、x5-Z8300が761、Z3735Fが778

なんと、旧世代の格安CPUZ3735Fがわずかに勝ってしまいました。

しかし、どちらかというとゲームグラフィックのベンチで使われる、3D Mark 06のCPU計測では、

Z8300が1691、Z3735Fが1164とZ8300の圧勝です。

やはり、グラフィックに関わる部分では性能を発揮するようです。

逆に言うと、単純なCPUの性能は少し抑えられていて、その余力をGPUに割り振られているように感じます。

Passmark8 3DMark

20160410-130735.jpg

お次は、CNXSoftさんのベンチマーク結果です。
http://www.cnx-software.com/2015/08/23/intel-atom-z3735f-vs-atom-x5-z8300-benchmarks-comparison/

ソフトウェアは、Passmark8と3DMarkを使っているようです。

PassMarkでは、ほとんどのベンチがz8300が有利な結果となっていますが、

中でも3Dグラフィックススコアが約1.9倍の性能に上がっています。やはりグラフィックは強い。

それとは対象的に、2Dグラフィックのほうの性能は1.02倍と、ほぼ変わらない数値です。

今回のモデルチェンジでは、2Dグラの性能はあまり進化していないようです。

また、先ほどのGeekBench3では若干負けてしまったCPU性能では、Z8300が約1.6倍差の圧勝でした。

ベンチマークソフトにより差が見られるようですが、私が使用している体感では、このぐらいな適正な気がします。

一方GPUの性能を測る3DMarkでは、Z8300が1.4~2.0倍と良スコアを記録しています。

特に3D性能に大きく左右されるSky Diverでのベンチマークでは、実に2倍の性能差が計測されました。

ここまで差が開くと、モデルチェンジの効果が体感できるのではないかと思います。

モンスターハンターフロンティア 大討伐

20160519-171934.jpg
Z3735F (参照元:プロトタイプさんベンチマーク)
http://ykr.ykr414.com/2015/01/06/diginnos-dg-d08iwb-32gb-review02/

20160414-171654.jpg
Z8300 (筆者所有のL200HA)

上がドスパラさんのdiginnos-dg-d08iwb-32gb、下が筆者所有のL200HAのベンチ結果です。

diginnosは1280×800のフルスクリーンモード、筆者は1280×720のウィンドウモードです。

少し環境が違いますが、大体同じ環境かと思います。

Z3735Fがスコア685、Z8300がスコア985です。

数値で見ると結構な差が開いています。やはりグラフィック面は強い。

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ドラゴンクエストⅩ

20160519-172931.jpg
Z3735F (参照元:プロトタイプさんベンチマーク)
http://ykr.ykr414.com/2015/01/06/diginnos-dg-d08iwb-32gb-review02/

20160403-174252.jpg
Z8300 (筆者所有のL200HA)

同じくプロトタイプさんからの引用と筆者所有の実機からの比較です。

筆者はフルスクリーン、プロトタイプさんはウィンドウモードでの差はありますが、差は、1088と2010と約2倍近い差が開いています。

テスト環境の違いを考慮しても、かなりの差が開いています。

バイオハザード6

20160604-131209.jpg
Z3735F (参照元:プロトタイプさんベンチマーク)
http://ykr.ykr414.com/2015/01/06/diginnos-dg-d08iwb-32gb-review02/

20160604-141412.jpg
Z8300 筆者所有PC(L200HA)

こちらはCAPCOMのバイオハザード6のベンチマーク結果になります。

Z3735Fが627、Z8300が688と、あまり差は見受けられませんでした。

動作基準ランクもDランクで動作困難な判定です。高スペックが必要なゲームでは、動作が快適になるといったことはないのかもしれません。

バイオ6やりたい方は要注意です。

総評 今回のモデルチェンジの結果

2014年~2015年に爆発的に普及したCPU Z3735Fですが、時代は変わりつつあり、少しずつX5やX7のモデルに低価格帯タブレットも移行しつつあります。

今回のモデルチェンジにおいてはっきりと言えることは、グラフィックスの大幅向上であるといえるでしょう。

CPUパワー自体は大幅にスコアがアップするといった変化はなく、大体据え置きのようです。

消費電力もさほど変わらず、プロセスを短くすることでより高性能なAtomに仕上がっています。

もはや、シングルコアだった頃のAtomは過去のものですね。

Atomプロセッサーに関連する記事

2016年4月、Intelがプロセッサの構造改革を進めることを発表しました。 これは、PC市場での厳しい情勢が関係しているとのことですが、具体的には、スマートフォンやタブレット向けの製品を大幅に規模縮小するようです。 これにより、次世代Atomの製造が間接的にキャンセルされているようです。 今後は、CeleronやPentiumがその代わりとなるかもしれません。
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